消えたママ友・第3話のネタバレと感想｜レタスクラブ

「レタスクラブ」に掲載されている「消えたママ友」第3話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

消えたママ友・第3話のネタバレ

【ヨリコの苦しみ】

ヨリコは大学を卒業し学歴を持っていました。 しかし現在は外に勤めることもなく、子育てをしながら夫の実家がやっている店の手伝いに留まっています。

“これはこれで幸せ” しかし何かが物足りないヨリコです。

近所の人しかこない古い店の手伝い。 子育てに明け暮れた先では、おそらく夫の両親の世話が待っている。

“自分は本当にこのまま終わってしまうのか…？”

ヨリコは漠然と“何か”を渇望していました。

そんな彼女が強烈に憧れと嫉妬を焦がした相手が…有紀だったのです。

彼女は美人で商社勤めのキャリアウーマン。 持っているものも着ている服もハイブランドだし、優しそうな夫と、家事育児を手伝ってくれる姑…何でも持っていました。

そんな何でも持っている彼女が、全てを捨てて男と逃げた…。 しかもそんなとんでもないことをしでかしておいて、友人の春香たちは尚も有紀を心配し庇おうとしている…。

ヨリコは正直、面白くありませんでした。 しかし友人が失踪したというのに自分の心は嫉妬で支配されているという現状に自己嫌悪の念も抱かずにはいられないヨリコ…。

彼女もまた人知れず苦しんでいたのです。

 

【友子の苦しみ】

友子は当時付き合っていた彼氏との間に「すぅちゃん」を授かり結婚しました。 なんとなく付き合って、出来たから、産んだ…。 そんな受動的な人生を歩んだ友子でしたが、今となっては子供が掛け替えのない宝になっています。

しかし20そこらで子供を産んだ友子は、やはりママ友の間では浮き気味でした。 まわりは皆年上のママ友ばかり。 そんな中、春香とヨリコが自分と仲良くはしてくれたものの…休日も集まりたがる彼女たちに友子は正直うんざりしていたのです。

しかし娘のすぅちゃんが仲良しグループから外されないように、自分に無理をして人付き合いを続けてきた友子…。

彼女は人知れず、人間関係に疲れ切っていたのです。

人知れず悩みを抱えているのは有紀だけではありませんでした。 ママ友たちは皆少なからず何かに劣等感や嫉妬心を抱き、心のどこかに不安定な自分を隠し続けてきたようです…。

 

 

そして今日も保育園のお迎えの時間―――。

春香はついにノボルに「どうして有紀は家を出てしまったのか」を尋ねることに…。 すると彼は有紀は解放されたかったのかもしれないとポツリと言い、春香がこれ以上詮索してくることを拒みます。

 

有紀の失踪について真相が明らかにされない中、保育園ママたちの間では彼女にまつわる噂話がだんだんと誇張され、いつのまにか不倫の末に子供が出来てしまったらしいという根も葉もない噂話にまでなってしまっていました。

春香は現状を何とかしたいと願いはしつつも、結局有紀から何も知らされていなかった自分たちに無力さを感じることしかできませんでした。

 

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消えたママ友・第3話の感想

結局、有紀が失踪した理由についてはいまだに明らかにはなりません。 しかし他のママ友たちの心に落ちている暗い影を見ると…やはり有紀も日常において何かしら我慢を強いられており、今回はそれが爆発してしまって家を飛び出してしまった可能性が濃くなってきました。

彼女の失踪の理由は謎のままですが、今回はそれについて新しい情報が明らかとなりましたね！ 今まで有紀が「男と逃げた」という話はただの噂止まりで何の根拠もないものでしたが…ヨリコが商店街で目撃した有紀と一緒にいた男性の存在。 おそらく彼が有紀失踪の鍵を握っているに違いありません。

やはり有紀は夫と子供を捨てて不倫相手と逃げてしまったのでしょうか…？ 彼女は今一体どこに…？ ツバサ君への愛情はもう有紀にはないのでしょうか…？