子供ができました・第68話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「子供ができました」第68話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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ついに姫奈と陽平の子供「ヨウセイ」が誕生しました。

ヨウセイを愛でる姫奈。
なんだか自分にも陽平にも似ているようなヨウセイの姿を見た姫奈は癒され、同時に不思議な気持ちにもなります。

仕事にも行かずにこうして育児に専念できる環境を、改めて幸せだと実感する姫奈。

ヨウセイにやたらと肌と肌を合わせるスキンシップをとりたくなる姫奈ですが、この時初めて陽平が自分に対してやたらとくっついてくる気持ちが分かったような気もします。

しばらくすると姫奈の母親がやってきました。
ヨウセイを見る母親ですが、姫奈との会話は全く弾みません。会話の仕方がわからない2人は、気まずい時間を過ごします。

自分が母になってから改めて母親に会うと、なんだか不思議な気持ちが沸いてきました。
出産の辛さを知った今、母親も同じように苦しみと痛みの中で必死に自分を産んだはずなのに、なぜ自分たち親子はこんな形になってしまったのだろう…そう不思議に思う姫奈。

姫奈がそんなことを考えていると、母親は唐突に臨月の姫奈を結婚式に招待したことを謝罪してきました。 さらに今までも自分勝手なことをし続けてきて……と謝罪のような言葉を口にします。

さらの母親は、これまで隠してきた本心を打ち明けてきました。

最初は姫奈のお世話を滞りなくやっていて、それさえ上手くできれば母になれると思っていたと話す姫奈の母親。

しかし、次第に姫奈の父親に対する恨みが膨れ上がってしまい、いつしか姫奈を愛する余裕すら失くしていってしまったのだそうです。

状況の悪化を防ぐために一人で姫奈を育てる決心をするものの、それが更に裏目にでてしまい……。さらに一人で子育てをするはめになったことに対して、更に姫奈の父親に対する恨みが募っていってしまったと母親は語り続けました。

そうしていつしか純粋に子育てや母親としての人生を横臥するよりも、父親に見返してやるという思いばかりが先行するようになっていったのだと言います。

母親は、最後の最後まで自分のことばかりで結果的に娘との絆を自ら壊してしまったことに対し、今更ながら謝罪の言葉を告げてきました。


去ろうとする母親を、姫奈が引き止めます。 悪いと思っているなら今からでも母親らしいことをしてほしいと言い、母親との関係修復を図る姫奈。

母親はその言葉にポロポロと涙を流すのでした。

半年が経過し―――。 ヨウセイの名前は宮城 星（ほし）に決定していました。

姫奈は育児に明け暮れつつも幸せな陽平と星と共に幸せな日々を過ごしています。

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なんだか胸がぎゅっと締め付けられてしまいました…。

何が一番泣けるかって、姫奈があんな母親のことを今でも愛そうと努力しようとしているところです。
自分の母に対する愛情が一方通行で終わらないなら…いくらでも待てる…。親子関係がほんの少し前進するだけでも幸せを感じられる…。 そういう健気な気持ちを姫奈が持っていることにものすごく胸がジーンときてしまいます。

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