DINER ダイナー・第176話～第178話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ LINEマンガ

「LINEマンガ」に掲載されている「DINER ダイナー」第176話～第178話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ボイルとともに酒を取りに向かったボンベロ。店主のいなくなったダイナーではボイルの飼い犬であるダッシュを救おうとしていました。しかし、カナコに襲い掛かるダッシュ。もちろん、ダッシュの本心ではありません。苦しむダッシュの頭には十字の手術痕が見えます。そう、ダッシュの頭には思考を操る機械、スティモシーバーが埋め込まれていました。

狂うダッシュから命からがら逃げだしたカナコ。すぐに助けに来たボンベロに、カナコはダッシュを殺さないように懇願しますがーーー⁉

相変わらず頭がおかしくなる展開が続きますね。ボイルはたしかにぶっ飛んだ男ですが、ボンベロを敵に回すだけでは飽き足らず、なんとダッシュに思考というより、その行動を制御する機械、スティモシーバーを仕込んでいました。スティモシーバーはこれまでも何度か物語の中で登場しましたが、それが仕込まれたのは大体動物でした。動物の行動を制御するというだけで気持ちが悪いですが、まさかそれを人にまで仕込むとはさすがに吐き気がします。

しかも、ダッシュはスティモシーバーに抗おうとしていました。たぶんですけど、カナコの言葉が嬉しかったのではないでしょうか？闇社会に生きていて、カナコのような一般人と触れ合う時間はほとんどないはずです。会ったとしてもターゲットですぐに殺してしまうか、それとも通行人とかその程度。そんなダッシュにとって、貴重な一般人と触れ合う時間。しかも、辛いボイルの元から救い出してくれるともなれば希望も生まれますよね。しかし、ボイルはそれを許す男ではありません。

思えば、カナコがこのダイナーに来たのは本当に偶然ですよね。怠惰な生活の中、遊び気分で闇社会に首を突っ込んだカナコはトラブルに巻き込まれて、オークションに掛けられました。そこを拾ったのがダイナーのオーナーです。そうしてボンベロの元に連れて来られたカナコはこれまでダイナーで命を落としてきたウェイトレスの写真は店内に飾られていて、その9枚目に当たります。でも、なかなかカナコはウェイトレスを長く続けていると思いませんか？

たしかにボンベロのカナコに対する言動も扱いもひどいものですが、それでもカナコがいざっていうときは助けに入ってくれますよね。今回もそうです。ダイナーを離れる時、ボンベロがカナコに渡したボタンはカナコの生存を確認する用のボタン。まぁ、それもボンベロ側のボタンを落とすとカナコが握っているボタンに強力電流が流れて、その悲鳴で生存確認が取れるというものなので、優しいかどうかはちょっと危うい気がしますが… でも、生存を確認しようというのは優しいですよね！うん、きっと！

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ついにボンベロがダイナーに戻って来ました。一体ボイルは何をするつもりだったのでしょうか？もちろん、ボンベロの失脚などは目的の中の1つなのでしょうが、ボイルがダッシュを使ってカナコを狙わせた理由がわかりません。あくまでもカナコはウェイトレスの1人。うーん、謎。そして、暴れるダッシュを止めたのはボイルの飼い犬。本当なら味方側の存在です。ならダッシュを襲わせたのはボイルということになって、えーっともうなんか頭こんがらがってきました！次回ですっきりわかるのでしょうか？