恋をふたさじ・第8話のネタバレと感想｜ココハナ4月号

「ココハナ」4月号に掲載されている「恋をふたさじ」第8話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

もっと広沢の過去について知りたい。
そんな本音をつい口に出してしまったことは。

しかし広沢はそれを聞いた途端、青ざめながらどういったらいいのかわからないと困りだしてしまいました。結局広沢は悩んだ末に、風邪を拗らせてしまう結果になってしまい……。

そのことが気になって、ことはは仕事中も気がそぞろです。広沢に嫌な思いをさせてしまったかもしれないと落ち込んでいます。彼の困った顔がずっと頭から離れずにいました。困っているのは広沢の方なのに、ここで自分が傷つくのも何だか違う気もします。

そうして時は過ぎていき、数日後。
風邪から復活した広沢が顔を出しにやってきました。ことははなぜか慌ててしまいますが、広沢は忙しい中差し入れや気遣いなど本当に助かったと感謝の気持ちを伝えてきます。

つくづく広沢の礼儀正しさを感じてジーンとしてしまうことはです。いい人すぎるのが相まって、やはり先日の自分の質問が不躾ではなかったかとことはは再び気になりだしてしまいました。

広沢は店内に案内され、常連客のおばさんに話しかけられます。広沢がいない間、ことははずっと一人で店をまわしていて、きっと疲れているだろうという話を聞いた広沢。

閉店後、彼は何を思ったのかことはを一緒に街に行かないかと誘ってきました。突然の展開に頭が追い付かないことはですが、結局2人はイルミネーションを見に街へと出かけます。

まわりを見ればカップルだらけ。なにせ今日は、12月23日で世間はクリスマスムード真っただ中なのです。広沢の考えがいまいち読めないことはは、戸惑いつつも彼とともに街中をブラつきました。

すると広沢は頬を赤く染めながら、"よかった……。"と心底安堵している様子で……。

退店後、広沢はまたも気まずそうに話すタイミングを失ったと言い出してきます。更に彼は、"昔の話が聞きたいって、いったいどこから話せばいいのかわからない。"と言い出してきました。

実はあのとき、広沢は答えにくくて困っていたのではなく、どこから話せばいいかわからなくて困っていただけだったのです。

思わぬ展開に驚きつつも安堵することは……。ことはは、人の気持ちは本当にわからないなとつくづく思うのでした。

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広沢は感情をストレートに出すタイプの男性ではないので、確かに考えていることがわかりにくいですよね。ことはもことはで若干ネガティヴな一面がありますから、余計2人の気持ちがすれ違ってしまいます。そのじれったさがこそばゆくて面白いんですけどね！