たっぷりのキスからはじめて・第37話kindleネタバレと感想｜デジタルマーガレット

「デジタルマーガレット」に掲載されている「たっぷりのキスからはじめて」第37話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

たっぷりのキスからはじめて・第37話のネタバレ

黒澤と面会ができないまま柳は草津に戻ります。

柳から帰ったと連絡を受けたひばりは黒澤と上手くいかなかったと悟ります。

我儘だけれど少しでも会いたかったひばり。

しかし柳も大変だと分かっているひばりは仕方ないと思い仕事に向かいます。

そんなとき美羽の不倫報道が報じられてプロデューサは激怒。

泣きながら謝る美羽。 ぐすぐす泣いている美羽を見て、ひばりはこの期に及んで演技していることに思い悩みます。

でも、相手がいたのなら柳とはやっぱりビジネス婚だったのかな…と少し安心するのでした。

清純派で売っていた美羽と女性人気ナンバーワンの白石圭太のラブストーリー 人気漫画の原作で興行収入20億は見込める映画にも関わらず、世間的にうるさい不倫報道なんかで全部台無しに…

既にいくつかのスポンサーが出資を取りやめると言っている様子。

美羽の不倫相手である宮川は美羽とは真剣に想っていることを言いますが、プロデューサはそんなのは聞いていないと宮川の胸倉をつかみます。

そのとき美羽が立ち上がり謝罪します。 自分よがりな行動をしてしまって迷惑をかけたと言うと、さぎりのほうを向かい大切な作品に泥を塗ってしまったと謝りだします。

しかし、いつも仕事だけにはどんな仕事も自分の中で最高のものをと思っていたことだけは嘘ではない。

もしこれ以上迷惑をかかるようなら女優はいつだって引退する。

その言葉を聞いてみんなが動揺する中、さぎりはため息をついて諦めるにはまだ早いと言います。

少なくとも今はこの作品は注目されている。

ひばりはさぎりの言葉に便乗するように立ち上がります。

これを逆手に映画前のプロモーションを打ってみてはどうかと提案します。

例えばTVドラマとかで宮川と美羽が素敵な仕事をしてくれれば映画にも繋がる。

ひばりは美羽を見ながら、仕事に対する努力を惜しまない人にはやめてほしくないと言うのでした。

良い案だけれどこんな状況で撮影できる場所なんてないと言うプロデューサ。

返答に困るひばりでしたが、さぎりはにっこりと笑いながら素敵な雰囲気で撮影できる場所があると言うのでした。

なんとそこは柳の旅館！！

突然のことではじめは隠れてしまうひばりでしたが、さぎりに呼ばれ顔を出します。

ひばりの顔を見てほっとする柳。

そんな二人の様子を見て、さぎりは風呂に入るといって去っていきます。

母屋の中庭に移動する二人。

綺麗な庭だと感動していると、柳から「誰もいない」と言われます。

その瞬間、抱きしめあい…

会いたかったと漏らすひばりに柳は我慢させていることを謝ります。

自分も早くひばりと一緒にいれるようにしたい。

だからこそ目の前のことをすべて完璧に全うしていきたい。

旅館の跡継ぎや今後のホテル経営を取っ払っても自分にとって仕事はずっと生きがいであった柳。

自分にこの仕事がなくなったらそんなに悲しいことはないと思う。 しかし、自分の中で忘れようとしていた恋愛の感情がひばりに会うと抑えきれなくなると言います。

仕事が何より大事なのに子供に戻ったみたいにひばりとずっと一緒にいたくてたまらない。

好きで仕方ない。もう離れたくない。

柳も思いを聞いてひばりはそれでいいと言います。

どんなときも応援していることを伝えると、柳は優しくキスをします。

こんなことを言っておきながら本当は不安ばかりで、気を抜いたらダメになりそうなひばり。

泣いて泣いてすがりつきそうになってしまう―――

 

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たっぷりのキスからはじめて・第37話の感想

今回の件で、ひばりに対する美羽の印象が変わればいいですね… ひばりが提案した今回の件がうまくいければ、美羽も少しはひばりに優しくしてくれそうな気がします。

成功してほしいですね…。 そして、柳のほうもひばりと一緒にいられるようになってほしい…。