ちはやふる・第240話のネタバレと感想｜BE LOVE 1月号

2021年12月1日発売の「BE LOVE 」1月号に掲載されている「ちはやふる」第240話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

名人・クイーン戦はいよいよ第5回戦目を迎えます…！ これまで3試合制だったクイーン戦が、5試合目に変更されたのは今年からです。 名人・クイーン戦の両方の決着が5試合目までもつれるという事態は、大会史上初の出来事でした！

読手は一回戦目も務めた芹沢という男性が担当です。 "1回戦目の後に5回戦目で読むなんて、うんざりする展開だろうな。"と読手たちは話していました。

しかしなんと芹沢は、インターバルの六時間のためにホテルを取り直して、あるかもわからない第5試合に備えて休息をとっていたそうなのです…！ 光栄の舞台を最高の状態で読むための体力も精神力も、芹沢は十分に回復させてあります。 彼は選手たちを正しく導く読みに徹するために、今一度深く息を吸って自分を律しました。 会場はそんな芹沢の気迫に圧倒されます。

そうして始まった第5試合…！ 開始早々から詩暢は絶好調です。 冷静かつ鋭い取りで千早を圧倒します。 早々に詩暢に4連取を許してしまう千早…！

しかし詩暢の目には、札たちがこれまでと違ったように見えています。 これまではひたすらに自分に寄り添ってくれていた札の登場人物たち。 しかし彼らは今や、「千早のかるたも好き」だと言いだしているように見えるのです。

これまで札と畳ばかりを注視していた詩暢の目線は、時折千早の顔色を伺うようになっていました。

5枚目は千早が札を勝ち取ります！ まるで読手の口の中にまだ音を手で鷲掴みにしにくるような取りに、芹沢も度肝を抜かれます。

一方で新VS周防の戦い。 周防は前髪を切ったことによって、視界が少し明るくなったような気がしていました。

札の配置は明らかに新に有利な配置になっていますが、それでも周防は名人の名に恥じぬ素早く冷静な取りを見せ、名人戦の序盤は互角のスタートを切ります。

すると新は唐突に対戦の途中に、小声で周防にある質問をし始めました。 なんと新は、周防の趣味は何かと聞き始めたのです！

唐突な質問にキョトンとする周防。 "なんで…？"と思わず口にでます。

すると新は顔を真っ赤に染めながら、"5戦もしているのに、周防さんのことを何も知らないなと思って…すみません…。"と言いだしました。 どうやら新も意図して質問したというより、ふと頭に浮かんだ疑問がそのまま口にでてしまったといった感じです。

周防は一枚を取った後に、ボソリと"趣味はキャンプだ。"と答えました。 意外な趣味に驚く新です。

さらに"彼女はいますか？"という質問までしてくる新…。 周防は答えることなく、両手で顔を覆ってメソメソと泣き出します。

その後、新は周防も驚くほどの反応で一枚を奪取！ それは誰かのイメージでも、誰かの模倣でもない、完全に新のオリジナルのかるたでした。

周防は新のかるたの変化にいち早く気が付きはじめます…。

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クイーン戦は相変わらずの熾烈を極めた感じですが、名人戦のほうは何だか大きな変化があったみたいですね…！ 新オリジナルのかるたとは一体どんなスタイルなのでしょうか。 対戦相手のことをより知ることとか…？ それにしても対局の最中に彼女いますか？なんて、一見したら不謹慎にも見えてしまいますよね（笑）

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