エンドレス離婚・第39話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「エンドレス離婚」第39話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

家族が去ってしまった家の前で、聡は離婚届をおもいっきり破りました。そうすれば、またいつも通りにあの日に戻ってやり直せるからです。

しかし、今回は何も起きません。手にあるのは真っ二つに裂けた離婚届だけ。 状況が理解できない聡は何度も離婚届を粉々に破りながら、"家族を愛している。"と叫びます。それでも時間が巻き戻ることはありません。

呆然としている聡を本性寺は笑い飛ばしました。

"人間が持てる愛などその程度だ。" 本性寺はそれだけ言い残すと、絶望している様子の金谷とまだ呆然としている聡を置いてその場から消えてしまいました。

＝＝＝

たった1人、誰もいない家に帰った聡の元に母から電話が掛かってきました。電話の用件は、一度実家に帰ってきたらどうかという提案。電話した先の息子の様子がおかしいことに気が付いた母の気遣いです。

空っぽの家に居てもすることがない聡は、気分転換にその言葉に甘えて実家に帰ることにしました。

実家の最寄り駅までやってきた聡は、迎えに来た母が前よりも明るくなっていることに気が付きます。前よりも元気なのは、父と上手くできているからだ。そう思った聡は自分たち夫婦と比べて、自嘲します。

聡の父親は昔気質な人間で、家庭のことを顧みずに働くだけの頑固者。それを支える母もまた昔気質の大和撫子で、2人の関係は非常によく見えました。

見本のようなおしどり夫婦に見えた両親に秘訣でも聞ければいい。そう思いながら実家の玄関の扉を開けると、聡は呆然としました。

玄関に入ってすぐの和室には、部屋を両断するように真ん中に衝立が置かれています。 右側には母の趣味のパッチワークなどで華やかに彩られた部屋。左側には万年床に寝転んだ父と食べかけの皿や雑誌、灰皿などが転がっている部屋が広がっていました。

完全に夫婦で分断された実家を見て、聡は立ちすくむことしか出来ません。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

お母さんから連絡が来た時は希望が見えたように感じました。しかし、実家も大きな問題を抱えていそうですね。そういえば、聡と紀子も傍から見れば、上手く行っている夫婦に見えました。あ、聡から見ても良い家族でしたね。でも、結局問題がありました。

2つに大きく分けられた実家を見たらそうは思いませんよね。“熟年離婚”という言葉も流行っていますから、このまま聡たちも離婚してしまうのでしょうか。続きが気になります……。

エンドレス離婚・第40話のネタバレと感想｜めちゃコミ

紀子たちがいなくなり憔悴しきった聡は、実家に帰ると衝撃的な光景を見にしました。玄関に...