おいおいピータン・第46話のネタバレと感想｜Kiss

2022年1月25日発売の「Kiss」3月号に掲載されている「おいおいピータン」第46話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

今回は毎週やってくる「あの時間」のストーリーです。
それは土曜日の夜に訪れます。

その時間とは…次の日が休みでテンションが上がり過ぎた夫が、何でもかんでも「素敵だ！」と褒めちぎってやけに上機嫌になる、ちょっとうざい時間のこと……。

土曜日の夜は、「明日は仕事が休み」という最強のバフがかかる時間です。
夫は手抜きの料理を絶賛しながら、安いワインに舌鼓を打っていました。

この流れがくると、そろそろお決まりの台詞がでてくるといことを妻はすでに察していました。

夫の口からため息のように漏れたその台詞は……"結婚して本当によかったなぁ……。"という一言です。

通常なら嬉しい言葉ですが、こうも毎週毎週の恒例行事になるとしだいに嬉しさよりも鬱陶しさを感じるようになってしまうというもの。

夫は妻のそんな気もしらず、やれ部屋のソファーが最高だだの、マンションも高さがちょうどいいだの、どうでもいいことを褒めちぎりまくりだします。

妻の何年も着古した服を「可愛い」と褒めてきて、挙句の果てには飼い猫に謎のお礼を絶叫しながら抱き着く始末……。

寝転がりながら観葉植物の葉っぱを見て"葉っぱがハートの形してる!"なんて言ってる夫が傍にいるため、妻の心はしだいに無になっていきました。

しかも質の悪いことに、夫はこの恒例行事の後必ず自分だけ30分の仮眠をとるのです。


たまには頭の中がお花畑化しているこの夫をびっくりさせてやりたくて、妻は目覚めた夫にある飲み物を提供します。

すると夫は目をカッと見開き、"飲んだことのない味だ！"とテンションが再び上がりだしました。

懐かしいような味…だけど雲みたいなよくわからない味！ そう騒ぐ夫を前に、妻はこの飲み物が「お米を炊いた後に鍋にこびりついたお米をお湯で煮た、鍋を洗うついでの汁」であることを暴露します。

こんなどうでもいいものを飲まされたら、さすがにテンション下がるだろうと予測していた妻。

しかし夫は妻を見て天才か！？と再び目を輝かせてきたのです。
挙句の果てに土曜日の夜にしか味わえないこの飲み物を提供してくれるなんて、優しすぎか！？と縋りついてくる始末……！

夫の「素敵」をもはや止めることのできない妻は…ちょっぴり照れながらもうんざりとした表情をするのでした……。

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なんとも幸せすりぐるイライラですよね～。
なんでも文句言うよりは100倍いいと思います！
まぁずっと好き好き言われたりしたらさすがにちょっとウザくなってきそうですけどね……。

きっと奥さんはそこも含めて旦那さんのことが好きなんだろうなと思いました。

独特すぎる幸せですが、ゴチでした!

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