明日からは清楚さん・最新36話のネタバレと感想｜マンガMee

マンガMeeで連載中の漫画「明日からは清楚さん」第36話のネタバレと感想です。

文字のみですが、ネタバレ注意です！

明日からは清楚さん・第36話のネタバレ

「記憶喪失が嘘だった」という噂が流れた双葉でしたが、皆は双葉がそんな嘘つくわけない！と噂を信じませんでした。

一方で噂を流した張本人のエミリーは、誰からも信頼されていない様子です。 その焦燥感と劣等感は怒りへと代わり、双葉へとぶつけられることとなります。

 

ある時、廊下でエミリーを呼び止めた雫。 双葉のことで話があると言いますが、エミリーは鼻から話などする気はありません。

もう誰も信用できない！そう言って雫が口を開く余地を与えませんでした。

エミリーの言い分では、せっかく友達になってあげたのに、恩を仇で返すようなことをした双葉たちが許せないとのこと。

雫はその“恩”という言葉に違和感を覚えます。

そうですよね～友達になるのに恩も何もないですからね…エミリーはそういう点が根本的に少しおかしい気がします。

そう言って雫を睨みつけるエミリーですが、何やら余裕がなさそうな表情です。 冷や汗を書いて顔が青ざめ始めています。

 

その時エミリーの頭の中では過去の記憶が蘇っていました。

母親に、あなたなんか産まなければよかったと言い捨てられた過去…。 仕方なく孤独に公園のベンチで食事をとっていたところ、大人の男性に声をかけられた中学時代…。

なるほど…エミリーは両親からの愛を十分に与えらず心に傷がある女の子だったんですね…。援交も最初はこういった心の傷を埋めるための致し方ない行動だったのかもしれません…。

エミリーは雫の前から去ろうとしますが、雫はそれを呼び止めます。

雫はエミリーの仲間内からある話を聞いていました。

エミリーははなぜか双葉にものすごい執着をみせていて、よく遠目から双葉を睨んでいるし、自分達といる時も何かと話題にだして悪口を言おうとしているというのです。

それを受けて雫はエミリーに忠告をすることにします。 もしも双葉に何か変なことをしたら、その時は自分達が黙っていない…と。

エミリーは何も言い返せず、ただ悔しそうに歯を食いしばって走り去っていきました。

 

その後、職員室に呼び出されたエミリーは、教師たちからも騒ぎを起こしたお叱りを受けることになります。 どうやら教師たちもエミリーなんかより双葉のことのほうを信頼している様子です。

エミリーは学生たちにも、教師たちにも、そしておそらく家族にも…誰にも味方になってもらえず、独りぼっちになってしまいました。

 

お昼休み中―――。

病院での健診を終えた双葉が学校へ登校してきました。

下駄箱にいると同級生たちがやってきて声をかけてきます。 あんな噂は信じていないからと双葉の肩をもってくれるのです。

そこへ、なんとタイミングの悪いことにエミリーが居合わせてしまいました。

エミリーはさっそく双葉にあんた人気者だねと嫌味を吐きます。

すると周りにいた同級生たちは振り返って、口々にエミリーを責め始めました。 「あんたのことなんか誰も信用していない」「双葉にあやまりなよ」「いい加減にしろ」

エミリーは言葉が出なくなります。

なんで双葉にはあんなに味方がいるの？ なんで私はひとりぼっちなの？

そしてついにエミリーにトドメを指してしまう言葉が投げつけられてしまいました。

ある一人がエミリーに対して“この嘘つき”と吐き捨てたのです。

エミリーはこの一言で過去の記憶がフラッシュバックしてしまいます。

小学生のころ、男子たちに「性格ブス」「嘘つき」と罵られた苦い記憶。

エミリーはそれを思い出し、両手をカタカタと震わせはじめました…。

そして急に頭を抱えて大声で叫び出し…気がふれてしまった様子で―――？

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明日からは清楚さん・第36話の感想

エミリーにもエミリーなりに理由があっての行動だったんですね…。 おそらくエミリーの中で「嘘をつくヤツは嫌われなければならない」的な信念がるんでしょう。 自分がそれで過去に痛い目をみたから、嘘をついた双葉がみんなから好かれているのが許せなかったのだと思います。 双葉も双葉なりに理由があって嘘をついていたわけですが、嘘をついたこと事態は事実ですしね、この部分だけは言い逃れはできません。

エミリーの気持ちもなんだか理解できる気がしてしまいますね。 「自分はちゃっとルールを守っているのに、あいつは破ってるのに何で許されるんだ！」的な理論だと思うんです。 たしかにそれって理不尽ですからね。

双葉はやっぱり嘘をついたことを皆に打ち明けるべきだとは思います。

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