執事・黒星は傅かない・最新34話のネタバレと感想｜花とゆめ8号

2021年3月19日発売の「花とゆめ」8号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第34話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

執事・黒星は傅かない・第34話のネタバレ

“黒星さんと仲良くなる方法を教えてほしい” 必死な様子でそう言って紫の前に現れたのは、見かけたことのない美少年でした。

彼は丁寧に自己紹介をしてきます。 少年はこの邸の下働きで、見習い執事なのだそう。 黒星のような完璧な執事に憧れを抱いているようです。

しかも聞けば彼の名前はマリウス・フェリス。 「フェリス」は黒星の父親のファミリーネームです。

つまり、目の前の美少年はなんと…！黒星の弟だったのでした！

その割には髪質も雰囲気もまったく似ていない二人。

紫が驚いていると、そこへ険しい表情の黒星がやってきました。

とたんにマリウスは“黒星お兄さま！”と瞳を輝かせます。 彼はそのまま黒星の足にしがみつき、興奮から息を切らしながら兄さまに会えない日々は地獄のような時間でした！と縋りついて来ます。

その様子を見て紫は、やっぱり似ているかも…と思い直すのでした。

紫は熱心に兄を慕うマリウスに協力してやりたいと考えるようになります。

マリウスは心の底から黒星のことを慕っているようですが、黒星はそんなマリウスになぜか冷たい態度をとります。

紫はそんな黒星の態度を不思議に思いました。

しかし後にスティーヴンから黒星の態度の違和感についてその理由を聞かされることに。

なんと二人は異母兄弟だったのです。 オリヴァーが黒星の母・響子と別れたのちに新しく迎え入れられた妻との子供がマリウスでした。 幼少期…母親が全てだった黒星にとって、マリウスという存在は心穏やかにいられるものではありませんでした。

紫はそれを聞いて、マリウスと黒星の仲をとりもとうと考えた自分を恥じます。 余計なことをしてしまったかもしれないと話す紫に、スティーヴンはこう話しました。

“あの二人のことは気になりつつどうしたらいいか考えあぐねていた…彼らに介入できるのは紫くらいしかいない。黒星を救えるのはやはり紫だけなのかもしれない。”

紫は黒星のために何か自分にできることはないかと必死になります。

 

その後、スティーヴンは黒星を部屋へ呼び出し、彼に明日一日休みを与えることにしました。 スティーヴンは黒星に、入院している執事・オリヴァーの病院へ、使用人代表として見舞いに行ってきてくれないかと言いだしてきて…！？

 

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執事・黒星は傅かない・第34話の感想

父と息子の久々すぎる再会ですね！ 紫はどうせ自分も一緒についていくと言いだしそうですし…（というかダメと言われてもこっそりついていきそうですね） 二人の間に紫が入るとなると、長年の確執も甲斐性できる希望がもてるというものです！ 果たして黒星たち家族の絆の行方は…？