ひかえめに言っても、これは愛・第21話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜デザート

2024年4月24日発売の「デザート」2024年6月号に掲載されている「ひかえめに言っても、これは愛」第21話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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ついにデートをする理紗と禅！

理紗から動物園デートを提案！デート中、禅は突拍子もないところで「中学時代に問題を起こして出席停止をくらった理由」について語りだして……！？

禅の過去を知る心の準備ができていない理紗は慌てます。そんな中、さらに理紗の心を乱す出来事が！

なんと動物園で、禅が中学の同級生と再会して……。

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濡れ衣で出席停止処分

実は禅が中学時代に出席停止処分を食らった理由は、万引き班と間違われたからでした。禅は犯してもいない罪のせいで処分をくらい、同級生たちから危険人物として見なされるようになってしまったのです。

中には禅を避けて転校する生徒も

万引きの濡れ衣を着せられたことと、普段からヤンチャな態度をとっていたことも重なり、禅は同級生たちから距離を置かれるようになってしまいます。その中には、親の言いつけで禅とは違う学校へ転校させられる同級生もいたほどでした。その同級生とは、光（クマさん）のことです。

光るは今でも気持ちが変わらない

実は、禅と理紗は動物園デートの中で、光と遭遇します！光の友人の発言から、理紗は「光が中学生のころから今にかけてずっと禅に片思いをしていた」ことが明らかに！誤魔化そうとする光でしたが、頬が真っ赤になっていることを考えると、友人らの話は真実だったのでしょう。

停学処分をくらって禅が感じたこと

濡れ衣で停学処分をくらった禅でしたが、理不尽さよりもまず感じたのは、「自分の味方になってくれる生徒が何人かいたこと」が嬉しかったという点でした。禅はこの時、友人や仲間の大切さを学ぶことができたため、停学処分を「いい経験だった」と捉えているようです。

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確かに、停学処分をくらったおかげで仲間の大切さを知るなんて、そうそうできる経験ではありません。要領はいいはずなのに禅が塚高に進学した理由は、理不尽な停学を下した学校側への反抗心が高まって授業をサボりまくっていたのが原因だったのだそうです。

しかし、よくよく考えてみれば塚高へ進んだおかげで禅と理紗はこうして出会えましたし、濡れ衣を着せられてくらった停学処分でしたが、確かに禅の言うように後になってみれば有意義なもののように思えますね。まぁ疑いの目がかからないように普段から真面目に生活するのが一番だとは思いますが……。

ちなみに今回、停学の話をしたのは禅が理紗に自分の過去を知ってほしかったからです。理紗のほうは禅の過去を知る勇気がまだちょっと足りないような雰囲気をしていましたよね。もしかしたら禅はそんな理紗の不安を感じ取ってしまい、いてもたってもいられず話したい衝動に駆られたのかもしれません。

付き合いだしたはいいものの、まだまだ不安定な2人。そこへクマさんというダークホースの登場！嵐の予感がしますね……。

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