お嬢と番犬くん ・第30.5話のネタバレと感想｜別冊フレンド11月号

2021年10月13日発売の「別冊フレンド」11月号に掲載されている「お嬢と番犬くん」第30.5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

15年前、四道の元に一咲の母である翠が1年振りに帰ってきたとの知らせが入りました。その時、初めて四道は一咲を見たのです。じっと見つめる四道に"一咲を抱っこするか。"と聞いた翠。赤ん坊を触ったことないと怯える四道でしたが、翠は強引にことを進め一咲を抱っこさせます。

"目元がとても翠に似ている。"と思った四道でしたが、一咲に泣かれてしまいあわあわしています。翠が抱っこすると一瞬で一咲は泣き止み、"四道の顔は怖いからかな。"と翠は冗談ぽく笑います。しかしすぐさま"自分は四道の顔が好きだ。"とフォローしました。

嬉しそうにビデオカメラを持ってきた父に、今後ここには戻ってこないことを告げた翠。なぜなら一咲には陽があたる場所を歩いて欲しいと思っているからです。

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"部外者ではあるけど、翠は一咲の成長を誰よりも楽しみにしてたことを知っている。"と四道は言います。"まだ子供だから保護者の元で暮らさなければいけないが、その間に考えるべきでは。"そう告げた四道に一咲は、改めて四道の翠への想いの深さを知ります。しかし四道にはあまり自覚がありません。

"自分もそうだったな。"と啓弥を重ね合わせる一咲。"いつかここを出なくてはいけないことも理解しているが、自分が1番大切に思っているのは啓弥との毎日だ。"とはっきり四道に伝えます。

すると後ろから"自分も同じです。”と啓弥が部屋に入ってきました。実は啓弥が四道の部屋に行こうとしていたところ、一咲が先に四道の部屋に入っていったので"一咲に何かあってはいけない。"と思い、最初から内容を聞いていたようです。"たとえ何があっても一咲から離れる気はない。"と言った啓弥に"自分は未定だが。"と一咲は四道に伝え、母の気持ちを教えてくれたことに感謝しました。

一緒にいることを望んだ一咲の表情を思い出し、四道は"翠によく似ているなぁ。"と呟きました…。

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私の最近のお気に入り漫画です。四道が出てきてごちゃるかなぁ。と思ってたんですけど、四道はただひたすらに翠を愛し、翠を尊敬し、翠の護衛をしていたんだなぁ。と考えさせられる回でした。

でもその四道の回が決して邪魔とかそういうのではなく、本当は四道と翠のように一咲と啓弥も結ばれることは滅多にないんだな。と思わされました。でも結局、翠が一咲の将来をしっかり願ったように、一咲も啓弥との日常を願っているんですよね。

翠の陽の当たる道ってなんだろうね。まっとうな人間になること？私は今この一咲が願っている幸せも陽の当たる道なんじゃないかなぁ。と思ってます。

だからこそ四道にも翠にも決定権なんてない。自分が決めるんだ。と道を決めた一咲はとってもかっこよかったです。

お嬢と番犬くん ・第31話のネタバレと感想｜別冊フレンド1月号

2021年12月13日発売の「別冊フレンド」1月号に掲載されている「お嬢と番犬くん」...