抱きしめてついでにキスも・第30話のネタバレと感想｜ココハナ12月号

2021年10月28日発売の「ココハナ」12月号に掲載されている「抱きしめてついでにキスも」第30話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

抱きしめてついでにキスも・第30話のネタバレ

元カレの葉山裕貴と再開し、思わぬ告白を受けてしまったたま子でしたが、彼女は誠意を込めてきちんと裕貴をフリました。 しかし後日飲み会の席で2人は再び再会してしまい…気まずい空気に2人は困惑してしまいます。

裕貴は気を利かせて飲み会を退席しようとしますが、罪悪感が沸いたたま子はこれを引き止めてしまいました。 "気にしないで楽しくみんなで飲もう"というたま子の言葉に従うことにした裕貴。

 

一方会社にいる竹田は、"たま子と一緒にいる時に裕貴がテレビに出ているのを見た。"と同僚のあつこに話しています。あつこは直ぐに裕貴を特定し、"普段からたま子の周囲のことが気になっているのに、裕貴が映っているテレビを見て大丈夫だったのか。"と竹田に尋ねました。竹田は、"裕貴には勝てそうにないし、大人でかっこいいと思った。裕貴とたま子だけの特別な思い出も多いだろう。"と今の心境を吐露します。

あつこは、"竹田とたま子の思い出もこれから増えるし、気にすることない。"と励ましますが、竹田は落ち込んだままでした。そんな竹田の様子を見てあつこは、"自分より裕貴の方がたま子とお似合い、とか考えてるのでは。"と心配します。しかし竹田は、"裕貴がたま子のことを好きでも、自分がたま子を好きな気持ちだけは負けない。"と言い切ります。あつこはホッとした表情を浮かべました。

"裕貴はたま子のことを諦められたのだろうか。"と呟くあつこ。それに対し竹田は、"たま子は、裕貴とはもうほとんど会うことはないと言っている。"と言います。"たま子がトラブルに巻き込まれなければ良いけれど…。"と心配そうなあつこに、"たま子に何かあれば、自分が直ぐ駆けつけるから大丈夫。"と竹田は力強く答えました。

 

飲んでいる内に、裕貴は次第に酔いが回り始めてしまいます。 実は裕貴はお酒に強くないのです。 寝ぼけながらたま子への想いを語り始めてしまう裕貴…。 つい口を滑らせて、この間たま子に告白して振られてしまったことや、別れた後も数年はたま子のことを引きずっていたし、日本に帰れるとわかった瞬間に真っ先に思ったのは「たま子に会える」という想いだったことをみんなの前で打ち明けてしまいます。

赤裸々な話に最初は騒いでいた友達らも、次第に気まずくなって静かになってしまいました。周囲の様子にハッとした裕貴は、"でももうきちんと振ってもらえたから自分の中で諦めはついている。"と仲間に話します。

 

その後、飲み会は無事にお開きになりました。 しかし運の悪いことにたま子と裕貴は、帰る方向が同じだったため二人きりになってしまいます。

何となく気まずいたま子は裕貴と一緒に帰るのを防ごうとしますが、その話をしている途中で…なんと竹田がたま子を迎えてきてしまいました。

竹田は裕貴のことをテレビで見たことがあるため、彼がたま子の元カレであることを知っています…。 2人で何をしていたのか気になってしまう竹田。

たま子はすぐに正直にありのままを説明しました。

納得する竹田ですが、どうやら彼は社会人としても人としても大人びている竹田に劣等感を抱いてしまっているようで…？

 

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抱きしめてついでにキスも・第30話の感想

竹田君は自分より裕貴のほうがたま子に相応しいのではないかと不安になってしまっているんでしょうね…。 年が離れてるので仕方ないところはありますが、すっかり落ち込んでしまっている竹田くんです。 裕貴はたま子のことはちゃんと諦められているからと竹田に説明してくれるのですが…まぁ果たしてそれは本心なのか？ってところだと思います。 酔っぱらった勢いでついたま子への想いを語ってしまうあたり、裕貴もまだまだたま子のことを引きずっている感が否めませんよね。 なんだかやんわりと3角関係に発展してしまいました。 すでにちゃんと裕貴のことをフっているだけに、たま子も具体的な行動にでることもできないし…なかなか難しい展開ですね～。