エンドレス離婚・第40話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「エンドレス離婚」第40話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

紀子が子供たちを連れて家を出てしまい、空っぽの家に居る気にもなれなかった聡は実家へと帰りました。久しぶりに訪れた実家。玄関を開けるとそこには中央に置かれた衝立を隔てて、右には整頓された色鮮やかな母の部屋。そして、左にはゴミ袋などと一緒に万年床がおかれた父の部屋がありました。

ぱっくりと左右に分けられた実家に驚く聡。"家庭内別居ってやつよ。"呆然としている聡に、母は薄く笑いながら答えました。もう何年も口をきいていないという母は、大声で父から話しかけられても無視を決め込みます。聡が帰って来たから出前でも取ろうという父の声も母は無視。

からあげを作り始めた母に苛立ったらしい父は、そのまま家を出て行ってしまいました。それでも食卓に並ぶのは、2人分の食事だけ。聡の目から見て、たしかに昔の両親は仲が良かったはずです。信じたくない両親の姿に絞り出すように聡が"何があったんだ。"と声を吐き出すと、母は目を細めました。

すべてを見透かしたような、すべてを諦めたような、そんな顔。

家を出ていく前に、紀子が見せた表情にそっくりでした。それを見た聡は、思わず母に紀子が家を出て行ったことを伝えます。すると母は"そう。"というだけでした。

その後聡がトイレから出ると、いつの間にか帰ってきた父と顔を合わせました。どこか疲れているような父は、そのまま黙ってトイレに入ろうとします。しかし何かを思ったように、聡に声を掛けました。"母さんと何か話したか？"その言葉に聡が首を横に振ると、父は静かにトイレに消えました。 その父の背中はひどく小さく見えたのは、気のせいではなさそうです……。

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なんだか辛い姿ですね。 子供の頃の仲の良い両親の姿を知っているほど辛い気がします。ですが、最近熟年離婚という言葉も流行るくらいですから、実は知らないだけで周りにここまではっきり分けていなくても家庭内で別居している人は多いのかもしれませんね。 一体聡の両親になにがあったのでしょうか？

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