初めましてこんにちは、離婚してください・第20話のネタバレと感想｜comic berrys

「comic berrys」に掲載されている「初めましてこんにちは、離婚してください」第20話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

初めましてこんにちは、離婚してください・第20話のネタバレ

設楽の展覧会が開かれるトラファルガー広場の「ロンドンナショナルギャラリー」に到着した莉央。

莉央は現地で設楽がネイティヴで流暢な英語を話したため、感心して口があんぐりと開いてしまいます。 設楽たちが何を話しているのか全く聞き取れない莉央は焦ってしまいました。

そんな彼女を気遣ってか、設楽は莉央にギャラリーを見てくるように勧めてくれます。

 

ワクワクしながらひとりギャラリーを覗きにいく莉央。

莉央が展示物を楽しそうに眺めていると、昨日カフェで店員との会話を通訳してくれたあの眼鏡の男性が現れました。

男性は良かったら展覧会を解説しましょうかと申し出てきます。 待ち合わせに早く来てしまって時間があるという男性ですが、その眼鏡の奥の瞳は鋭く莉央を品定めしているかのような瞳でした。

 

展示会を見て回るうちに、莉央は世界の広さに感動をします。 自分はただ好きな画を書くことだけにせいいっぱいで「芸術」そのものにはあまりに無知…もっと勉強しなければと莉央は思い直します。

男性はふと莉央に、広い世界が怖いですか？と尋ねました。

莉央は出発前に正智と一緒に過ごした夜を思い出します。

 

ロンドンの美術館へ行くなんて自分は場違いじゃないだろうか…と不安になっていた莉央。 この前の個展だって画が売れたのは自分があの設楽の弟子だからであって、自分自身にはそれほど実力がないのでは…と莉央は考えていたのです。

まわりに期待されるのは嬉しい。 しかしそれに見合う実力が自分にあるのか自身がない…。 莉央はそう話します。

正智はそんな莉央に、画を書いているリオが好きだと言いだしました。 ただ心のままに筆を走らせているその姿を見ると、これが本当の莉央の姿なんだなとしみじみ思うのだそうです。

画を書いているその時は、それが売れるかどうかを考えているわけではないだろう？と正智は尋ねてきます。

確かに画を書いているときはいつもただ楽しくて夢中で…それだけでした。

正智は、デビューしたからといって莉央が画を描く動機の本質に変化はないだろうと、彼女の肩に手を置きます。

その言葉で莉央は不安を払拭し、ロンドンの旅を楽しもうと前向きになることができたのです。

 

そんな彼の言葉を思い出しながら、莉央は眼鏡の男性に語ります。 怖くないと言ったらウソになる…でも画を描くことが好きだからたとえ誰の目にも止まらなくても死ぬまでずっと自分は描き続ける…筆をとれなくなる最後の瞬間まで画家でいたい…と。

その言葉に胸を打たれた男性は、唐突にあなたとなら僕の夢を叶えられるかもしれないと言いだしました。

彼の瞳を見る莉央は、その曇天の空の色をした瞳で彼が以前個展で名刺をくれた男性であることを思い出します。

やっと思い出してくれましたか？と嬉しそうに笑う男性です。

 

そのころ…正智は知人から「莉央が海外でバズっている」という話を聞かされます。 見ると動画サイトにはカフェで画を描く莉央の姿が話題となっていました。

莉央の姿にほっこりする正智。 しかし知人男性はこれがきっかけで莉央が世界に注目されるスターになるかもしれない！と言いだしてきました。

正智はその言葉に少し動揺します。

 

一方、眼鏡の男性と莉央が話していると、そこへ設楽と水森が合流してきました。 どうやら設楽とこの男性は知り合いなのだそうです。

彼の名前は黒瀬 友哉(くろせ ゆうや)。 もともと水森が莉央に紹介しようとしていたアートコーディネーターでした。

莉央は改めて黒瀬に挨拶をします。

すると黒瀬は突然莉央の手をとり、その甲にキスをしてきて―――…？

 

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初めましてこんにちは、離婚してください・第20話の感想

莉央がやっと黒瀬のことを思い出しましたね！ なんだかキナ臭い雰囲気のある彼ですが…危険人物ではないのでしょうか？ 何かを企んでいそうな素振りがあるのですが、単純に莉央に興味があるだけという可能性もありますね。 莉央となら自分の夢を叶えられるかもしれないと意味深な発言をしていましたけど、その夢とは一体何なのか…気になりますねぇ～。 莉央が「筆が握れなくなる最後の瞬間まで画家でいたい」と発言した瞬間に莉央と夢を叶える可能性を見た黒瀬…もしかして「一生を共に芸術の仲でいきれる伴侶を見つけたい！」的な夢ですかね！？ ですが莉央は人妻ですよ！彼はその辺はちゃんと心得ているのでしょうか？ 莉央に手をだしたら正智がきっと黙っていませんよ～！