ふれるかおる・第29話のネタバレと感想｜Love Jossie 69号

2021年1月21日発売の「Love Jossie」69号に掲載されている「ふれるかおる」第29話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ふれるかおる・第29話のネタバレ

アナイスにパーティはいつまでと聞くレイ。

アナイスはもう帰りたいのだと感じ困った表情をします。 しかし、レイはいつも行くと言いながら来ないのが普通。顔を出しただけでも上出来だと話していると、ジルから久々にピアノが聴きたいと言います。

断ると思いきや、レイはその誘いに乗ります。 レイは、今夜ばかりはパーティが終わってほしくない気分でした。

―――大学教授だった祖父の言葉を聞いてから、九条は匂いや香りにあソワレ飲み込まれそうになった時にはそれらを構成する物質を調べては物質名や化学式をまじないのように唱えていました。

そんなふうにして、匂いも香りもただの記号として処理するようになり、いつしか不快だった匂いも心地よかった香りも大した違いはなくなっていくのでした。

ホテルの部屋で、甘楽は二次会を開いていました。

レイと話をしてきてほしいと言って九条を行かせた甘楽。

しかし、自分のバッグの中に入っていた小瓶をみて行かせてしまったことを後悔します。

九条は今頃ひどく傷ついているのかもしれない。 甘楽は、どこかでレイなら九条がレイの息子だという事実を喜んでくれるのか都合よく期待していたのだと感じます。

自分は九条の領域に乱暴に踏み込んで、嗅覚を失い心細くなっているであろう九条にただ冷たく突き放してしまった…。

それ以外にも、いろいろありすぎて甘楽は九条は本当に自分でいいのかと不安になります。

自分に九条を幸せにできるのか自信がなくなってきてしまい、ついに甘楽

2021年1月21日発売の「Love Jossie」69号に掲載されている「ふれるかおる」第29話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ふれるかおる・第29話のネタバレ

アナイスにパーティはいつまでと聞くレイ。

アナイスはもう帰りたいのだと感じ困った表情をします。 しかし、レイはいつも行くと言いながら来ないのが普通。顔を出しただけでも上出来だと話していると、ジルから久々にピアノが聴きたいと言います。

断ると思いきや、レイはその誘いに乗ります。 レイは、今夜ばかりはパーティが終わってほしくない気分でした。

―――大学教授だった祖父の言葉を聞いてから、九条は匂いや香りにあソワレ飲み込まれそうになった時にはそれらを構成する物質を調べては物質名や化学式をまじないのように唱えていました。

そんなふうにして、匂いも香りもただの記号として処理するようになり、いつしか不快だった匂いも心地よかった香りも大した違いはなくなっていくのでした。

ホテルの部屋で、甘楽は二次会を開いていました。

レイと話をしてきてほしいと言って九条を行かせた甘楽。

しかし、自分のバッグの中に入っていた小瓶をみて行かせてしまったことを後悔します。

九条は今頃ひどく傷ついているのかもしれない。 甘楽は、どこかでレイなら九条がレイの息子だという事実を喜んでくれるのか都合よく期待していたのだと感じます。

自分は九条の領域に乱暴に踏み込んで、嗅覚を失い心細くなっているであろう九条にただ冷たく突き放してしまった…。

それ以外にも、いろいろありすぎて甘楽は九条は本当に自分でいいのかと不安になります。

自分に九条を幸せにできるのか自信がなくなってきてしまい、ついに甘楽は泣きだしてしまうのでした。

一方、九条は甘楽に言われたことを考えていました。

レイに自分は何を求めているのだろう。

母がまとっていたあの香り。 その香りを思い出そうとしていると、どこからかピアノの音が聞こえます。

音の方を向くと、そこにはレイが…

ふと目があった二人、 レイは酔ったと言って外に出るのを見て、九条は後をついていきます。

レイは九条に忘れ物でもしたのかと聞くと、遠くの方からレイを呼ぶ声が聞こえます。

なんとそこにいたのは、ジルのパートナーと前のパートナーの娘。 よくそれぞれの前のパートナーやその子供たちを交えて皆でパーティをしているようで、日本では考えられないと言います。

「今」を大切にして自由に恋愛を謳歌している愛の国の住人。 レイは、自分がジルだったらあっけらかんと九条を抱きしめていたと話します。

フランスには大学の時にいっとき留学していたレイ。

それから大学を卒業してベルサイユにあるパフォーマーの学校に入学してそれからずっとだと話します。

何を言わない九条に、レイは昔知り合った人のことを思い出すと言います。

彼女は自分の事はほとんど何も教えてくれず、「さつき」という名前しか知りませんでした。

夏のバカンスの時期。 学生の時にバイトしていた花屋の手伝いでニースに行った時にさつきがいたことを話します。

九条は以前甘楽にあげた香水を思い出します。

あの香水の香りは美しいだけれはなく、母の秘密であり母を追い詰め失った痛み。

あの香りの向こうにある、自分の知らない母の姿。 本当はずっと知りたいと思っており―――

 

ふれるかおるの最新話を無料で読むには？！

『ふれるかおる』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

ふれるかおる・第29話の感想

知らなくてもいいこと、知りたいこと。 どうすればいいのかは自分自身で決めないといけないということは様々な葛藤がありそうですよね。

甘楽から背中を押された九条だとしても、やはりレイと話がしたかったのでしょうか。 主に母のこと…。 でも、レイ自身も名前しか知らなかったと言っていましたが、花屋で会ったあと何か関係が進展したのでしょうか。

レイとさつきの馴れ初めも気になりますね！