執事・黒星は傅かない・最新31話のネタバレと感想｜花とゆめ4号

2021年1月20日発売の「花とゆめ」4号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第31話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

執事・黒星は傅かない・第31話のネタバレ

黒星からの怒りのメッセージを受けて邸に帰宅した紫とスティーヴン。 不機嫌そうな黒星が2人を玄関で出迎えます。

スティーヴンの頭に乗った花冠をじっと見つめる黒星。

スティーヴンは紫が誕生日プレゼントに編んでくれたんですよ！と説明しましたが、黒星は別に聞いていませんと据わった目で答えました。

紫の目には黒星がどう見ても怒っているように見えます。 黙って邸を出てきてしまったことを怒っているに違いない…そう考えた紫は弁明しようと言葉を探すのですが…。 ツカツカと紫の前に歩いてきた黒星は、彼女の耳元でお元気になられたようで何よりですと言葉をかけ、微笑んでくれました。

自分の小さな心の変化も、黒星にはいとも簡単に見透かされてしまう…紫はあらためてそう思いました。

彼の服の端を掴み、素直に昨日の暴言を謝罪する紫です。 “黒星もおじいさまも私の為に考えてしてくれたことだったのに、酷いことを言ってしまってごめんなさい。”

黒星もまた、自分こそ紫の気持ちを無視する形で勝手に事を進めてしまったことを猛省していると深く頭を下げてきました。

そこへおじいさままでもがやってきて、3人は晴れて和解することに。 抱き合い、肩を撫で合う3人の姿を、スティーヴンはヤレヤレといった顔で見つめていました。

しかしその瞳の奥にはどことなく意味ありげな感情が浮かんでいるようにも見えます。

 

その晩、皆でそろって夕食を取った後のこと―――。

いつもはひとりで夕食を食べるというスティーヴン。 おじいさまはだからそろそろ食事を共にする相手を見つけろといっているのにと小言を垂れてきました。

なんとスティーヴンはその小言に、紫が毎日一緒に夕食を食べてくれたらきっと美味しいでしょうねと彼女に向かって微笑んできたのです！

[chat face="piso20191230144045.png" name="めめこ" align="left" border="none" bg="red"] なんと！…スティーヴンは紫のことを本気で気に入ってしまったのです…！

しかし口説かれていると気付かないウブな紫は、スティーヴンの期待とは違う返答を返してきます。

 

その晩…スティーヴンは黒星に対して、紫を伯爵夫人として迎えられたら自分はとても嬉しい…もしそうなったときは黒星を執事としてこの邸に招きたいと挑発的なことを言い出してきます。

スティーヴンに煽られた黒星は…翌朝、紫の部屋を訪れました。 こんなにも落ち着かない気持ちだというのに、明日にはもう紫は日本へ帰ってしまうのです。

遠く離れてしまうことに寂しさと不安を抱いているのは、決して紫だけではありません。 黒星は紫に、不安なのは私のほうです…と告げて彼女を後ろから抱きしめ、部屋の扉を静かに閉めるのでした―――。

 

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執事・黒星は傅かない・第31話の感想

まさかのスティーヴンVS黒星！ しかもスティーヴンから提案されたのは、自分と紫が愛し合う邸で執事として働かないかというとんでもない話でした！ 黒星に一途な紫のことなので、ステーヴンが臨むような展開にはならないとは思うのですが、なんだかそのシチュエーションもそれはそれで個人的にはちょっとグッときてしまいますね…！（笑） 嫉妬に苦しむ黒星の姿がもっと見てみたいです（笑）

おじいさまはどうやら黒星よりも由緒正しく安定した地位と財産があるスティーヴンのほうが婿としてはふさわしいと考えているみたい…。 本気かどうかはわかりませんが…おじいさまも結局は紫の気持ちを第一に考えるタイプですからね。

なんだかどことなくスティーヴンも、心の底では「叶わぬ恋」だと理解しているような気がしないでもありません。

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花とゆめ ネタバレ・感想 執事・黒星は傅かない

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