初恋不倫・第12話のネタバレと感想｜silky

2021年1月29日発売の「silky」97号に掲載されている「初恋不倫」第12話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

初恋不倫・第12話のネタバレ

夢中になれるもの、感情を突き動かすもの、そんなものが欲しかった時松。

刑事になり、誰かを助けたり捕まえたり平穏な日常を守っていた時松は、そうして初めて自分の存在を感じることができていました。

子どもの頃から周りの友人のように怒ったり、泣いたりできなくまるで自分なんていないような感覚になっていました。

だからこそ、2年前ミホに一緒にいたいと言われ守ってあげたいと思ったのです。

それが自分の役割だと思っていました。

しかし、いつからかお互いの距離が遠く感じるようになってしまい、どんどんと離れていくのがわかるのに、どうしていいのか分かりませんでした。

いつも望むことに応えられず去っていく彼女たちを見て、自分はやっぱり何かが欠けているかもしれない…誰も幸せにできないと思う時松。

そんな中で穂波に出会うのです。

存在が気になる、話しかけたくなる、新設にされると嬉しくて触れていたくなる。 時松はこの気持ちを恋だと思います。

まるで本能のように穂波が好きだ…

 

―――スペシャルライブから帰ってきたミホは、友達に時松のことを聞かれます。

離婚届けを突き付けられたことを言うミホ。 時松から言われるなんて屈辱でたまらなかったミホは許さないと言います。

初めから時松は自分のことを本気で好きではなかった。

その程度の気持ちで自分と結婚して、そのくせに離婚したいと言われ、ミホは絶対に離婚なんてしないと強く思うのでした。

 

―――俊に離婚するのかと聞いてくる神志那。

大したことではないと言って誤魔化します。

何もかも忘れてこのままここでずっとこうしていたいと思う俊。

しかし、時間が過ぎる一方で仕方なく家に帰ります。 残業の理由を考えていなかった俊は慌てて言い訳を考えようとしますが、穂波は顔も見ないで風呂に入っていきます。

俊は一人でソファに座り精液検査のことについて考えます。

自分に原因があることを知った俊。 しかし、正直に言った時の穂波の反応を考えてしまい言いたくない気持ちが膨れ上がります。

これ以上自分を否定されるのが…自分の存在が壊されていくのが怖い。 しばらく考え込んでいましたが、普通通りにしないと穂波に気付かれると思い気分転換にDVDでも見ようとクローゼットを開けます。

そしてプラモデルを見られてしまうのです。 タイミングよく風呂から出た穂波はプラモデルを見て俊に謝ります。

俊にとっては一生の宝物。穂波だって知っていたはずなのに… 俊は泣きながら穂波を責めようとしましたが、自分はもっと大切なものを壊されたと言われます。

別々で寝る二人。 夫婦なんてあっけない。こんなたやすく壊れてしまう。

自分たちはこの結婚を間違っていたのかもしれない―――

 

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初恋不倫・第12話の感想

この話を読んでいると、結婚、夫婦の重みがすごく伝わってきます。 夫婦になった瞬間、自分だけの問題ではなくなってきますし、結婚するにも覚悟が必要であると知りました。

恋人では、別れるのも簡単かもしれまでんが、夫婦となるとお互いの了承が必要ですもんね。 でも、結婚するときはそのような覚悟があるからこそするものだと思いますが…

なぜ、浮気などをするのでしょうか…。 時松夫婦も穂波夫婦もそうですが、一体これからどうするのでしょうか…。