極婚~超溺愛ヤクザとケイヤク結婚~第16話のネタバレと感想｜姉フレンド61号

2021年11月1日発売の「姉フレンド」61号に掲載されている「極婚」第16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

極婚・第16話のネタバレ

父親から貰えなかった愛情を埋めるかのように、全身で"大好き。"を伝えてくれる大和。しかしそんな大和に、澪は話せていないことがありました。それは"子どもが欲しくない。"と言った大和の言葉についてです。

カフェで灯里に相談をする澪。"大和のことなんて気にしなくていい。甥っ子か姪っ子かを早く見たい。"と灯里は言います。

灯里に"白咲とは子供について、話しているのか。"と澪は尋ねましたが、灯里は子どもは作らないと決めている様です。 "自分たちは納得しているが、澪は違うだろう。"そう言いながら窓ガラスから見える子どもに手を振る灯里に、澪は何も言えなくなってしまいます。

"澪はしっかり話し合って。話し合うことから逃げて、大和をいつか恨むことはしてほしくない。"と灯里はアドバイスをするのでした。

仕事に行く大和を見送る澪。大和と自分と子どもの未来は想像できるけど、自分の中の中心が大和であるため、大和と離れる選択肢はありません。しかし大和を恨みたくないからこそ、澪は"今日話し合いたい。"と告げるのでした。

 

珠絵の元を訪れている大和は先代に恩があるらしく、"借りを返しているだけだから。"と珠絵にお金を渡しています。そして白咲が絡んでいるため、心蘭会が公安の監視対象になったことを教えられます。そのため珠絵は、"1年後に自分の組にいる若い衆を、大和が連れ出してほしい。"と大和に伝えました。

頭を下げる珠絵に大和は"もちろん。"と約束するのでした。

 

話は片付き、澪とデートをする大和。ベンチに座りながら大和は、"ヤクザから足を洗うまでは、子どもを作る気がない。"とはっきり言います。"父親になる自信も覚悟も正直ない。"と呟いた大和。しかし自分が親になったときに、"女の子だったらこうだ。や男の子だったらこうなりそう。"という漠然としたビジョンは持っていたようで、澪は逆に安心しました。

澪は大和に、"自分が大和にそうしてもらったように、子どもには自分たちが帰る場所になってあげたい。"と告げます。大和は泣きながら、"もう少し待ってて。"と澪の手をとるのでした。

デートとは打って変わり、大和は怖い顔で大悟に銃の扱いをしたことがあるか尋ねています。"心蘭会が動いたら、自分の身を守った上で澪を必ず守ってほしい。"と大悟を抱きしめお願いするのです…。

 

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灯里も子ども欲しいんだろうね。でも環境とか境遇が子どもを好きだからこそ、そういう思いをさせたくない。って気持ちが先に来ちゃうんだろうなぁ。ってめっちゃ切なくなりました。

大和は思っているよりもしっかり考えていて、それを言葉にしていなかっただけの様子です。澪もこんな大和の様子みたらいろんな意味で安心しますよね。はっきり言ってくれたことでなおさらホッとしただろうし。

色々気になることはあるんですけど、大悟を抱きしめたときの大和の顔がね、人間じゃなかった（失礼） だからこそ、大和って何考えているのかなぁ。って思います。

大和が泣いたシーンはぐっときた。澪が大和に助けられたように、大和も澪に心の拠り所として助けられているんだな。としみじみ。