暁のヨナ・第185話のネタバレと感想|花とゆめ2号

花とゆめ2号に掲載されている「暁のヨナ」の最新185話のネタバレ・感想をまとめました。

ミンスの帰りをまつヨナのもとへとやってきたのはなんとスウォン…！？図らずも因縁の関係となってしまっている二人は何を語らうのでしょうか…。

暁のヨナ第185話のネタバレ

スウォン以外の元へとグルファンが降り立ったことに周りの人たちは驚きを隠せませんでした。

ハクはグルファンと親しげな様子です。 ハクとスウォンがまだ仲むつまじかった幼少期に、グルファンとともに触れ合っていたのをジェド将軍は知っていました。

そしてハクは自らの信念を語ります。

「ここで俺がスウォンに口先の忠誠を誓っても何の意味もない。 だが、姫さんはあんたらと同盟を結ぶと決めた。 覚悟をもって緋龍城に戻ってきたんだ。 主君の誓いを俺が一方的には反語にはしねぇ。」

この言葉にジェド将軍は剣を治めます。 ハクという男の危険性は危惧するものの、先の言葉に嘘はないという判断でした。

 

ハクは傍にいたラパ兵士に“イル陛下暗殺の夜”について尋ねます。 本当にイル陛下が兄であるユホンを殺したのか否か…。

 

ラパ兵士は、自分はそれを直接目撃したわけではなくケイシュク参謀からそう伝え聞いたとのことです。

さらに、あの夜の反乱は全てが「復讐」によって成されたものではなく、様々な思いや画策の集約によりスウォンを高華国の王にする為の反乱となったと話します。

それを聞いたハクはどうも煮えたぎらない思いです。

 

 

一方、先ほどのハクとのやりとりをスウォンに報告しにきたジェド将軍。

そこでスウォンは眼下で雑用の任に明け暮れるハクの姿を目にします。 思わずしゃがみこんだスウォンは一言「なにやってんの…」と頭をかかえ、ジェド将軍に判断を任せて行ってしまいます。

ハクが関わると少し人間らしい表情と反応をみせるスウォンなのでした。

 

 

夜になり―――。 部屋でたった一人、ヨナはミンスの帰りを待っていました。

物音がしたのでミンスかと思ったヨナが駆け寄ると、そこにいたのは何とスウォンです。 何やら具合が悪い様子で、汗だくになり苦しそうに息をあげています。

とりあえずなんとか寝床に運んだヨナですが…一瞬、父親が殺されたあの夜のことを思い出してしまいます。

 

父を一突きにしたあの冷徹な瞳と、目の前で苦しむスウォンが重なります。

しかし次の瞬間、ヨナはスウォンを抱きしめながら涙していました…。

「鎮まれ…鎮まれ…鎮まれ…」

その言葉はスウォンの苦しみに向けてでしょうか、はたまた自身の胸の内に眠る猛々しい思いに対してなのでしょうか…。

 

朦朧とする意識の中スウォンはヨナの姿をとらえますが、優しく抱きしめられていることから「これは夢か」と認識してしまいます。

そして夢なら彼女と少しだけ話しても許されるだろう…と口を開くのでした。

暁のヨナ第185話の感想

ハク、スウォン共に幼少期の仲睦まじかった頃へ思いを馳せる回となりました。涙なしでは読み進められませんね…。

最後のシーンで「鎮まれ…鎮まれ…」とスウォンをなだめるヨナでしたが、私にはヨナが自身の中に眠る復讐心に対しても同時に言い聞かせているように感じました。

次号ではヨナとスウォンが一体何を語り合うのでしょうか…目が離せませんね…！

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