執事・黒星は傅かない・第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 花とゆめ18号

2022年8月20日発売の「花とゆめ」18号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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黒星誘拐の犯人が明らかに！？

話は黒星が学生兼フットマン見習いとして、西園寺家に務めていた頃まで遡ります。

そのころの執事長は、柳森 薫（やなぎもり かおる）というベテランの執事が務めていました。黒星は、彼から執事としての仕事を教え込まれます。

黒星は正直、柳森のことが苦手でした。執事として完璧すぎる彼の所作や言葉は、どことなく父親を思い出させるところがあったためです。

普段は黒星に対して一際厳しい柳森ではありましたが、彼は学業・フットマンとしての仕事・執事としての勉強・紫の家庭教師など、多忙を極める黒星の生活を影ながら見守ってもいました。

しかしそんな彼も、黒星が執事修行を終えて西園寺家に戻ってきた際に、執事の仕事を黒星に引き継いで西園寺家を去って行ったのです。

そして話は現代へ戻ります。誘拐されて身動きの取れない黒星の目隠しを、そっと外してくれた執事姿の仮面の男の声に、黒星はハッキリと聞き覚えがありました。

誘拐の真犯人は、西園寺家のかつての執事長・柳森 薫だったのです。

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柳森の目的

誘拐の真犯人はキャロライン達ではないかと予想していましたが、全く別の新しい登場人物でした！

柳森はどうやら、杜若 燁子（かきつばた あきこ）という人物と紫たちを合わせる為に、今回の誘拐事件を企てたようです。杜若 燁子というのもまた新しい登場人物のようなので、話の展開がまったく読めませんね。

しかしどうやら紫には、杜若という人物名に心当たりがあるようです。

柳森は現在は、杜若家の執事をしているということなのでしょうか？果たして西園寺家と杜若家の関わりとは……？

黒星のフットマン時代

これまでも何度か描写されたことはありましたが、今話では黒星のフットマン時代の苦労が描かれたシーンが多く盛り込まれていました。

どうやら学生と言う身から執事になった黒星に対して、他の執事たちは嫉妬心を抱き、黒星への当たりが強かったようです。

そんな中、黒星は他の執事たちよりも多忙なスケジュールをこなして、見事紫を守り続けていたんですよね。作中ではそんな黒星が、過労から倒れてしまうシーンもあります。今の黒星から考えるとあまり想像できないシーンで意外でした。

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今回、紫たちは柳森からの謎解き形式で杜若家へと案内されます。

途中の謎解きや指示では、そば屋を指定されてうどんを食べるように指示されたり、甘味処へ行ってわらび餅を食べるように指示されたりと、紫たちがしっかりとご飯を食べられるように配慮もされていました。悪役を演じるも悪役を演じきれない柳森。本当はものすごく優しい人物なんだということが伝わってきます。

なんだか、さすが元西園寺家の執事って感じがしますよね。

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花とゆめ 執事・黒星は傅かない ネタバレ・感想

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