インザハウス・最終回23話のネタバレと結末感想｜プチキス

「プチキス」に掲載されている「インザハウス」第23話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

インザハウス・最終回23話のネタバレ

橙子が帰宅すると、ナガイが笑顔で出迎えてきました。 いつも通りの調子のナガイ。

橙子はそんな彼に、ある質問を投げかけます。

“ナガイくんのお父さんて誰…？”

ナガイは一瞬固まりましたが、直後穏やかな笑みを浮かべながら“バレちゃったんですね”と漏らしました。

それを聞いた橙子はいてもたってもいられなくなり、家を飛び出してしまいます。

母親が帰ってこないことを心配した子供たちは、松藤に連絡を入れてきました。 事情を聞いた松藤はとりあえず橙子がいそうな場所を探してみることにします。

道端で橙子を発見した松藤。 こんなところで何をしてるんですか！と慌てて声をかけると、橙子は目線をこちらに合わせないまま話だしました。

ナガイはおばあちゃんたちのお葬式に来ていた。 それに彼は自分たち家族の昔の写真を隠し持ってもいた…。 お父さんんことを最初から“お父さん”と呼んでもいた…。

松藤には橙子が何の話をしているのか理解できませんでした。 橙子は語り続けます。

この家を立てるとき、お金を援助してくれると言ったおばあちゃんは、この家にはもう一人子供がいると意味深な言葉を家族の前で発言していました。

その子供のためにもう一部屋余分に作らないのならお金の援助をしないとまで言い出したおばあちゃん。

当時は歳よりがおかしなことを言っている程度にしか思わなかったこの発言でしたが…今となって思えばおばあちゃんはナガイの存在を知っており、また彼が義也の息子であることを知っていたようです。

橙子はナガイが最初から全てを知った上で自分たち家族に近づいたのだということに初めて気が付きます。

彼の目的について、一抹の不安を抱える橙子と松藤は、急いで家路へと着きました。

 

その頃、家に帰宅した義也。 真っ暗な自室へ入ると、押し入れの中には包丁を手に持ったナガトが待ち構えていました。

ナガトはもう終わりみたいなので終わらせましょうと一言呟きます。

廊下では子供たちが普通に過ごしていました。

彼らが部屋に入った好きに、ナガトは義也に包丁を突きつけ彼をベランダへと連れていきます。

義也の地を浴びるのが嫌だからここから落ちることにしようと言って義也の首を締め突き落とそうとするナガト…。

産まれてからずっとナガトは義也のことを憎んでいました。 梓を怖し、自分を苦しめたのは義也以外の他でもありません。

そんなことをしでかした義也が家族を持って幸せになっていいわけがない…ナガトは義也の首を絞める力をいっそう強めます。

義也はそんなナガトに、悪いことをしたと本当に思っている…この家に来たのは俺を殺すためなんだろう…それならもうそれでいい…と抵抗することはありませんでした。

そこへ橙子たちが帰宅しています。 ナガトと義也の様子を発見して急いでベランダへと向かう2人。

ナガトは自分はお父さんを殺すためにこの家にきた…けれどお父さんに愛されたかった…と涙を流しながら語りました。

ナガトは義也を離します。

橙子たちがベランダに到着するころには、泣きじゃくるナガトを抱きしめる抱きしめる義也の姿がそこにはありました。

 

後日―――橙子はおばあちゃんの夢はナガイくんが帰る家を作ってあげることだったんだと思うと話します。

自分はこの家にいてもいいのかと問うナガイ。 橙子の代わりに当たり前だろうと答えたのは義也でした。

 

複雑で騒がしい瀧澤家の家の中。 しかし家族かどうかということは橙子にとってどうでもいいことでした。

血のつながりがあろうがなかろうが、みんな橙子にとって大切な人たちであることに代わりはないのです。

橙子は笑顔で会社や学校に行く皆を見送るのでした。

 

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インザハウス・最終回23話の感想

すごく複雑な感じではあるのですがなぜかスッキリとする最後となりました！ 結局不倫相手だった松藤との同居はずっと続いてますしね…！ 橙子の懐の広さは本当に宇宙レベルの広さがあります…。

なにはともあれハッピーエンドです！ どんな形であれ橙子が笑っていられるのならそれでいいと思いました！