アシガール・第113話のネタバレと感想｜ココハナ1月号

2021年11月27日発売の「ココハナ」1月号に掲載されている「アシガール」第113話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

唯と若君が黒羽で天丸との再会を果たしている頃―――尊は現世への帰り支度を整えていました。 三之助殿へ当てた手紙と、諸々の資料をまとめて机の上に残し、リュックを背負った尊は外へと出ます。

今夜は満月。

尊の出立に気が付いたのか、おふくろ殿が戸を開けて出てきました。 "またいつでも会いに来てほしい。"と温かい言葉で見送ってくれるおふくろ殿。

尊は"また来たいと思っている。"とおふくろ殿に伝えて、現世へと旅立ちます。

実家につくと、なぜか外は真っ暗でした。 家の鍵も閉まってるし、部屋の灯りもついていません。

尊が窓からお母さんを呼ぶと、寝ぼけ気味のお母さんが出てきて鍵をあけてくれました。

"今日帰ってくると聞いていたから2時まで起きて待っていたけれど、あんまり遅いから寝てしまった。"と話すお母さん。

尊はその話にぎょっとして時計を見ます。 22時に戦国を出たはずなのに、時空を移動して現世にたどり着いたのはなんと…3時半です。

なんと尊は、時空を移動するのに5時間以上もの時間をかけてしまっていたのでした…！

つまりそれは、時空の歪みが着実に拡大し、尊が5時間も時空の中をさまよっていたことになります。 もし夜明けまでに転送が完了していなかったら、正直危ないところだったのです…。

転送に関してはまだまだ未知数なことだらけですが、もし転送が失敗すれば全く別の次元に飛ばされるか宇宙空間にはじき出されるか…いずれにせよ尊の予想ではその先に待っているのは「存在自体の消失」でした。

両親はその説明をうけて、"転送はもう使えないのか。"と質問します。 お父さんは来月は自分が戦国に行こうと思っていたそうです。

不安を残したままひと月が経過し、唯が若君と現世へとやってきます。 時刻は4時22分。 どう考えても時空の歪みは着実に大きくなっています。

尊は危機感を覚えて唯や家族、それから若君にも警告を発しますが…彼らは楽観的すぎてあまり話になりませんでした。

これ以上、唯が楽しみにしていたクリスマスを…そしておそらく唯が現世で過ごす最後のクリスマスを邪魔したくない尊は、口を紡ぎます。

その後、唯と若君は現世でイルミネーションデートを満喫。 そして次の満月…唯と若君は2人で戦国の世へと帰ることに。

尊には唯の胸の内がわかっています。 戦国の人として生きていく覚悟を改めて決めた唯は、とても穏やかな表情をしていました。

去り際に唯は、"きっと尊が何とかしてくれるから、天丸にもまた会えるようになるよ！"と両親に言葉を残します。

それを聞いた若君は大笑い。 2人は仲睦まじく、戦国の世へと帰っていくのでした。

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尊の心配をよそに唯たちはとても幸せそうでした。 次号では新婚編が完結するのだそうです！ ということは結婚後しばらく経ってからのストーリーがから新章がスタートするのでしょうか？話の展開が読めなくて楽しみですね～！ それはそうと天丸の唯に対する人見知りはどうなったのでしょう…！？

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