世界を救った最強勇者にストーカーされる村娘の話・あらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「世界を救った最強勇者にストーカーされる村娘の話」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

錬金術と銃スキルを磨く決意をするフリージア

アーヴィンの嫁にされることをどうにかして阻止したいフリージア。しかしどこに逃げても彼から逃れることはできません。そこでフリージアは、アーヴィンから逃げるのではなく彼を打倒しようと決心します！

さっそく自分の戦闘能力を図るために占星術師に適性をうらなってもらうフリージアですが……戦闘面においてフリージアは珍しいほどの才能無し人間であることが判明。

反対に錬金術などの生活スキルは、人並外れたポテンシャルを秘めているとのこと！そこでフリージアは、錬金術と銃スキルをかけ合わせた新しい戦闘スタイルを手に入れようと決意したのですが……！？

壮大な世界観が明らかに

本作の世界設定には、スキルの概念があります。剣術や格闘術といった戦闘スキルの他に、蓮金や調理といった生活スキルも豊富に用意されており、まるでゲームの中のような世界観です。加えて獣狼族と天神族といった神族の存在やその加護までも物語に深く関わりを持っています。最初こそ変わった勇者が町娘をストーカーするだけのストーリーかと思われましたが、もしかしたら今後はもっと壮大なストーリーに発展していく可能性もあるかもしれません！

今回もサドモードのアーヴィンの姿が……

基本的にはフリージアにべったりして甘々なアーヴィンですが、ふとした瞬間に「最強の勇者」の立場を振りかざして、フリージアにサディスティックな言葉をぶつけてきます。普段とのギャップが激しくて、この時ばかりはアーヴィンが本当に最強の存在であることを実感してしまいます。読者が一番ドキッとする瞬間でしょう。それはフリージアも一緒でしょうけどね……。

今回も相変わらずイラストが美麗でしたが、神族の話も出てきたのでよけいに絵面が映えていました。ぜひマンガで堪能していただきたいです！

さてさて、戦闘スキルを磨く決心をしたフリージアでしたが、稀に見る無能だと鑑定されたものの、何とか「錬金術と機工士」の2ジョブを鍛えて戦闘に生かせるようにするという具体的な目標ができました。これは大きな進歩と言えます。

ただ、フリージアは料理を極めるために大陸へ渡ったはずなのですが……いったんは自分の夢を置いておく流れになってしまいましたね。

しかし、蓮金と料理は何かと関りがありそうですし、錬金術を学ぶこと事態はフリージアにとってはメリットになること間違いなしです！

次回からはもっと具体的にジョブやスキルの話が出てきそうで、わくわくします！

打倒勇者！？フリージア迷走！

勇者アーヴィンからの熱烈すぎる求愛から逃れる為に、逃避行の旅に出たフリージア！料理人になる夢をかなえる為に新天地で旅を満喫！しようとしたはずが……。

なぜかアーヴィンには速攻で発見され、しかも寝泊りしている宿に勝手に入られ、されたいほうだいでとても料理の勉強どころではなくなってしまいます。

おそらくフリージアを見つけたのも、部屋に勝手に侵入できたのも、勇者の能力を駆使したのでしょう。世界最強の勇者の力をこんなことのために使っていいのでしょうか……。

とにかくアーヴィンからの追跡から逃れることはできないと悟ってしまったフリージア。今度は発想を転換させて、逆にアーヴィンを倒して求愛を拒む作戦に！？

展開がどんどんカオスな方向に流れていきます！最強勇者VS町娘の戦い勃発か！？

勇者にできないことはない？

世界観がファンタジーなだけに、魔法やスキルが普通に存在しているわけですが、どうやら最強勇者のアーヴィンはほとんどのスキルを網羅している模様。鍵のかかった部屋に侵入するなんて朝飯前のようです。

存在自体がまるでチートのようなアーヴィンですが、誘惑スキルのようなものはさすがにないのでしょうか？勇者のとんでも能力でフリージアの心を射止めることも、実は容易いのかもしれませんね。

アーヴィンは本当に真っ当な勇者？

アーヴィンは正統派勇者とはちょっと違う雰囲気を持っています。担いでいるのは大剣ですし、物理攻撃のみならず魔法の心得もあるし、鍵開けスキルもカンストしていてシーフ職のようなこともできる様子。もはやパーティーなんて必要ないんじゃないかと思わせるほど、何でもできてしまうのです。あまりにも強すぎるアーヴィン。力の根源に何か秘密がないほうが不自然です。

フリージアは実は天然だった……

一周回って「打倒勇者」の目標を掲げてしまったフリージア。絶対無理過ぎる目標な上に、倒したところでアーヴィンがフリージアのことを諦めるわけがありません。あまりにもアーヴィンを振り切る策がなさ過ぎて、迷走してしまった結果がこれです。フリージアはかなりの天然さんのようですね。

第3話にしてヒロインが勇者を倒すとか言い出しました。あまりにも王道から外れていて読んでいて飽きませんね。1話に必ず裏の顔のアーヴィンが登場するのが、読み手にとってはいいスパイスになってくれています。

美麗なイラストもあって、不敵な笑みでヤバイことを宣うアーヴィンが、妙に色っぽくてそそられるんですよね！強引でヤンデレな男キャラが好きな方には、クリティカルヒットしそうな作品だと感じました！

旅に出たフリージアだけど出鼻をくじかれてしまい……

勇者アーヴィンからの激しい求愛に疲れてしまったフリージアは、逃避行の旅に出てしまいました。将来は料理人を目指しているフリージアは、この旅で世界中の料理を学ぼうとも考えています。とにかく自分の人生を充実させるためには、アーヴィンから離れる必要があるとフリージアは考えていました。

しかし、そんなフリージアの計画は早々に打ち砕かれることに！なんと、アーヴィンは勇者の力を使って一発でフリージアの居場所をつきとめ、渡って追ってきてしまったのです！

どこに逃げても必ず勇者に捕まってしまうフリージアは……。

勇者のヤバすぎる性格が判明！？

今回は勇者アーヴィンが本格的な戦闘シーンを見せてくれました。ファンタジーな世界観ならではの展開でしたが、とにかくアーヴィンがバケモノ級に強い勇者であることだけはハッキリとわかります。

しかし、バケモノ級なのはどうやら実力だけではない様子。今回はアーヴィンがフリージアを愛している理由の一端が垣間見えたのですが、その理由は常人ではおよそ理解できないサイコパスな感覚で……！？

第2話にして王道ストーリーからかけ離れた展開

勇者側がダークサイドかと錯覚するほど、アーヴィンは時折邪悪な雰囲気を醸し出しています。実際にアーヴィンが邪悪な何かに取りつかれているのだったらシャレになりませんが、本当にそうなのかと思うくらいにアーヴィンは勇者らしからぬ発言が多いのです。

アーヴィンがフリージアを好きな理由は？

第2話の時点では、まだアーヴィンがフリージアを溺愛している理由までは明かされませんでした。しかし、どうやらアーヴィンはフリージアをただ愛でたいだけではなく「苦しんでいる表情」や「痛がっている様子」なども愛おしいのだそうです。完全に勇者として人格に問題のあるアーヴィン……。ますますアーヴィンがフリージアを好きになったきっかけが気になってきました。

時折見せるアーヴィンのサイコパスな表情が癖になりそうです。普段はフリージアに甘くてベタベタなくせに、フリージアがちょっとでも反抗的な態度を見せると途端に豹変するアーヴィン。この時だけは本当にアーヴィンが魔王に見えてしまいます。

アーヴィンがもっとまともな形で求婚していればフリージアにもまだ考える余地はあったのでしょうが、あまりにもアーヴィンがヤンデレ気味なために、怖くなってしまっている様子でした。

アーヴィンがもっと勇者らしい言動や立ち振る舞いを心得ていれば、フリージアとのゴールインも近かったかもしれないのに……。

最も、変態的なアーヴィンのことなので、簡単に手に入れられたらつまらないと考えるかもしれませんね。

勇者に溺愛される地味な町娘の受難

勇者アーヴィンが魔王を打倒し、世界に平和が訪れてから早5年の月日が経過

アーヴィンは強さと美しさを兼ねそろえたような大剣使いのイケメン勇者でした。魔王討伐という功績も相まって、隣国の王族から求婚の嵐をうけています。

それにもかかわらず、アーヴィンは王族の女などそっちのけでなぜか地味で冴えないただの町娘フリージアに猛アプローチ中！？

しかもアーヴィンは、勇者という真っ当な印象とは裏腹に、かなりのヤンデレ粘着ストーカー気質で……。

絶対的強者から病的なほどに愛されてしまう異世界ラブストーリー開幕です！

アーヴィンは勇者らしからぬ性格をしている

フリージアは、自分とアーヴィンが釣り合っているとは思っていませんでした。お互いに分相応な相手と結ばれるのが一番いいと考えています。しかし、その考えはアーヴィンの逆鱗に触れてしまった模様？フリージアに別の男の可能性が見えた瞬間に、勇者アーヴィンはまるで魔王のような雰囲気を醸しはじめます……！独占欲MAXのアーヴィンに翻弄されるフリージア。果たして凸凹な身分の2人が結ばれる未来は訪れるのでしょうか！

身分が違い過ぎる2人は恋人同士になれる？

時代背景的には王族や騎士団などが権力を持っている時代のようなので、勇者の中で最高峰ともいえるアーヴィンと、町酒場のウェイトレスというごくごく普通の町娘のフリージアは普通なら一緒になることはまずありえません。しかし、アーウィンが最強の勇者という称号をふりかざしてきたら、話はまた変わってきます。

まわりはフリージアとアーヴィンを応援

なぜか盲目的にフリージアを愛しているアーヴィン。その理由については今後明かされていくとは思います。とにかくアーヴィンは最強の勇者だけあってお金持ちだし評判も良くて困るのです。というのも、フリージアがどんなにアーヴィンを拒否しようとも、両親をはじめまわりの人間がフリージアとアーヴィンを恋人同士にさせようと猛プッシュしてくるのです！もしかしたらこれも、外堀から埋めていくというアーヴィンの巧みな作戦なのかもしれません。

アーヴィンは大剣を振りかざす長身で色黒のイケメン勇者です。剣と盾を持つ騎士団のような凛々しさというよりも、ややワイルドな印象があります。

強くてワイルドな男に嫉妬心や独占欲を爆発させられながら盲目的に愛されてしまうだなんて、これだけでも心のビタミンになりそうな作品ですね。

さまずはアーヴィンがなぜフリージアにここまで執着しているのか、その理由が知りたいところ。そのうち、過去編や回想シーンなどで明らかになるとは思います！楽しみです。

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