liar(ライアー) ・第137話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「liar(ライアー) 」第137話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

薫は発信元が分からないメールを開くと、息を呑みました。携帯の画面に映し出されているのは、露骨な男女の情事の風景。全体像がわかりづらい、局所的な写真なので男性が隼人だとは確証が持てませんが、薫は見るだけでそれが隼人だとわかりました。

隼人と情事にふける女性に見覚えはありません。しかしその女性の左手の薬指に光るブランド物の指輪から、年上の女性かもしれないと薫は勝手に想像を膨らませます。

この写真から確かにわかるのは、隼人と女性の間には何度もそういった関係があると言うこと。薫の顔はどんどん青くなっていきました。この写真を隼人に突きつけても、きっとのらりくらりと逃げられてしまうことはわかっています。

暗い表情のまま、隼人から来た最後のメールを開くとそこには“好きだ。”と短い言葉が書かれていました。

以前の薫なら、飛び跳ねて喜んでいたかもしれません。しかし今はこの言葉がひどく薄っぺらくて、説得力を感じられません。薫はメールに返信することなく、携帯を閉じるとまた歩き始めました。

薫の頭に浮かぶのは、好きだと伝えたときの先生の穏やかな笑顔。

体の関係があるからと言って、気持ちが伴うとは限りません。隼人と関係を持つときに薫はそれを理解しているつもりでした。それでもこんな風に写真を見せつけられて、流石に怒りがこみ上げてきます。 家に帰って、ベッドに潜り込んだ後も薫の怒りは止まりません。どうにかして、この怒りをすっきりさせる方法はないのかと考えて、薫はまた携帯に手を伸ばしました。

画面に映る隼人からの“好き”と、先生からの“好き”は重さが違う気がします。

隼人からの言葉には、少しだけでも本当が含まれているような感じがしました。しかし隼人から"好きだ。"というメールの後に連絡が来ていないため、隼人は一体何がしたいのかと薫は首を傾げるのでした……。

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この場合の年上の女性は隼人の浮気相手になるのでしょうか？ 浮気相手から好意の最中の写真を送りつけるって結構な勇気ですよね。それを見た薫が怒るのも当然だと思います。ですが、やり返すとなると嫌な予感がしますよね……。 隼人と先生の間で揺れる薫は一体どちらを選ぶのでしょうか？どちらにしろ、良い未来が待ち受けていないような気もしますが……次の話も楽しみですね！

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