虫かぶり姫・第25話のネタバレと感想｜ゼロサムオンライン

「ゼロサムオンライン」に掲載されている「虫かぶり姫」第25話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

虫かぶり姫・第25話のネタバレ

防衛は好戦国への抑止力であるとともにイーディアに住む民にとって心の拠り所。

防衛力を軽視するような発言は自国の民の安寧を脅かすことだと把握しておいてほしいと言います。

何も言い返すことができないエリアーナ。

ヘイドンは小さくため息をつきエリアーナの父について語ります。

エリアーナの父も毎年軍事予算を抑え、その分主要公路ではなく地方の街道整備や商人の保護に充てていました。

おかげで地方に集中していた盗賊被害も減り山間や峻厳な渓谷の村々へも人の往来が活発化。

そのおかげで、王都に住むエリアーナたち貴族は物に困ったことがありませんでした。

けれどその安寧を守っているのは危険を一手に引き受けている地があるからこそ王都に住むエリアーナたちはその生活を享受できていました。

エリアーナの立場と発言は国を動かす力をもっている。 ヘイドンはそれをエリアーナ自身に理解してほしいと言います。

そうでなければ、本の世界しか知らない夢見がちな令嬢の理想論としか受け取れないと言うのでした。

ヘイドンの言葉は領民を守ろうとする固い意志を感じたエリアーナ。

では自分は…？

本から得た知識を自分の中で解釈し、自分の考えに沿って発言してきたエリアーナ。

しかし自分の助言はイーディア辺境領に住む人々の安全をないがしろにし、その心を踏みにじるものだったかと考えます。

マルドゥラ国の一件の時も軍部の強硬派からは手酷い批判を受けたエリアーナ。 それでも不安がなかったのはそばにいつもクリストファーがいたから。

エリアーナは今こうしてはじめて自分がどれだけクリストファーに守られていたか気づくのです。

その瞬間、逢いたいという気持ちが一層強まるエリアーナ。

その時一人の男性がベランダに来てエリアーナに話しかけます。

その男性の名前はアーヴィン・オランダ。 オランダはクライス公爵夫人の招待で来たと言いますが、その視線はエリアーナにとってものすごく不躾な視線でした。

先ほどのヘイドンとのやり取りを見ていたオランダは、手厳しい事を言われて泣きべそをかいていたエリアーナが意外だったと言います。

「サウズリンドの頭脳」が言われっぱなしで半泣きとは期外れだったとため息をつくオランダ。

オランダの勝手な言い草に腹が立つエリアーナでしたが、王家や一部の者しか知らないはずの我が家の隠し名を知っていることに驚くのです。

 

―――ミゼラル公国にて

身元不明の賊が数名国境を越えてエイデル領に集結している報告を受けたクリストファー。

いつもなら懸案の一つとして留める程度… しかし今回は王と叔父が絡んでいるという話であり、クリストファーはエリアーナ絡みかもしれないと考え―――！？

 

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虫かぶり姫・第25話の感想

オランダと名乗る謎の男性。 しかもエリアーナの隠し名についても知っている様子ですし… 一体何者なのでしょうか。

クリストファーが報告を受けた賓客なのでしょうか…。 謎すぎて続きがすごく気になります！