執事・黒星は傅かない・第61話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜花とゆめ20号

2022年9月20日発売の「花とゆめ」20号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第61話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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黒星誘拐事件の黒幕がついに発覚！

紫を誘拐した犯人は、杜若 燁子（かきつばた あきこ）という女性でした。なんと彼女は、紫の祖父・倫太郎の姉です。

しかも紫は、一緒に行動を共にしていたスティーヴも誘拐犯側の人間だったと推察します。そもそも登場のタイミングが出来過ぎていた上に、スティーヴは黒星探しで紫と行動を共にする中で、いくつものヒント的な言葉を漏らしており、紫は目ざとくその発言に気付いていたのです。

紫は燁子に対し、黒星を返して欲しいと発言します。その堂々とした態度に、燁子は幼少期とは見違えるほどだと微笑みを返してくれました。どうやら燁子は、悪意があって黒星を誘拐したわけではないようです。

果たして燁子が黒星を誘拐した訳とは……？

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杜若 燁子の人物像

燁子は京都の資産家の家に嫁ぎましたが、早くに夫を亡くしてからは、独り身でした。紫は燁子と年に一度の親族の集まりで会うだけの、遠い関係です。

いつも遠くから紫のことをじっと見つめてくる燁子のことを、紫は少し怖い人だと感じて苦手意識があったそうです。

しかしある日、紫がアレンに虐められてもじもじしていると、燁子が突然、紫に声をかけてきたことがありました。言いたいことがあるならハッキリ言ったほうがいいと助言してくれた燁子の強くて優しい言葉を、紫は今でも覚えています。

その後、燁子は病気のために新年の集まりにも顔を出さなくなり、紫とも全く会わないままだったのですが……。

ここにきて唐突に燁子が紫に接触してきた理由。それは、実は紫の祖父・倫太郎にありました。

全ては倫太郎が仕掛けた試練だった

実は、燁子やスティーヴを巻き込んで黒星の誘拐事件を引き起こした全ての黒幕は、紫の祖父。倫太郎でした。彼は紫への最終試練として、今回の事件をでっち上げたのです。

紫は見事、黒幕が倫太郎であることも推理します。祖父は満足気に今回の試練は合格だとテレビ電話越しに発言するのですが、紫がそれで喜ぶわけはありませんよね。

紫は今回の件に心底腹を立てていて、倫太郎が謝るまで絶対に東京には帰らないと宣言してしまいます。しかもハッキリと倫太郎に大嫌い！と言い放ってしまい……。誘拐事件は丸く収まりましたが、紫の中ではまだ諸々の問題が終わっていないようです。

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過保護すぎる倫太郎おじい様が、紫の修学旅行に黒星の同伴を許したあたりから、そもそもおかしい気がしましたよね。案の定おじい様が全ての黒幕でした！

にしても全話まではおじい様に姉がいたなんて話は微塵も出ていなかったので驚きました～。燁子さんはかなりの人格者のようですし、しかも実は旧大蔵省のエリート官僚という優秀な人物なのだそうです。

そんな人が身内にいるなんて、紫の家系はやっぱりとんでもない血筋ですよね。しかも燁子さんはどうやら紫と黒星の結婚にすでに賛成しているようでした！かなり理解のある女性のようですし、今後は紫の強い味方になりそうな予感です♪

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花とゆめ 執事・黒星は傅かない ネタバレ・感想

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