スキップ・ビート！・第304話のネタバレと感想｜花とゆめ8号

2022年3月発売の「花とゆめ」8号に掲載されている「スキップ・ビート！」第304話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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時は少し遡り、琴南のオーディション現場–––––––。

琴南は、ある映画のワンシーンノプロットを呉崎から手渡されます。
今からこのシーンをこの場で演じてもらうというのが、今回の面接内容のようです。

しかし見ると、渡されたプロットのラストシーンには台詞が書き込まれていません。 琴南がそのことを尋ねると、この部分は琴南に独自にセリフを入れてほしいというのが総指揮レナードからの要望なのだそうです。

どれくらい時間をもらえるのかと焦りながら訪ねる琴南。
すると呉崎は、自分がここから総指揮レナードの座っている場所に戻るまでの数秒の間だけだと答えます。

一瞬で即興の台詞を、しかも英語で考えろというとんでもない難題に、琴南は言葉を失ってしまうのでした。

キョーコにそのことを打ち明ける琴南。
面接会場では、そこから頭が真っ白になってしまったと伏し目がちに語ります。

役柄の気持ちなんて考える余裕もなかった。
何か考え着いたところで、自分の英語力ではそれを表現しきれる自信もなかった。

そんな情けない気持ちが込み上げてきてしまい、琴南は面接会場で本気で泣けてしまったのだと話してきました。

それは芝居でもなく、物語も関係なく、琴南自身の涙でした。

結局琴南があの場で挿入したラストシーンの台詞は「That’s so funney」。
「笑える」と自信を皮肉った意味で琴南は使ったのだそうですが、意味合い的には「情けなくて笑える」と表現したかったのに、出てきた英語は自分が伝えたかった感情よりもうんとチープな英文だったのです。

キョーコはここで、なぜ琴南が落ち込んでいるのか、合格したにもかかわらず納得できていないのか、その理由を悟ります。

琴南は、役の気持ちに沿った形で完璧な演技ができたわけじゃないのに、レナードに認められて合格に判を押されてしまったことを気にしていたのでした。

琴南は自分の演技力が、レナードの作品に泥を塗りかねないと危惧していたのです。
彼女はそれが怖くて怖くて仕方ありませんでした。

キョーコは不安に押しつぶされそうになっている琴南に救いの手を差し伸べます。
自分も協力するから、琴南の自信が確かな者になるように2人で技術アップを目指そうと申し出てくれたのです。

琴南はまっすぐに自分を見つめるキョーコに対して、どこか力強い笑みを返すのでした。

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琴南さんめちゃくちゃ真面目すぎますね！

要するに納得のいく演技ができたわけでもなく、自分の情けなさに涙していただけなのに、それで合格をもらってしまった……というのが不安で仕方ないという話でした。

普通なら合格できてラッキー！って思いそうなところですが、琴南さんはプロジェクトのことを本当に大事に思ってくれているために怖くなってしまったんですね。

レナードのことですから、琴南のそんな気持ちにはすでに気付いていそうです。果たしてプロジェクトはどうなっていくのでしょうか！

いつになく強気なキョーコが今回は見物ですよー！

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スキップ・ビート! 花とゆめ ネタバレ・感想

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