極婚〜超溺愛ヤクザとケイヤク結婚！？〜第26話のネタバレと感想｜姉フレンド64号

「姉フレンド」に掲載されている「極婚」最新話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

九竜会の事務所から見つかった盗聴器の犯人探しに奔走する大悟。盗聴器を原因に九竜会は一枚岩ではないことを示しています。そんな中、雪降る夜に大悟が見つけたのは公園で震える一人の少女。幼い頃の自分を少女に重ねた大悟は思わず、上着をその肩に掛けました。

無事に保護された少女が小さく大悟に振った手。柔らかな笑みに大悟が決めた想いはーーー⁉

大和は澪のおかげで精神的な安定を保っています。ですが、組自体は安定とは程遠い感じがしますね。というのも、九竜会にはそもそも竜騎という強力なカリスマ性を持つ男が束ねていました。もちろん大和も十分カリスマ性を持っているとは思いますが、竜騎よりも大和のほうが荒々しくないというか、あまりヤクザらしくない印象ですよね。いわゆるインテリヤクザというか、世間に溶け込みやすいのは大和だと思います。

ですが、竜騎の後についてきた男たちは白咲を筆頭に旧時代的なヤクザ然とした男たちばかり。どうしても暴力や金というシンプルなパワーに頼る彼らにとって、大和のように頭を使って周囲に気を配るような姿勢は受け入れられない感じです。しかも、今回の盗聴器騒ぎも大和は内部の仕業だと考えている様子。こんな感じで分裂している場合ではないと思うのですが、大和たち側も竜騎派の構成員たち側も歩み寄る雰囲気はありません。これから先の戦い、どうなるのでしょうか？

今回の大悟は大きく成長しましたね。大悟が見つけた少女はただの迷子というより、雪降る夜だというのに裸足に薄着で一人ぼっち。保護しにきた警察官の口ぶりからして、見慣れた顔の様子。その雰囲気からおそらくですが、両親に家を追い出された、虐待を受けている子供のようでした。そんな少女に大悟が思い出したのは、少女と同じくらいの年齢だった頃の自分。大悟もまた少女のように虐待され、孤独で辛い幼少期を送って来たようです。

そんな大悟が気付いたのは助けが必要な子供は助けを求める方法がわからないこと。幼い頃の大悟も声を掛けられる距離に大人がいても、声をかけることが出来ませんでした。でも、もしあの時、大悟の前を通った大人が一言声を掛けていてくれたら違った未来があったかもしれません。それこそ今回大悟が声を掛けた少女のように。今回の経験を元に大悟は幼い頃の自分のような子供を助けたいという夢を持つことが出来ました。少し前までは夢がないと悩んでいたことを思うと大きな成長ですね！

組同士の抗争はなかなか暗雲が立ち込めていますね。続きが気になる展開です。ですが、そんな中でも大悟は成長していますね。勉強もろくにしてこなかった大悟を面倒見ていた澪は少し寂しそうですが、子供が自立していくときの親心のようなものでしょうか。こうなると大和と澪の子供が気になりますね！2人に子供はまだでしょうか？絶対可愛いですよね！

音光寺に引き続き警護されながら自宅で待機する澪。
音光寺は、"相手はあの白咲だから、用心するに越したことはない。"と話してきます。

義理の兄なのになぜそこまで警戒しなければいけないのかと、恐る恐る尋ねる澪。
すると音光寺は、"2人の間にはかねてより大きな対立があったのだ。"と話し出しました。

白咲は、そもそも大和が九竜会の若頭になったことが許せない。
大和は竜騎の最後を守れなかった白咲が、のうのうと今の地位にいることが許せない……。

つまり、跡目争いはただのきっかけに過ぎなかったのです。

そんな緊迫した状況の中で大和が厳守しようとしているのは……組員と澪の安全を守ることでした。

一方で大和は、酔いつぶれた華月の介抱をしていました。

あらかた落ち着いたので大和が帰ろうとすると、華月はそれを引き留めてきます。
そして"澪が本当の大和を知ればきっと嫌いになるに違いない……澪ではなくて自分ではダメか？"と大和を誘ってきたのです…。

大和はそうかもしれないと言いつつ、でもそれは澪を手放す理由にはならないと言い返してきました。
大和は自分のすべてを犠牲にしても、他の誰かを蔑ろにしても、全力で澪を守って彼女に自分の人生を捧げるつもりです。

そこまで言われたらもう諦めるしかない華月。
最後にダメ元で胸をひと揉みしていかないかと下衆な誘い方をしてきますが、もちろん大和はこれを無視して澪のもとへと帰ります。

帰宅した大和。
出迎えてくれたのは澪です。

大和は表情が途端に安堵の色に代わり、澪を力強く抱きしめてきました。

2人はその後互いの気持ちを伝えあい、仲直りをします。

仲直りの印に身体を重ねる2人。
しかし今日は澪が大和を責める日のようです…。

いつになく色っぽい澪は、自身の身体で大和を愛撫します。

その後、2人はまるでこの場所が世界で一番幸せな場所であるかのような穏やかな笑顔で、眠りに落ちるのでした。

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すごいほんわかしちゃう回でしたね～。
責められる大和が可愛かったです。
とても組の若頭とは思えないね…。

攻めっ気のある澪がどうやら大和は気に入ったみたいでした。
いつになく色っぽくて最高だったと話す大和は、なんだか肌艶が良くなってる感じがしました。わかりやすいですよね。

こういう界隈だからこそ澪たちのような純愛って本当に映えるな～って思います。
見てて眩しいくらいです。
きっとこの二人は最後の瞬間までずっと愛し合っているんだろうな～となんとなく感じされるシーンが盛りだくさんでした。

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