ハコイリのムスメ・最新36話のネタバレと感想｜クッキー7月号

2021年5月26日発売の「クッキー」7月号に掲載されている「ハコイリのムスメ」第36話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

ハコイリのムスメ・第36話のネタバレ

2人の未来を左右する重大な“ある決意”をした紀之。 いよいよその胸の内を珠子に打ち明けることに…！？

 

午前9時32分。 珠子が目覚めると、紀之はすでに起きていました。 その日の紀之の姿はどこか清々しく、思わず見とれてしまう珠子。

紀之は嬉しそうに、蛹がついにアゲハ蝶に孵ったことを教えてくれました。 カーテンに止まるアゲハ蝶を見て、珠子は思わずはしゃいでしまいます。

 

その後、2人は蛹を拾った場所へ蝶を放しに行くことに。 指に蝶をとめ、ゆっくりと空に話す紀之の姿に、珠子はまたも目を奪われます。

なぜだか今日の紀之は、とても綺麗に見えてしまうのです。

その後、紀之は大事な話があると珠子に切り出してきて…。

 

ついに紀之が本音を打ち明ける時が来ました！

 

家に帰って話をする2人。 そこで紀之は衝撃的なある告白をします。

彼は、珠子と一緒にいたい気持ちに変わりはないけれど、園田不動産には入らないと前言撤回してきたのです。

これまでたいした夢もなかった紀之…。 彼はただ漠然と珠子と一緒にいれればいいという思いだけで生きてきました。 しかし大森さんとジャーナリストの仕事をしていく中で、自分がどういきていきたいのかを見出し始めたというのです。

珠子は今日の紀之がなぜ美しく見えてしまうのは、彼のすでに行きたい道を見定めており、心が自由になっていたからなのだと察します。

さらに、珠子は紀之がいつかこの話題を切り出してくるであろうことが予測できていました。

珠子は約束通り、紀之の家族を守るために自分から婚約解消を申し出ると言います。 紀之が会社の後継者にならないと知れば、祖父が津川家に何をするか分からないからと不安そうな表情をする珠子。

しかし紀之は、どうなったとしてもそれは園田家に自分を差し出そうとした両親たちの責任なんだから、自分たちはこのまま普通に自由に付き合えばいいのだと堂々とした言葉を言ってのけてくれます。

その言葉に、珠子は心が救われる思いでした。

たったさっきまで紀之が園田不動産に入ることを切望していた…それを本人の口から断られたばかりだというのに、なぜだか珠子はとても清々しい気分になれています。

その日、2人は身を寄せ合うようにして眠るのでした。

 

後日、紀之は珠子を大森さんに会わせることにしました。 珠子は気立ての良い大森家の皆に、これからも紀之のことをよろしく頼むと深々と頭を下げます。

その後、珠子は紀之とあるデートの約束を取りつけることに。 紀之はいつもの感じでいいけれど、自分はとびきりお洒落をして、待ち合わせしてから一緒に東京タワーに上り、2人でちょっといいホテルに止まりたいと珠子はおねだりしてきたのです。

そう話す珠子の姿は、なんだかとても自信に満ちており…紀之の目にはとても美しく映るのでした。

 

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ハコイリのムスメ・第36話の感想

アゲハ蝶に帰った蛹が、まるで新しい道を進みだした紀之の心を投影しているみたいでしたね～。 非常に美しい描写でした。 「心が自由になる＝なんだか綺麗に見えちゃう」的な話がテーマみたいですね。 次号ではデートの様子が垣間見れるみたいですよ～！