アシガール・第114話のネタバレと感想｜ココハナ2月号

「ココハナ2月号」に掲載されている「アシガール」第114話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

天正4年。

天野信尊（あまの のぶたか）は若君の部屋を訪れていますが、部屋には誰もいませんでした。 庭で稽古をしている天野信勝（あまの のぶかつ）に尋ねると、若君はまたいつものようにどこかの野山を駆け回っているのだろうとのこと。

信尊は困ったものだと呟きますが、信勝は"若君はこれから武家の惣領になるのだから、体を鍛錬するのが一番だろう。"と笑っています。

なんとこの信尊のはかつての三之助です。現在は26歳。 そして信勝はかつての孫四郎です。現在24歳です。 あの幼かった2人は立派な青年に育っていたのでした。

一方その頃、佐久重尚（さく しげひさ）は若君を探して野山へと入っていました。 この重尚は佐久重善の息子で幼名は彦太郎です。 現在は15歳の逞しい少年に育っています。

重尚は山の中で若君を見つけます。 若君と呼ばれるその男は…御月久永…なんと成長した天天でした。

15歳になった凛々しい天天は、空を仰ぎながら良い風だと呟いています。 若君は重尚のことを未だ彦太と幼名で読んでいました。

重尚から信尊が本丸より戻ってくると知らせを受けた若君は、山を下りていきます。

大きくなった天天は、唯と清永にとてもよく似た少年に育っていました。

天正5年―――。 織田信長の深津城攻めに、御月軍も共に出陣。

信長と共に深津城へと攻め入る清永。 そしてその息子・久永は、信尊と共に歌山城攻めを任されることになります。

作戦会議にて、久永は敵に奇襲をかけようと提案しますが、伏兵を心配した信尊に止められます。

その日の満月の夜、久永と彦太は奇襲を提案した場所へ下見にやってきます。 しかし信尊の言った通りそこには伏兵が待ち構えていました…。

敵に見つかり万事休すの久永たち。 しかしそこへ久永たちを追かけてやってきた信尊が駆けつけ、久永の代わりに銃弾を受けてしまいます。

彦太は敵を引き付けると言って一人で囮役を買って出ます。

茂みに隠れる久永ですが、信尊はどんどん弱っていきました。 追い詰められた久永は、唯から託されていた刀を引きます。 これは唯が"追い詰められた時はこの刀を抜いてみるといい。"と御守り替わりに渡されていたものです。

刀を引き抜くと久永と信尊は光に包まれて…。

彦太が信勝を連れてもどってきました。 するとそこには怪我もすっかり良くなっている信尊と久永の姿があります。

久永は軽率な行動を反省し、二度とこのようなことはしないと皆に誓いました。 そして学問も真面目にやると言います。

信尊は久永のを見て僅かに笑みを溢すのでした。

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新婚編はこれにて最終回とのことでした。 森本先生の新連載は4月号から始まるそうです。 100話を超える超大作となりましたね～。 実は少女漫画で100話を超えるのって相当難しいことなのだそうです。

現代にワープしたであろう天天たちが皆と再開する姿が見たかったなぁ～。 そこだけちょっとおしかったですね！