ブス嬢・百華無双〜私の肉で眠りなさい〜・第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「ブス嬢・百華無双〜私の肉で眠りなさい〜」第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ホストに貢ぐ風俗嬢

エミは、売り上げを伸ばしている風俗嬢でした。

彼女はもともと田舎で生まれ育った女性です。しかし、“女だから”という理由で虐げられる田舎の風習に嫌気が指し、都会へと飛び出しました。

都会で見つけたのは、聖也という名前の人気ホスト。聖也の存在はエミにとって心の支えになっていきます。

しかし心のどこかでエミは、自分が聖也にとってただの金ヅルでしかないことに気が付いていました。

それでも聖也にすがるしかないエミは、身を削って働き、稼いだ金を全て聖也につぎこみます。

しかし金も体力もついに底をついてしまったエミ。困った彼女は闇金から金を借りようとします。

しかしそんな彼女を引き留めたのは、凄腕風俗嬢の巨漢の女性・百華だったのでした。

エミのコンプレックス

田舎の悪習から、女だからと常に我慢を強いられてきたエミ。

両親からも兄弟からも、姉妹には彼氏からも常に蔑まれてきたエミは、自分の存在価値について大きなコンプレックスを抱き続けてきました。

女としても人としても自身を喪失していたエミは、自分の存在価値を求めて夜の街へと身を落としていったのです。

聖也の卑怯さ

しかし、そんな彼女も東京で風俗嬢になれば、あらゆる男性から可愛がってもらえます。

男性たちからの欲求がただの性欲処理だったとしても、エミにとってそれは「誰かに必要とされている」という自分の存在価値を見出すために重要な行為になってしまったのです。

聖也はそんなエミの自己肯定感の低さと承認欲求につけ込み、彼女を金ヅルとして長く利用し続けました。それはホストとしてよくある光景ではあります。

しかし「客に対する愛が一切ない聖也の接客」が許せなかった百華は、エミに聖也の本性を見せつけ、目を覚まさせてやることにしたのでした。

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百華のことを良く知らない聖也は、百華のことを金ヅルとして利用しようとします。百華に取り入るために、彼女と枕をすることにした聖也。しかし百華から出された枕の条件は、多人数プレイでした。

聖也は同時に複数のオバサマを相手に行為をすることになります。

百華は、その現場をあえてエミに見せつけました。聖也が所詮ホストで、2股3股は当たり前にしていることで、そこに愛はないのだとエミに諭したのです。

その最中、百華は聖也のことを三擦り半で昇天させてしまいます。

口だけは達者な聖也は、どうやらベッドの上のテクニックは大したことがなかったようです。

エミに始終大きな態度をとっていた聖なる也が、百華を前に何もできなくなっているのが非常に滑稽でした。