あなたの心がわかるように・第42話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「あなたの心がわかるように」第42話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ウインターが明日到着予定のバイオレットを迎えに電車に乗り込んだ頃、ランチア家から小切手を受け取ったバイオレットは、銀行へと足を運びました。目的は王家の財産になっている土地を自分の元に戻してもらうこと。しかし、目の前に座る頭取の表情は明るくありません。

バイオレットの要望を聞いた頭取は、真っ青な顔で出来ないと答えました。一度国の財産になった物を個人に渡すとなれば、民衆が黙っていません。 それならと婚前契約書の話を持ち出しますが、同席している兄のアッシュが公開は出来ないと言いました。

公開すれば秘密維持条項に違反したことになり、結婚自体が無効になってしまいます。だからこそ、ウインターも動くことが出来ませんでした。"厚顔無恥な妹を持つと苦労する。夫の判断に従い、黙っていろ。"

あまりにも冷たい兄の物言いに、以前エンナ夫人がアッシュのことを自分の利益のためだけに生きている男だと言っていたことを思い出しました。 それでもバイオレットは諦めることが出来ません。悩んで、悩んで、思いついたこと。それはウインターと結婚するときに持っていなかった持参金です。

ローレンス家の女性が嫁ぐときには持参金を用意するのがしきたり。裁判になればバイオレットが勝つのは目に見えています。裁判の言葉が出て、さすがのアッシュにも焦り出しました。 このままバイオレットと争えば、評判も落ちてしまいます。評判と土地を天秤にかけたアッシュは観念して、土地をバイオレットに渡すことにしました。

無事にすべて思い通りになったバイオレットは、最後に2人に言葉を残しました。頭取には、財産を奪った企みのお返しは必ずすること。そしてアッシュには"同じ教育を受けたにも関わらず、愚かな男が王にならなくてよかった。"と吐き捨てるのでした……。

すべての用事を終えたバイオレットは西に向かい、ドス公国に船を借りてそれに乗るつもりです。こうすればまだ憎たらしいウインターのことを、いずれ昔の思い出として愛せるようになると自分に言い聞かせていました。

結婚生活の3年間、ろくに隣にいなかった夫と離れても何も変わらない。そう自嘲するバイオレットの腕を掴む人がいました。 "どこへ行くつもりだ。 "とウインターがバイオレットを引き留めて……？

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最後のシーンはときめきがすごいですね！ 完全に決別をして、その代わりに土地を奪い返したバイオレットを迎えに来たウインター。これは駅の構内で素敵な告白とか聞けちゃったりするのでしょうか？楽しみです！ しかし、頭取とアッシュは許せませんね。特にアッシュ。プライドの塊人間なのでバイオレットにへし折ってほしいので、ウインターと幸せになった上でぼきっと折に行って欲しいです！

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