閏うこの月・第4巻のネタバレと感想｜まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「閏うこの月」第4巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

閏うこの月・第4巻のネタバレ

絶対に別れない…光はそう言って里に強引なキスをします。 そしてそのまま里を引き寄せて、里の身体に触れてきました…。

里は、こういう時ばかりやめて！と強く光を拒絶。

光はこんな状態で仕事ができるか！と里に怒鳴り出します。

里は、もう限界でした。 自分は光のために生きているわけじゃない…そう言って家を出ていきます。

 

しかし里には行く当てなんてありません。 俊とは会わないと決めたし、こんな時会いたいと思える人も他にいません。

自分の空虚さに、不安と孤独を覚える里です。

 

その頃、家に一人残った光は…煙草を吸いながら里のことを考えています。 実は光は、里のためにずっと禁煙をしていました。

そんな光の歩み寄りも里はまったく理解してくれていない…光は納得できない気持ちのまま仕事へと向かいます。

 

仕事の担当の女性が、光の調子が悪いことに気が付きます。 そして、担当としてじゃなくてもいいから力になりたいと唐突に言い出すのです…。

えー！？まさか光までも浮気しちゃう展開でしょうか！？

 

勢いで家を出てきたはいいものの、行く当てのない里は、とりあえず今日は普通に家に帰ることにします。

別れるにしたってちゃんと時間をかけて話すべきだから、今日は普通に夕飯を食べよう…そういって里は夕飯の買い出しにきていました。

 

しかしその頃、光は担当の女性とラブホテルへ来てすでに一線を超えてしまっており―――！？

身体を重ねた後、光は自らの行為を後悔しますが…里とは最近そういう風にもなれないしこうやって誰かの優しさに寄りかかることがあっても別にいいだろういう考えに至ってしまいます。

とはいえ、光も光で、昔から変わることができない自分の性格に少なからずの罪悪感を抱いているようではあります。

里がいるから自分はダメだった…昔から変わらない…変わらないからいけなかったのか…と自分を戒めている光。

 

翌日―――。

家に帰った光は、里に浮気を告白…。 その上で、自分は里じゃなきゃダメなんだ…捨てないでくれと自分本位なことを言い出します。

好きだと言ってくれと言う光。 しかし里はその言葉を発することができません。

身体を重ねるも、それはただ光に安堵を与えるだけの契約のようでした。

 

ですが里は改めて思ったのです。 やっぱり、光と別れることなんてできない。 俊にはもう二度と会えない、と。

里は俊に別れを告げることにします。 彼はすんなりとそれを受け入れつつも、何だかやりきれない思いです。

別に二人の中を引き裂きたいほど恋愛に情熱はない。 ただ里と楽しみたかっただけ。

そうであったはずなのに…俊はなんだか里からの別れを素直に受け入れることができないでいました。

モヤモヤとする気持ちを紛らわせるかのように、友達の唯花と食事へ行くことにする俊です。

 

唯花にその話をすると、それ略奪だからと笑われてしまいます。

唯花との会話で、自分が本当に里のことを好きなんだと気付いてしまった俊…。

 

俊が店に戻ると、そこへある人物が尋ねてきました。

なんと現れたのは光です…！ 里から無理やり聞いて俊のもとへやってきたのでした。

 

光は俊に、里と連絡を絶つように言ってきます。

俊は思わずこわっと声を漏らしてしまいました。

光は、人の女に手出すほうがおかしいだろと言ってきます。 最もな意見を言う光に、俊は釣った魚に何とやらですよと言い返します。

挑戦的な俊の態度…。 しかも彼は、俺は里が好きみたいなんでと宣戦布告まがいな言葉を発してしまって…！？

 

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閏うこの月・第4巻の感想

まさかこの2人が全面対決とは！ 光と里はあんがいあっさり別れてしまうんじゃないかなーと思っていたのですが…意外にも光がちゃんと里のことを愛していたようですね。

やはり里視点でずっと話をみてきたので、光の心情なども汲み取ると悪いのは光だけじゃないんだってことがよくわかります。

結局どっちも責任転嫁してるがためにマンネリと不満が溜り続けていってしまったのでしょう…。

ですが肉体関係も含めた浮気をしてしまった光にはもはや言い逃れができないはずなのですが…里はそこで強く別れを切り出せなかったようですねー。

甘いなー！ 里も里で結局は光に依存しすぎです！

このまま里と光の交際関係が続いたとしても、なんか気持ちよくない感じになりますし…。 だからといって里と俊がくっついたら、それはそれで光るが可哀想すぎる気もする…。

ハッピーエンドが見えない物語になってきましたねぇ。