一日千秋・第17話(4巻)のネタバレと感想

「一日千秋」第17話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

一日千秋・第17話のネタバレ

翔子からの連絡を受け、裕は急いで病院に向かいます。

残念ながら心拍の確認をすることができず… 自然流産か手術だという医師に、裕は納得がいかなかった様子ですが翔子はそれを止めます。

今は会社を休むわけなにはいかない翔子は、手術を金曜にして月曜日には出社しようと考えていました。

落ち着こうと言う裕に、翔子は冷静だと話します。 今日の打ち合わせの件もちゃんとしないといけない…

裕は今は仕事のことよりも自分の体はお腹の子を大事にしてほしいといいます。

その時、主任の言葉を思い出す翔子。

仕事も子供もなんて間違っていた…だから自分のせいでこの子がいなくなってしまった…。

翔子は止まることができず、産まない人に自分の辛さなんてわかるわけないと言ってしまします。

そのとき、ずきんと痛くなるお腹…

自然流産が始まったのです。 不妊治療や妊娠に後ろめたさをごめんなさいと言いながら過ごしていた翔子。

自分が新しい命の光をただ純粋に受け止めてあげればよかったのに―――

赤ちゃんというにはほど遠い小さな白い塊を見て、翔子は小さな子供のように声をあげて泣くのでした。

 

―――翌日、部長の奥さんが会社に来たとき、裕はふと奥さんのお腹の大きさを見ます。

来月には生まれるという子供。

裕は優しく微笑むと会社の屋上に行くのでした。

一人で佇んでいると部長も屋上にやってきます。 裕は昨日のことを話し、自分はどうしたら良かったのかと部長に聞きます。

妊娠が分かった時に彼女に仕事を辞めてもらえばよかったのだろうか… でも、昇進を喜んでいる翔子にそんな酷なことをいうことができませんでした。

女性にとって治療や妊娠や出産と仕事の両立がどれだけ大変かわかっていたはずなのに…

そこまで聞いて、部長は裕に肩に手を置き辛かったなと言います。

その言葉で裕は涙を流すのでした。

―――平常心と自分に言い聞かせて出社すると、主任と茜が話しているのを見かけます。

しばらく企画は茜に頼むという主任の言葉に耳を疑います。

しばらく休んでいてもよかったと心配する主任でしたが、翔子は忙しくしていたほうが気も紛れるというのでした。

誰にも触れさせず、誰にも触れられず… 翔子はこれでいいと思いながら、先方に電話をします。

すると先方から茜の方が詳しいから変わってほしいとのこと。

茜の顔が見れない翔子… 茜は何かを察したのか、翔子にデザインの相談をします。

しかしそっとしてほしい翔子は、遊びではないと茜を怒ってしまいます。

最低だと思っていても、落ち込むところではないと考えます。

これは自分で選択した結果…これが現実…。

だけど、夜になると悲しみの波に囚われて涙が止まらなくなる翔子。

翔子は裕に抱きしめられながら、裕と赤ちゃんに謝り続けるのでした。

ある日、翔子は茜に話しかけます。

渡したのは一つのメモリ。 中にタイムラインとか参考になりそうな資料とかいろいろ入れておいたと話します。

そして、主任に渡したのは退職願で―――

 

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一日千秋・第17話の感想

これは不妊治療に専念するということでしょうか…

子供か仕事…今までは、子供を産んだら専業主婦になる方が多いようなイメージがありましたが、今は育児制度なども整ってきており妊娠してからも仕事がしやすくなったように思えます。

私がもし翔子の立場だったら、もしかしたら仕事を選んでしまうかもしれません…。

退職願を提出された主任は一体どんな反応をするのでしょうか。 というか本当に仕事を辞めてしまうのでしょうか！？