外科医エリーゼ・第125話のネタバレと感想｜めちゃコミック

めちゃコミックに掲載されている「外科医エリーゼ」第125話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

また倒れてショック状態に陥ってしまった皇帝。その症状から肺塞栓症を考えたエリーゼは、グレアムに指示してリンデンを呼ぶように言います。もう手を尽くしたと判断したグレアムは、2人で看取るためだろうと考えましたが、エリーゼは手術の用意まで要求しました。

わずかでも可能性があるなら賭けたい。そう考えるエリーゼですが、リンデンの承諾なしに手術をすることは出来ません。やってきたリンデンに非常に低い可能性だが、助かるかもしれないと手術を提案しました。 もちろん安全な手術ではありません。リスクのほうが高く、しかも患者は皇帝です。

しかしリンデンは、"やってくれ。"とエリーゼに頼みました。政治的な理由も家族としての感情もすべて考えたうえで、リンデンはエリーゼを信じています。想いを託されたエリーゼは、覚悟を決めました。

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手術室に入るとさっそくエリーゼはメスを手にして、手術を進めます。肺に到達するために胸骨を切断する音が手術室に響き、グレアムは息を呑みました。手際がよく、まさに完璧と言える手技のおかげでスムーズに肺や心臓が見えるようになります。

祈りながら血色の悪い肺を探ったエリーゼは、そこにメスを入れます。エリーゼの考えが正しければ、そこに血栓が出来てしまっているはずでした。しかし切ったところからは血が出るだけで、血栓は見つかりません。

"間違った。"一瞬、焦りましたが血管はここだけではありません。他の血管も探っていくと、血栓を見つけました。 肺動脈の中から取り出された大きな血栓。心臓にも負担を掛けていた血栓を取り除けば、ショック状態から回復するはずです。

手術は終わり、閉胸の準備をしていると皇帝の体内にエリーゼはあるものを見つけました。それはリンパ腺の腫瘤によく似た塊です。もしもこれがリンパ腫なら、これまでの皇帝の症状も説明がつきます。

完全に元気に戻れないにしろ、いつか回復すればまた笑ってくれる。 これからの皇帝の治療プランを立てながら、エリーゼは微笑みました。

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手術が成功してよかったです！もちろん予後を見ないとそうとは言えませんが、執刀医はエリーゼですからきっと大丈夫だと思います。それにしても手術を頼むときのリンデンはカッコよかったですね！ エリーゼに全幅の信頼を寄せている様子でした。これは夫婦になった2人はうまく国を纏めてくれそうですね。2人のこれからがもっと楽しみになりました！