彼の香りと私の匂い・第25話のネタバレと感想｜Love Silky Vol.100

「Love Silky Vol.100」に掲載されている「彼の香りと私の匂い」第25話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

彼の香りと私の匂い・第25話のネタバレ

黒木とその浮気相手・香の“真っ最中”に遭遇してしまったみどり…！

香の喘ぎ声が響く部屋のドアをそっと閉じたみどりは、くるりと踵を返してなぜか冷蔵庫へ…。 そしてポテチとビールを持って、再び2人が事に及んでいる部屋へとそーっと入って行きました。

黒木と香が身体を重ね合うのを、ビールとおつまみ片手に干渉しだすみどり。

ビールをグビグビと飲んでプハーッと一息ついた後、みどりはいやーやってんなーと笑顔で2人を見ました。

驚いてこちらを振り向く真っ裸の黒木と香。

みどりはそんな2人の写真を撮り、我ながら旦那の浮気現場を見てこんなに落ち着いていられるなんて、もはや一般的な情緒が欠落してるのかもしれないと呟き始めます。

もう会わないと言いつつこんなにもすぐに逢瀬を重ねた2人に、似た者夫婦って感じですねと笑顔を向けてきました。

黒木はその場で全裸土下座し、自分が悪かったから離婚だけはやめてほしいと切望してきます。

呆れ顔のみどり。 黒木は無様に醜態を晒しながら、もし離婚するなら俺は死ぬ！と言い出してきました。

そんな2人に香が口を出してきます。 黒木は背徳感に快感を覚えてハマっているから浮気をやめることはないだろうと言い出してきました。

みどりは彼女の身なりから、みどりが非正規雇用でそれほど裕福な暮らしをしておらず家族とも折り合いが悪いということを見抜きます。

香を家から追い出した後、みどりは黒木にあんな女の子を利用するなんて人として一線超えちゃってると言い出しました。

まともな女子が黒木を扱えるわけがない。 香は性格が歪んでいるし会社でも立場がさほど良くないだろう…支えてくれる誰かを求めている彼女を利用して自分の愛玩具にしている黒木のことをまともではないと指摘してきます。

黒木はこの場合どう返事をするのが正解なのかを冷静に考えていました。 みどりの意見を認めれば自分がクズ男だと認めたことになるし、そうではないと行ったところで香との関係が真実の愛であったと公言していることになります。

黒木はしばらく考えた後、正直に本音を話すことにしました。

香と身体を重ねていても、欲しているのは互いの身体だけで後は妄想なのだと黒木は言います。 お互いを抱きながら違う相手をずっと見つめている。 香も自分のことを本当に愛しているわけではなく、妻のいる男を寝取ることに喜びを見出しているだけなのだと言います。

誰かに抱かれながら誰かを思う…みどりにはこの感覚に覚えがありました。 黒木の気持ちがなんとなくわかってしまうみどりです。

 

一方そのころ白川は―――。

綺麗な女性と一緒に花見の最中です。 気立てもよくて見栄えも身体の相性も悪くないこの女性。

しかし白川はこの女性とデートしている最中でも、みどりのことを考えていました。 今この瞬間もみどりのSNSが見たくて仕方がない白川。

そんな自分を俗悪で低俗だと思いつつも、想いを止めることはできませんでした。

その夜、白川はSNS上でみどりとやりとりをします。

その何気ないやり取りは、美しい女性と花見をするよりもずっとずっと白川の心を幸せな気持ちにしてくれるのでした。

 

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彼の香りと私の匂い・第25話の感想

旦那の浮気現場を鑑賞しながらおつまみ片手にビールを飲むなんて…！ 確かにみどりの心の中では何かが死んでしまっていますね…。 夫の浮気のせいで必要以上に心がタフになりすぎてしまったのかもしれません。 いいんだか悪いんだかって感じです…。