私たちはどうかしている・最終回73話のネタバレと結末感想｜BELOVE9月号

2021年7月30日発売の「BELOVE」9月号に掲載されている「私たちはどうかしている」第73話のネタバレと感想です。

ついに最終回を迎えた「私たちはどうかしている」！どんな結末をむかえるのでしょうか？

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

私たちはどうかしている・第73話のネタバレ

対立・すれ違い・まわり道…これまでさまざまな困難が七桜と椿の仲を遠ざけてきました。 しかしそれも今日が最後。

お月様のように全てがまーるく治まった、9月のある満月の日…2人はついに、結婚式を挙げます！

 

光月庵の人々はそれはもう七桜たちの婚姻を喜んでくれました。 しかし七桜は結婚に浮かれることもなく、なんと式の直前まで茶会の仕事を引き受けていました。

自分の結婚式の日まで仕事をするなんて“どうかしている！”と声が上がりますが、夫となる椿はというと“それこそが七桜だ”とどこか満足そうな笑みを浮かべていました。

着付けを終えた七桜の元へと向かう椿。 式はもちろん神前式です。

伝統的な花嫁衣裳に身を包んだ七桜からは、清き正しさと美しさ、それから自信が溢れでているかのようでした。

 

椿は彼女のあまりの美しさに言葉を失います。 そうして呆気にとられている隙に、後ろから来た多喜川に“似合ってる、綺麗だ”という花嫁への最初の言葉を奪われてしまうという失態を犯す椿…。

すかさず多喜川をすごむ椿ですが、多喜川からは逆に七桜への想いがもし変わることがあれば自分が奪いにくると釘をさされてしまいます。

椿は七桜の手を取り、見せつけるような自信たっぷりの笑顔でこの一生気持ちが変わることはないと告げるのでした。

 

式は厳かに行われました。 職人の中には涙するものも。 そして参列者の中には、女将の姿もあり…。

 

無事に式が終了し、その後―――。

女将は隠居中の多喜川秀幸の元を訪れます。 七桜と椿の結婚式が無事に終わったことを知らせ、2人が作った引き菓子を手土産を秀幸に渡します。

秀幸は突然の女将の訪問にキョトンとした顔をしていましたが、御菓子を開けてみるように促され、箱を開けてみると…それは満月の夜を表現した一口ようかんでした。

女将はその御菓子を見ながら、この御菓子はきっとなにより綺麗な月になると僅かに微笑み、秀幸の元を去って行こうとします。

去り際に女将は秀幸も謝罪をして家族のもとに帰るべきだと言葉を残していきました。 その言葉にどこか言葉が救われたような気持ちになる秀幸。

 

 

式が終わってやっと一息ついた七桜と椿。 夜空を見上げると満月が輝いています。

椿は七桜の指にはめられた結婚指輪にキスをしながら、やっと本物の夫婦になれた喜びをかみしめていました。 椿は七桜を抱きかかえて、そのまま布団へと連れていきます。

言葉では現わせないほどの愛を体で示してゆく椿。 七桜はまっさらな気持ちで彼の愛を受け入れます。

椿への愛と感謝の気持ちが溢れる七桜。 自分を許してくれてありがとう。 幸せを与えてくれてありがとう。 御菓子を教えてくれてありがとう。

たくさんの「ありがとう」の気持ちを胸に抱いているのは、きっと椿も同じです。

 

 

2人はその後、夫婦として光月庵と花がすみのお店を切り盛りしていきます。 縁側に座って御菓子の話に花を開かせる仲睦まじい二人の姿は、今後の店の安泰を思わせてくれるのでした。

 

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私たちはどうかしている・第73話の感想

「私たちはどうかしている」最終回はいかがでしたでしょうか！ これ以上ない程のハッピーエンドでしたねー！ いつだったか椿と一緒に旅館の御菓子を作る話し合いをしているときは、椿と御菓子の話をするだけでもギクシャクしていたというのに…今の七桜たちはとても自然な感じで御菓子の話を楽しんでいます！ めちゃくちゃ微笑ましいです…泣けてくる！

さて、実は女将・今日子は2人の結婚式の後に自ら光月庵を出て行ってしまいます。 書き置きで2人のその後の幸せを祈りあっさりと姿をくらませてしまうんですよね。 女将のその後や多喜川家のその後も気になるな～と思っていた所、10月号（9月1日発売予定）では番外編の掲載があるようで…！ これまた楽しみが続きますね！

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