公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください・第1話,第2話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください」第1話,第2話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

【第1話】悪役ヒロインに転生してしまった主人公が、バッドエンドを回避するために奔走する物語

イルゼ・エンフィールドは、悪妻として名を馳せていました。夫のギルバートに脅す形で無理矢理結婚を強いて、その後はメイドや執事をイビリながらヒロインの恋路を邪魔し続ける、いわゆる悪役ヒロインだったのです。

そんな物語の中の悪役ヒロインであるイルゼに転生してしまった主人公！

しかし実は、この物語の結末は真のヒロインであるシーラとギルバートの恋が成就し、悪役ヒロインのイルゼは悲惨な末路を迎えることが決定しており……。イルゼに転生してしまった主人公は、なんととしても自分のバットエンドを回避すべく動き出すのですが……！？

【第2話】とにかく離婚をして逃げ出そうとするイルゼだけど……！？

イルゼは、とにかく夫のギルバートと離婚をして逃げ出してしまえば自分のバッドエンドを回避できると考えていました。しかし、どうやら話はそう単純ではない様子？ギルバートはイルゼとの結婚に応じながらも、腹の内ではイルゼへの復讐を企てていたのです！そのためなんと、イルゼからの離婚要求を拒否！打つ手なしのイルゼですが……？

ギルバートが悪女イルゼと結婚した理由

実はイルゼは類稀なる治癒の能力を持っていました。しかしその治癒の能力を利己的にしか使わなかったそうです。ギルバートは母親が瀕死になりイルゼに助けを求めましたが、イルゼが治療の代わりにギルバートに出した交換条件が結婚と月に2回の子作り行為だった模様。ギルバートは、愛してもいない女性との好意を強要され続けていたということになりますね。

味方ゼロの状況！

自分の転生先がそんな悪女で痴女な悪役ヒロインであることを知った主人公。まさに状況は最悪です。夫のギルバートからは嫌われているし、メイドたちも自分に対して恐怖心しか抱いていない様子。イルゼまさに、味方がほぼいない状況に陥っています！

今後の展開は？

転生前のイルゼは正直言って誰からも愛されないような悪女でしたが、主人公が転生した後のイルゼの印象は、まさにその逆でした。というのも、すでにイルゼはメイドの数人に対して優しい対応をとっており、メイドたちの中ではイルゼに対する印象が大きく変わり始めていたからです！以前が悪女だっただけに、ギャップのせいで今のイルゼの人の良さが目立っているのでしょうね！今後、もしイルゼの評価が上がっていき、ギルバートが本当にイルゼのことを好きになることがあれば…イルゼは離婚をせずともハッピーエンドを迎えられる可能性があります！

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悪役ヒロインに転生するありきたりなストーリーかと思われましたが、主人公側ではなく王子側が何やら良からぬ悪だくみを考えていたりと、型にはまらない印象もあって新鮮さがありました。

序盤から濃厚なベッドシーンが描かれていたり、なかなかボリュームのある作品になりそうな予感がします！