失恋未遂・第124話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「失恋未遂」第124話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

失恋未遂・第124話のネタバレ

センター試験がついに終わりました。 泉の仕事もこれで大きな節目を迎えたことになります！

 

しかし、生徒たちの自己採点を見ると…どうやら泉が受け持っていた国語だけ平均点が低いようです…。

泉はこのことで室長に呼び出されてしまいます。

他の先生たちの前で、大声で怒鳴りつけられながら叱られる泉…。 お前1年何やってた！ 生徒一人一人に自分が力不足だったと謝れ！

挙句の果てにはお前なんか働いている意味がないとまで言われる始末…。

あちゃ～ボロボロに言われちゃいましたね…。 こんなの私なら立ち治れません…。

泉は絞るような声で謝罪し、頭を下げます。 その表情は今にも泣きだしてしまいそうでした。

 

家に帰ってから―――。

泉はベランダへ出て、室長に言われた言葉を思い出していました。 働いている意味がない…その言葉が泉の胸に深く深く突き刺さります。

我慢していた涙がこらえきれずにボロボロと流れ落ちていきます。 もしかしたら私はこの仕事向いていないのかな…泉の心は自己否定でいっぱいになってしまいました。

我慢しようとしても込み上げてくる嗚咽。 ふぐっ…うぐっ…という泣き声。

それを聞いて隣のベランダから、時峰の声が…。 かわいくない泣き方だね…そう言いながら、彼はこちらを柔らかい表情で眺めていました。

時峰は泉に、こっちの部屋へ来るように言います。

しかし今日は火曜日です…約束は水曜日だけのはず。

泉がそれを言うと、今日は特別だといって時峰は微笑んでくれました。

 

時峰の部屋へ行くと、彼はすぐに泉を抱き締めてくれました。

落ち着くまで泣いていい。 そう言いながら泉を慰めてくれます。

ひとしきり泣いた後、二人はソファへ。

そこで時峰はこんなことを語り出しました。 先生の言葉で覚えているのがある。 “自分に対して頑張れじゃなく、頑張ってるねといってやれ”

それは、頑張れと言われ続けて疲れた生徒たちに、かつて泉が発してくれた言葉でした。

その言葉は、学生時代の時峰を励まし、今日に至るまで心に残る名言となっていたのです―――。

 

 

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失恋未遂・第124話の感想

「働く意味がない」ってパワハラ！？モラハラ！？ひどい上司だと思うんですが！ 泉も泉でこんな職場とっととやめてしまえばいいのに！ センター試験って確かに毎年教科ごとに微妙に難しかったりして点数に差がでたりするじゃないですか。 それが今回たまたま国語だけ難しかっただけかもしれないのに…。

まぁ確かに勉強の教え方に関しては上手い下手があるかもしれません。 しかし、勉強に疲れた学生たちに投げかけた泉の言葉が、学生たちの心に救いとなって染み入ったのならば…決して「教師として働いている意味がない」なんてことないと思うんですよね。

現に教師としての泉の言葉が嬉しかったと話す元生徒が目の前にいるのですから…。

泉はもっと自信をもってほしいです。 あのパワハラ室長なんかに負けてほしくない…！