インザハウス・第21話のネタバレと感想｜プチキス

「プチキス」に掲載されている「インザハウス」第21話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

インザハウス・第21話のネタバレ

橙子は人の気配を感じてナガイがいるのかと寝室を覗きますが、そこには布団が敷いてあるだけで誰の姿もありませんでした。

気のせいか…と彼女が寝室を後にした直後―――。

先程までナガイに首を押さえつけられていた義也が咳き込みながらガバ！と布団の中からでてきました。

苦しそうに息切れする義也の姿を、ナガイは冷たいまなざしで見つめています。 そして何も言わず義也を残して部屋を出て行ってしまうナガイ。

 

夕食時―――。 橙子は松藤の食欲がないことが気にかかります。 彼女を気遣って面倒を見始める橙子。 熱を計ってやるとなんと38.1度もありました。

スポーツドリンクを飲ませようとする橙子ですが、啓太が全て飲んでしまったそうです…。 仕方なく橙子は義也にお使いを頼みます。 すると子供たち2人もついていくと言い出しました。

そうなると家には寝ている松藤を除いてはナガイと橙子が二人きりになることになります。 義也はそのことが少し気がかりでしたが、橙子に急かされたため仕方ななくお遣いへ行くことに。

 

橙子は洗い物に専念してナガイのことをできるだけ気にしないように努めます。

するとナガイのほうから洗い物を手伝いますと言い出してきて…。

彼の気遣いが素直に嬉しくなってしまった橙子。 彼のことを気にしないようにはしつつも、橙子の心には「今の自分があるのはナガイのおかげだ」という思いが強くありました。

意識しないように努めても近くにいるとどうしてもナガイのことが気になってしまう橙子。

しかし義也からサイフを忘れたと電話がかかってきたため、橙子は財布を届けるため家を出ます。

 

そしてなんだかんだで4人で買い物をする展開に…。

こうして歩いているとかつて4人で仲睦まじく出かけていた頃を思い出します。

 

橙子たちが家に着くと、ナガイは自室へ引き下がってしまいました。

なんとなくナガイの様子が気になった橙子は彼の後を追おうとしますが、子供に呼ばれてもどってきます。

橙子はそのときふと気づいたのです。 自分は母親なのだから…ナガイを気にかけることはできないのだと。

 

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インザハウス・第21話の感想

なんだかんだ…傍から見れば4人は普通の家族に見えますね。 以前はトゲトゲしていた橙子と義也もなんだかもはや普通の夫婦のよう…。

それに反比例するように松藤は体調を崩し、ナガイの心の中の闇が着実に育ちつつあるような気がして怖いですね…。

にしても松藤、38度ってただの風邪にしてはけっこうな熱ですよね。 もしかして精神的なものからくる不調なのでしょうか。 その場合この家で療養してもあんまり良くならないんじゃないかなーとか思ったり…。 とはいえすっかり橙子に甘えた生活になっている松藤が、これからどこぞで一人で生活するとなると…さらに心労が増えそうで体調が悪化しそうです。

さてさて、ナガイの動向が気になる展開になってきました。 橙子が彼の心の闇に気が付くのはいつになるのでしょうか。