先生の白い嘘・6巻のネタバレと感想

話題作「先生の白い嘘」第6巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

先生の白い嘘・第6巻のネタバレ

玲菜が南口の産科から出てくるのを見たと言う同僚。

相当追い詰められている顔をしていると聞いて、綾香はほっといたほうがいいと思います。

骨の髄まで早藤にやられてしまっているから、子ども堕ろすくらい簡単にできそうと言おうとした綾香でしたが、玲菜が荷物を落とした音で妨げられます。

そして落とした時に飛び出したのか、薬が入っていたゴミが床に落ちており綾香は拾います。

帰り道、ごみに書いてある薬の名前を調べるとなんと中絶薬と書いてあったのです。

翌日、美奈子の前に看護婦に変装した玲菜は美奈子に対して出血などあったかと聞きます。

美奈子は実は少し不安なことがあって検診してもらったと言います。

しかし異常はありませんでした。

美奈子は「おくすり」だと聞くと、先にトイレに行くと言って立ち上がります。

フラフラになって歩き出す美奈子を見つめる玲菜。

自分がなんとかしてあげなければ。 玲菜は階段を降りようとする美奈子を押そうとして、綾香に止められます。

綾香は美奈子に玲菜がしたことは間違っているけれど、話を聞いてほしいと言うのでした。

美奈子は意味が分からないという顔で、自分の赤ちゃんを殺そうとしたのは「殺人未遂」だと言います。

看護婦に警察を呼んでもらうという美奈子に、綾香はこちらにも言い分があると言います。

綾香は早藤の名前を出し玲菜はムリヤリされたことを言おうとしますが、玲菜はそれを止め自分から話し始めます。

近づいてきたのは早藤だけど、どんどん溺れてしまったと話す玲菜。

二人の絆の子どもさえいなければ自分の元に来てくれるかもしれない、 ほとんどが自分の一方的な想いだったかもしれない。でも、自分と美奈子は同じかもしれない。

ただ、早藤には手に負えないような暗闇がある。 玲菜は美奈子に早藤の暗闇を見て救ってあげてほしいと言います。

美奈子は玲菜たちに二度と自分たちの前に現れないでほしいと言うと歩き出します。

 

ミカは新妻の家に待ち伏せして新妻が出てくると「不眠」であることを相談します。

ほかにも急に不安になったり電車などで急に倒れてしまうと話すミカに新妻は心配すると、ミカは一緒に病院に付いてきてほしいと言います。

調べた病院の初診が午前中だけだと話すミカ。

新妻は仕方なくミカと一緒に病院に行くことにするのでした。 しかし、今日は休診日。

最悪だと泣き出すミカに、新妻は迷惑ではないと言います。 新妻の話を聞いてせっかくだからサボろうと言うミカ。

二人が訪れたのはゲーセンでした。 ゲームをしていると、ミカのことを見かけた輩がかわいいと話しかけてきます。

その後ろには以前ミカに告白しその後和田島にボコられた男がいました。 男は近寄ったら病気を伝染されると言ってどこかに行こうとしますが、新妻はミカに謝ってほしいと呼び止めます。

男に殴られても謝るように言う新妻。 そのとき、警察が来て二人は学校に通報されてしまいました。

学校に戻り、新妻は美鈴から指導を受けます。 新妻は懐かしい思いになり、なんで自分が美鈴のことが好きになったのか分かったと話します。

最初に話したとき、美鈴は新妻にめちゃくちゃ怒ったのです。 新妻はそれがしっかり心に届いたと伝えるのでした。

授業が終わり、病院にいそいで向かおうとするとなんと早藤が待っているのです。

送ってあげると言われ車に乗る美鈴ですが、中では新妻の話ばかりしてきます。

何見たのかわからないけれどそういうのではないと否定する美鈴に、早藤は終わらせると言います。

そのかわり究極の選択を美鈴に突き立てるのです。 「新妻の見ている前で早藤とやるか、早藤の見ている前で新妻とやるか」

どうするか決められず途方に暮れる美鈴。

屋上でぼーっとしていると、ミカが現れます。

彼女の立っている場所はますで自分とは正反対。 若くてきれいで人気があって見渡すかぎり一点の曇りなく選択肢は無限に広がっているはず。

自分は何かを選びことすら許されない…。 美鈴は自分宛に届いていた封筒の中身を見て自分もそうしたかったと思います。

自分も新妻と自分のために、無条件に無限の選択肢から選びたかった。

そして放課後新妻に封筒を渡し全てを打ち明けるのです。

 

決戦の日。 美鈴は覚悟を決めて早藤を呼びます。

あの時から早藤の何を恐れているのか考えてようやく自分という女に向けられた憎しみが恐ろしかったことに気付く美鈴。

でも、自分も早藤も誰も何も怖がる必要なんてない。

美鈴は美奈子との新しい命を愛せるように早藤を許すと言います。

その言葉に早藤は美鈴を床に叩きつけ頬を殴ります。

視界の端がだんだんの血に染まっていく美鈴。 目の前が赤に覆いつくされる寸前、早藤から男を許すなんてできないという言葉が突然鮮やかに耳に入るのでした―――

 

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先生の白い嘘・第6巻の感想

玲菜とも美鈴とも縁がキレたと思っていたのに、まさか学校に来るとは思っていませんでした。

しかも、究極の選択をするし… なぜ早藤はあんな選択肢を要求したのかなぞですね。

美鈴にとってどちらも最悪な選択肢でしたが、新妻に話をすることができてよかったのだと思います。 しかしそのせいで、美鈴は早藤に殴られることに…

美鈴は無事なのでしょうか…。 そして早藤と美鈴の運命は―――！？

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