執事・黒星は傅かない・第38話のネタバレと感想｜花とゆめ14号

2021年6月18日発売の「花とゆめ」14号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第38話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

執事・黒星は傅かない・第38話のネタバレ

黒星は、父親を憎むことで己の罪の意識から逃れようとし続けてきました。 そのことに気が付いてしまった黒星はひどく落ち込んでしまいます。 紫のために一流の執事になろうと決意したのに、近づけば近づくほどに紫に情けない自分を見せてしまう…黒星は紫の顔をまともに見ることができませんでした。

紫はそんな彼を無理やりこちらに向きなおらせ、何でも一人で抱え込まないでほしいと言葉をかけました。

幼少期の間違いなんて仕方のないことと言えば仕方のないこと…。 両親はそんな黒星のことを守ろうとしてくれただけだと紫は語ります。

さらに彼女は、自分が好きになったのは完璧な執事である黒星ではなく、いままでも苦しみながら頑張ってきた黒星自身だからこそ好きになったのだと涙ながらに気持ちを打ち明けました。

黒星の頬を涙が伝います。 紫を抱きしめずにはいられず、強く強く彼女をその腕に抱きました。

2人は互いに、愛の言葉を伝えます。

黒星はその後、本当は自分の気持ちが揺らぎっぱなしだったことを打ち明けてきました。 せっかく紫と両想いになれたのになぜ傍にいられないのかという憤り…。 その思いを吹っ切ってやっと決意しイギリスへ立ったのに、紫が追かけてきて再び心が揺るがされ…。

珍しく顔を赤らめながら話す黒星のことが、なんだか可愛く思えてきてしまった紫は、彼の頭を撫でてやります。

黒星は紫を引き寄せ、一緒に日本へ帰ろうと微笑み、キスをしました。

そして2人は別邸を後にすることに。 黒星はかつての我が家に母の思い出を見ます。 微笑みながら料理の支度をしてくれる母の姿。

黒星はその思い出を胸に、穏やかな気持ちで歩き出きだしました。

先を歩いていた紫が空を指さして微笑んでいます。

見ればそこには見事な虹がかかっていました。

 

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執事・黒星は傅かない・第38話の感想

なんだか綺麗に話がまとまりましたね！ これで黒星とオリヴァーの確執には若干変化がもたらされることかと思います！ しかしオリヴァーは超がつくほどの意地っ張りな性格っぽいので…直接この2人が対面したらどうなるかが問題ですね…。

にしても雇い主のスティーヴンもしかり、黒星は本当に周りに恵まれていると思いました。 完璧な執事とは思いきや、意外にも黒星も心に弱い部分を抱えていたんですね～。 そういう弱みをこれからは2人で共有して様々な困難に打ち勝っていってほしいと思います！

さて、黒星の言葉通りなら2人はこの後帰国する流れになりそうですが…。 この後っていよいよ2人は結婚とかの話がでてくるんですかねー！？ それはちょっと時期尚早なのかな…。