
【18話更新】シンジュウエンドの全話あらすじ(ネタバレあり)・考察と感想まとめ | 最新話から最終回まで
「マンガMee」に掲載されている「シンジュウエンド」のあらすじ(ネタバレあり)・考察と感想です。文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
目次
- ▼ 1. シンジュウエンド・第18話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 2. シンジュウエンド・第17話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 3. シンジュウエンド・第16話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 4. シンジュウエンド・第15話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 5. シンジュウエンド・第14話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 6. シンジュウエンド・第13話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 7. シンジュウエンド・第11話,12話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 8. シンジュウエンド・第9話,10話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 9. シンジュウエンド・第7話,8話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 10. シンジュウエンド・第5話,6話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 11. シンジュウエンド・第3話,4話のあらすじ(ネタバレあり)
- ▼ 12. マンガを無料で読むには!?
「マンガMee」に掲載されている「シンジュウエンド」第13話のあらすじ(ネタバレあり)・考察と感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
シンジュウエンド・第18話のあらすじ(ネタバレあり)
鈴の転校初日
転校初日の鈴。先生は面白いし、クラスメイトも鈴のことを受け入れてくれた雰囲気があり、出だしは好調です。
しかし、隣の席の鈴田 悠(すずた ゆう)だけは、鈴のことを無視してきます。鈴田は今朝、バス停でも鈴のことを無視していました。意地になって鈴田に挨拶をする鈴ですが、声がでかいと言い返されてしまい……。
近くの席の佐多山 都(みやこ)が鈴をフォローしてくれます。しかし、噂話好きらしい都の様子を見て、鈴は過去に宗教にハマってネズミ講まがいなことをしている母親のことを同級生に言いふらされていた苦い記憶がフラッシュバックしてしまい……。
シンジュウエンド・第18話の考察
鈴田 悠の人物像
鈴田は生まれつき聴覚過敏で極度の人見知りなのだそう。IQ180超えの天才ですが、人から話しかけられないために、いつもイヤホンをしているのだそうです。しかし、そのイヤホンからは音はなってないそうなので、完全に鈴の声が聞こえていたはずなのに2度も無視をしてきたことになります。なかなか気難しい性格の男子生徒が隣の席になってしまいました。
噂好きの都
都は噂好きの女子らしく、鈴田の情報をペラペラと話していました。鈴はその様子をみて、かつて自分が噂話によって学校に居場所を失ってしまったことを思い出してしまいます。そんな中、都は鈴に対して、どうして高校生活残り5ヶ月という中途半端なこの時期にこんな田舎に転校してきたのかを質問。鈴は、都に対して苦手意識を抱いてしまうのでした。
本当は優しい鈴田?
都が鈴田の情報をペラペラと話していても、鈴田は何も文句を言いませんでした。しかし、都が鈴に質問を始めた途端、鈴田は都を制止したのです。鈴は、鈴田が自分のことを庇ってくれたのではないかと考えます。もしかしたら鈴田は愛想がないように見えて、根はやさしいのかもしれません。
シンジュウエンド・第18話の感想
新登場のキャラクターが2人増えました!愛想のない鈴田と、噂好きの都。なんだかクセのあるキャラクターばかりですよね。
鈴はこの鈴田と今後深く関わっていくことになるのだそうですが、果たしてどういった関りを持っていくのでしょうか。鈴の恋愛対象は恐らく真志になっていくと思われますが……もしかして鈴田にもよろめいてしまったり?
というか、主人公の名前が鈴で、重要キャラクターの名前が鈴田……なんだかややこしすぎます!そのあたりは作中でも触れられていましたが、何か作者の意図があってのネーミングだったのでしょうか?
シンジュウエンド・第17話のあらすじ(ネタバレあり)
鈴の引っ越しが完了する
鈴は、佐賀県のおばあちゃんと一緒に住むことになりました。引っ越しも転入手続きも滞りなく進んでいきます。真志が言っていた通り、本当に「世間は助けを求める子供には親切」でした。
登校初日。バスに乗る鈴。バスは2時間に1本です。バス亭にいた同じ制服の男子に声をかける鈴ですが、相手がイヤホンをしていたためか無視されてしまいます。不安な気持ちを抱えつつ、鈴はバスで学校へと向かいました。
さらに追い打ちをかけるように、母親からメッセージが届きます。内容は、「反省している」とは言いつつも、相変わらず宗教からは全く抜け出せていない様子が伺えました。
なんとなく息がつかえてしまう鈴。しかしそんな時、別の人物からもメッセージが届いて……?
シンジュウエンド・第17話の考察
鈴の笑顔
母親の元にいるときは鈴の表情はずっと曇ったままでした。しかし、真志と出会ってからは鈴の表情からは度々笑みがこぼれています。もともとは明るい性格の女の子であったことが見て伺えました。
良いおばあちゃん
どうやら鈴のおばあちゃんはかなり人柄のいい人物のようです。おじいちゃんは鈴が2歳のときに他界していましたが、なんとおばあちゃんはおじいちゃんの12才年下で、結婚当初は周りから猛反対されて2人で心中しようかと思ったほどだったとか。それでも頑張って生き抜いて結婚をし、結果的に鈴のおばあちゃんになれたのだから、人生大勝ちだったと笑いながら語ってくれるおばあちゃんです。現在、ひとまわり年上の真志に恋をしかけている鈴にとっては、嬉しい話だったに違いありません。
鈴にメッセージを送ってきた2人
1人はあらすじでも説明したとおり、母親からでした。母親は鈴がいなくなったというのに相変わらず宗教から足を洗えておらず、むしろ寂しさからか以前よりも信仰度が上がってしまっているような気さえします。そしてその直後、鈴に届いたメッセージは、ある人物からのスタンプ1つでした。鈴はそのスタンプのみのやりとりを心の灯火にして、これからの人生を生き抜いていくつもりのようです。もちろんスタンプの送り主は、空港で鈴を見送ってくれたあの人で……。
シンジュウエンド・第17話の感想
おばあちゃんは裏も表もなく素直にいい人でした!しかも鈴とは馬が合う様子で、空港に軽トラックで迎えに来てくれたのですが、車中での会話ははずみっぱなしでした。2人の様子を見ていると、これからの鈴の人生が明るくなっていくような予感がします。
そこへ水を差すように母親からのメッセージ。しかも長文です。いっそブロックしてしまえばいいのにと思う反面、「もしかしたら母親が本当に反省をしてくれるかもしれない」という希望を捨てきれずにブロックができない鈴の気持ちがなんとなく伝わってきます。
シンジュウエンド・第16話のあらすじ(ネタバレあり)
自殺をやめた2人
鈴は、親戚のおばあちゃんの元で暮らせることになりました。その後も真志は、鈴のためにあらゆる法的手段のアドバイスをします。
母親に搾取されるだけの詰んだ人生が、実は「児童相談所」「教育委員会」などを頼れば何とかなりそうだということを初めて知る鈴。同時に、いかにこれまでの自分の世界が狭かったかを思い知らされます。
誠志のアドバイスのもと、鈴は毒親である母親を捨てて高校を変えることを決意し、空港へと向かうのでした。
シンジュウエンド・第16話の考察
面倒見の良すぎる真志
空港へ鈴を贈り、チケット代を払ってくれた真志。まさに大人の鏡と言える行動をしてみせましたが、つい先ほどまでは真志も自殺を望んでいたうちの1人です。自分と同じように死を望んでいたはずの大人に命を救われた鈴は、不思議な気持ちになります。彼女の心にはもはや死の渇望は消え失せ、代わりに別の感情が湧き出ているようです。
真志に恋をする鈴
鈴は、今回のことを通して真志に恋をしてしまったようでした。真志が拒否するのを押し切って、真志との連絡先を交換するに至ります。さらに、毎日1回だけスタンプのみのやりとりを約束。それは、お互いの生存確認の意味が込められていました。鈴は、真志がまだ生きているということを心の灯火にして、今後を生き抜いていこうと言い出します。
年齢差のある2人
かたや未成年、かたや30代の歳の差がある2人が、みだりにスマホでやりとりをするのは良くはありません。真志もそのことはよくわかっているようで、やりとりをスタンプのみに限定します。そうはいっても他人のことをほっとけない真志なので、鈴の身に何かあればおそらく再び彼女を助ける為に行動してしまうことでしょう。
シンジュウエンド・第16話の感想
2人の出会いの全貌があきらかになりました。鈴のほうは状況が落ち着いたように思えますが、真志のほうは「SNSでの拡散」や「会社での降格」や「妻の不倫相手の妻から謎の慰謝料請求」など、問題は一つも解決していません。
現実に戻った真志が、現在の状況に耐えられるかが不安です。しかし、どうやら真志も鈴とのやりとりで死ぬ気が失せた様子。自分には娘がいるのだと再確認した真志は、自殺の名所に辿り着く前よりも生の活力が湧いているようでした。
このまま鈴は九州へ飛び立つことになります。一度離れ離れになった2人が、今後どういった流れで再会するのかが楽しみです。
また、置き去りにした鈴の母親が更なる奇行に及ばないかも不安なところではあります。
シンジュウエンド・第15話のあらすじ(ネタバレあり)
生死をコイントスで決める2人
コイントスで生死を選ぼうと持ちかける真志。しかし結局コインは真志の手元から転がり落ちて海の中へ落ちてしまいました。結果がやうやむやになる中、真志は、好きな漫画を全部読み終えたらとか、そういう小さな喜びを糧にもう少しだけ一緒に生きて見ないかと持ち掛けます。
そうだとしても家に帰れば母親に搾取される地獄の日々が待っているだけだと話す鈴。真志はここで、鈴を何とかしてやりたいと考え始めました。手始めに鈴の親戚に、鈴の保護を頼めないか電話をかけ始めます。
自分のためを思ってすぐに行動してくれる真志の姿に、鈴は心がなんだか温かくなるのを感じるのでした。そして真志が話をつけてくれた佐賀県に住む鈴のおばあちゃんは、鈴のことを引き取りたいと快く申し出てくれます。
シンジュウエンド・第15話の考察
鈴は本気で自殺したいわけじゃなかった?
真志が弾いたコインが宙で回転するのを見ながら、鈴は内心で、“裏がでたら本当に死ななきゃいけないのかな”と不安を感じてしまいました。どうやら鈴の死の覚悟はそこまで固まってはいなかったようです。
佐賀のおばあちゃん
真志は営業スキルで身に着けたトーク力で、鈴のおばあちゃん・キヌエにあっという間に話をつけてくれました。キヌエおばあちゃんは鈴が強いられている家庭環境にまったく気が付かなかったことに謝罪の言葉を述べてくれます。温かいキヌエおばあちゃんの言葉に、鈴は思わず涙を流してしまいました。
残された鈴の母親は?
ここで問題になるのは、鈴が佐賀県のおばあちゃんと同居することになっても、残された母親が絶対に鈴を取り返しにくるだろうという点です。母親は大好きな夫を失って、孤独感から精神異常をきたしました。ここで鈴までもが自分を置いて出て行ってしまったとなると、いよいよ母親の精神が崩壊に向かっていってしまうでしょう。
シンジュウエンド・第15話の感想
置いていかれる母親が腹いせにキヌエおばあちゃんに何かしないか心配です。さらに、真志に対しても「娘をたぶらかした悪い男」として敵対視してきそうなのも容易に想像がつきます。
自分のことでも精一杯なのに、鈴の母親からも責められるようになっては、真志の身も心も持ちません。何としても鈴の母親には真志の助力があったことを隠す必要があります。
鈴の身の安全が確保できたとしても、真志の死にたい願望に対しては何もケアがなされていない状況なのも気になります。しかも鈴が佐賀のキヌエおばあちゃんの家に引っ越したとあっては、今後の真志との接点も皆無になってしまうのではないでしょうか。
序盤のプロローグや作品のタイトル画像的にも、真志と鈴が恋愛関係になっていくストーリーだとは思うので、2人が住む距離が離れてしまうのは問題なように思えてしまいました。
シンジュウエンド・第14話のあらすじ(ネタバレあり)
女子高生に“一緒に死のう”ともちかけるサラリーマン
鈴の母親の提案。それは、高校をやめて風俗で働き、家系を手伝ってほしいというとんでもない要求でした。その言葉で心が壊れた鈴は、自ら命を絶とうと自殺の名所へやってきたのだと言います。
話を聞いていた真志は、鈴の自殺願望を惜しいと思ってしまいました。自分も自殺の為にこの場所へ来たためえらそうなことは言えませんが、鈴の場合は、生きてさえいればまだ未来があると考えてしまったのです。
真志は鈴を説得するために、“一緒に死のう”ともちかけますが、死ぬ前に楽しい思い出を作ろうと言い出しました。鈴の強い希望で、2人はカラオケをすることになります。
その後、真志はコインで自分たちの命運を決めようと提案。裏がでたら“本当にこのまま一緒に死のう”、表が出ればとりあえず今は一緒に生きよう”ともちかけ……。
シンジュウエンド・第14話の考察
鈴の若さ
学生時代は、学校と家庭が世界の全てに思えてしまいがちです。友達もいなくて家族との信頼関係もなければ、自分には居場所がないと考えてしまうのも理解できてしまいます。今の鈴はまさにそんな状況ですが、真志からして見れば鈴の世界は若さゆえにまだまだ狭すぎるといったところだったのでしょう。
車内カラオケ
鈴の強い希望もあって死ぬ前にカラオケをすることになる2人ですが、まがいなりにも2人は女子高生とサラリーマンです。そのため、真志はコンプラを気にして鈴をカラオケ店へ連れて行くことはありませんでした。代わりに妻や娘と遠出するときに良く使っていた高性能のカラオケマイクを持ち出す真志。しかし、マイクの説明をしている最中、家族3人で幸せだった頃をつい思い出してしまったようです。
娘を探さない母親
女子高生の娘が夜も帰らないというのに、鈴の母親は鈴のことを探す素振りは一切ありませんでした。母親的には、鈴が少し反抗期に入っているという軽い感覚らしく、鈴の心の痛みが母親に届くことは一切なかったようです。そんな状況も、鈴の自殺への渇望を増進させてしまう大きな要因となったようでした。
シンジュウエンド・第14話の感想
鈴の自殺を惜しいと考えてしまう真志ですが、他者からしたら真志の自殺だって惜しいと思えてしまう状況です。今の鈴と真志に必要なのは、自分の価値観以外の考えを取り入れることのような気がしました。
ところで、真志の娘の未来と鈴は年齢こそ大きな差がありますが、雰囲気やあどけなさに似ている点があります。髪型もそっくりなため、真志は鈴の背中に未来を重ねてしんみりしているようにも思えました。
家族3人でカラオケをしながら楽しそうに車で遠出している真志たちの姿が、非常に胸にツンときました。どんなに切望しても、もうあの頃には決して戻ることができません。
シンジュウエンド・第13話のあらすじ(ネタバレあり)
鈴が自ら命を絶とうとした理由
シーンは第1話、自殺の名所で自らの命を絶とうとした羽生 鈴(はすみ すず)を、遠藤 真志(えんどう しんじ)が間一髪のところで助けるシーンへもどります。ここで、鈴が自殺を図った理由の詳細が明らかになります。
鈴は、自分が死を選んだ理由を遠藤に説明し始めました。鈴の家はもともと両親が仲が良く円満な家庭でしたが、父親が交通事故で亡くなった日から、どん底のような生活が始まったと言います。
夫を亡くしたショックから精神的に不安定になった母親は、ネズミ講にはまり、高額でスピリチュアル的な商品をバンバン買い漁るようになったのです。結果、父親の生命保険はあっという間に底を尽き、さらに借金まで膨れていったと言います。
鈴はそんな母親に見切りをつけることを早々に決心しますが、そんな最中、追い打ちをかけるかのように母親からとんでもない仕打ちを受けて……。
シンジュウエンド・第13話の考察
娘の貯金を使い果たす母親
鈴は、高校を卒業したら家を出るつもりでいました。バイトをしてようやく貯めた自立用の30万。しかしそのお金も母親に見つかってしまい、勝手に使い込まれてしまったのです。しかも全く悪びれる様子のない母親に、鈴は絶望してしまったようでした。
浪費の内容
母親の浪費は明らかに詐欺まがいな物ばかりに宛てられていました。「浄化作用のある水晶88万円」「清らかな水500mlで1000円」など、効果がはっきりと確認できないものばかりです。ちなみに鈴の貯金は、清らかな水の購入に全て充てられてしまったようです。せめて中に入っていた水がただの水道水ではないことを祈るばかりです。
理解不能な母親の言い分
鈴は貯金を勝手に使ったことを責めようと母親に詰め寄りますが、母親の言い分は理解不能なものでした。なんと母親は、鈴のためを思って水を買ったのだから自分は何も悪いことをしていないと言い張るのです。鈴はこの瞬間、母親がまともに話ができない段階になっていることを察したようでした。
鈴が学校でも孤立した理由
しかも母親は鈴の学校の授業参観で、同級生の母親たちに対しても勧誘を行い、清らかな水を売り込もうとしたのです!そうなると鈴が同級生たちから冷ややかな目で見られることは必至でした。鈴は母親のせいで、学校でも虐められるようになってしまい、家庭でも学校でも居場所を失くしていったのです。
シンジュウエンド・第13話の感想
絵に書いたような最悪な母親です。しかし、母親がこの状況に至った原因は、そもそも大好きな夫を失くしてしまったからでした。母親の精神状況は病的な状態であると言えるでしょう。
いい年を過ぎても夫に依存し続けていた母親は、恐らく精神的には弱いほうだったのだと思います。そのため、支えとなった夫がいなくなった今、自分をどう奮い立たせればいいのかわからなくなり、結果すがった先がスピリチュアル的なものになってしまったのだと思われます。
そうなると、父親が事故で亡くなってふさぎ込んでいる母親のことを、ただ見ているだけだった鈴にも、責任の一端があったような気がしてなりません。
シンジュウエンド・第11話,12話のあらすじ(ネタバレあり)
パパじゃなくてママがいい
【11話】真志の同級生の吹田弁護士は、舞華を牽制するために手紙を書いてくれました。しかし、しばらくは様子見するしかないとも話してきます。代わりにまとめサイトの記事は6万円で綺麗に削除することに成功します。明日から、真志は仕事です。シングルファザーとしての生活が本格的に始まろうとしていました。
【12話】24時間保育園を利用して、何とか職場復帰を果たした真志。しかし、待っていたのは地獄のような事例。営業のエースとしてキャリアを積み上げてきた真志が、今回の騒動を受けて、お荷物社員が配属される書類整理課に配属されてしまったのです。半ば放心状態で引継ぎを済ませて娘の保育園のお迎えに行った真志。しかしそこで娘からパパじゃなくてママがいいと泣き叫ばれてしまい……。
シンジュウエンド・第11話,12話の考察
限界を迎えた真志
両親揃っていたとしても「パパじゃなくてママがいい」はこたえる一言なのに、シングルファザーになってからこの一言を言われてしまっては、心にとどめを刺されたも同然です。これまで必至に取り繕ってきた真志でしたが、心の限界を迎えてしまいます。
妻の死んだ場所へ
そんな真志は、泣きつかれた娘を実家に預けて、車で2時間かかる自殺の名所へと足を赴けます。そこは、妻の敦子が不倫相手と身を投じた場所でもありました。真志は自然と死を望んでしまったのでしょう。残される未来のことはどう考えていたのでしょうか?おそらく、考える余地もないほど、死を渇望している状況なのだと思います。
そこで見た者は自ら死を望む女子高生
しかし、目的地には先客がいました。その先客こそ、家族からの暴言とイジメで居場所をなくした女子高生。鈴なのでしょう。この後真志は鈴の境遇に耳を傾けることになります。第1話では、鈴はのちに真志に全力で恋をすることになるとプロローグが書かれていました。2人はどういう流れで恋に落ちていくのでしょうか?
シンジュウエンド・第11話,12話の感想
第1話の時点では鈴にスポットライトが当たっていたので、突然自殺を止めてきた男についての情報が何もありませんでしたが、これが真志だったんですね。真志の境遇を知ってからまた1話を読み返すと、違った見え方がしてくるのでおもしろいです。
真志もこの場所に死を求めて来たのに、自殺しようとしている人を止めるなんておかしな話ですよね。勝手に死んではいけない!と走り出す真志。それは、言い換えれば残された人が悲しむからダメだ!という意味にも聞こえます。
それはそっくりそのまま、娘を残して先立とうとしている真志にも言える台詞です。
シンジュウエンド・第9話,10話のあらすじ(ネタバレあり)
SNSに追い詰められる真志
【9話】義父母にも訴えられ、不倫相手の妻からも訴えられた真志。あまりにも理不尽な状況に理解が追い付きません。しかし、自分は何も訴えられるようなことはしていないはず。真志は自分を責める声を無視することにします。しかし数日後、事態は無視できないほどの大事に発展してしまい……!?
【10話】なんと、不倫相手の妻・三崎 舞華は、フォロワー8万人を抱えるインフルエンサーでした。舞華はフォロワーを使って、真志を社会的に追い詰める作戦を使ってきたのです。真志は慌てて弁護士に相談をしますが、舞華を訴えて勝訴するためには少なくとも半年はかかってしまうと言われて……。
シンジュウエンド・第9話,10話の考察
SNSの恐怖
舞華は真志に理不尽な慰謝料請求を行ってきました。それに真志が従わなかったため、今回の強行に及んだようです。舞華はSNSを利用して、真志を社会的に追い詰めていきます。真志は完全に身バレし、会社では迷惑電話が止まらず、無視できない状況に発展してしまいました。
虚偽ばかり広まる
しかもSNSで拡散しているのは、身も蓋もないような嘘ばかりです。真志は確実に被害者側なのに、「DV夫」「妻を自殺に追い込んだ男」として悪名が広まってしまいます。これを無視してしまうと真志は会社でも居場所をなくし、娘の未来ですら将来に悪い影響を及ぼすことになってしまう可能性があります。
真志の精神がすり減っていく
想像だにしていなかったSNS攻撃に、真志は途方に暮れてしまいます。同級生の弁護士に相談しますが、嘘ばかりを並べるネット記事はすぐに削除できても、嘘を風潮している犯人を特定して訴えるにはかなりの時間と労力がかかるのだとか。どうやら舞華はネットテラシーについては一枚上手のようで、すぐに訴えられるスレスレのところで真志に嫌がらせを続けているようです。
シンジュウエンド・第9話,10話の感想
舞華の唐突な登場に呆気を取られていましたが、彼女は怒涛の速さで攻撃をしかけてきました。完全にフォロワー8万人VS真志の図になっています。フォワーたちも、舞華から真実を告げられたわけではなく、おそらく舞華が話を捻じ曲げてフォロワーに今回の不倫騒動を伝えているのでしょう。
対して真志は、自分の無実を証明する場もなければ、それを証言してくれる肝心の妻・敦子もすでに息絶えている状況です。
ここで不倫相手である三崎が無事に目覚めて真実を語ってくれればいいのですが、それではストーリー的に盛り上がりませんよね。おそらく三崎が目覚めたとしても、真志に不利な発言をするに決まっています。
シンジュウエンド・第7話,8話のあらすじ(ネタバレあり)
なぜか真志が慰謝料請求される!?
【7話】敦子の火葬が終わりました。真志は敦子の父親に呼び出されます。不倫の末に夫と子供を捨てて男と心中した敦子の行動を謝罪されるのかと思った真志でしたが、むしろその逆。
なんと敦子の父親は謝罪どころか、未来の親権を譲るように主張してきたのです!そんな中、三崎の妻を名乗るギャルが唐突に真志を尋ねてきて……!?
【8話】三崎の妻は非常識極まりない女性でした。典型的なギャルの見た目に自己中心的で高圧的な物言いに、真志はドン引きです。
しかも三崎の妻は、「妻の管理不足」だと言って、こともあろうに真志に不倫の慰謝料を300万も要求してきたのです!
シンジュウエンド・第7話,8話の考察
傍若無人な敦子の家族
不倫をしたのは敦子の側です。本来なら、幼い子供と夫を残して自分勝手に先立ってしまった娘の非礼を詫びるのが筋。しかし、敦子の父親はむしろ「不倫の原因は真志にあったのではないか」と追求してきます。怒りの吐き出し口がないのはわかりますが、妻を失って心を痛めている真志にかける言葉とはとうてい思えない会話内容でした。
残された娘
追い打ちをかけるかのように、娘の未来からママはどこにいるのかと聞かれる真志。それまで何とか笑っていた真志でしたが、この質問にはさすがに声が出せなくなります。「ママはもう帰ってこない」と言えない真志の辛さが、ひしひしと伝わってきます。ちなみに未来は火葬場には連れて行かず、火葬の間は真志の実家で面倒を見てもらっていました
不倫に気が付いていた三崎の妻
三崎の妻は、夫の不倫に数か月前から気づいていました。おそらく不倫の証拠を押さえて、いざ離婚になったら多額の慰謝料を夫に請求しようとしていたのでしょう。しかし、敦子と三崎は「離婚をするまでは絶対に肉体関係をもたない」と誓い合っていたようで、慰謝料請求に最も重要だと言える肉体関係の証拠を掴めないまま、2人に無理心中を図られてしまったのです。慰謝料もとれず夫の生命保険も降りずで、金に困った三崎の妻は、真志から慰謝料をぶんだくろうとやってきたのでした。
シンジュウエンド・第7話,8話の感想
三崎の妻がなかなかにやっかいそうな相手です。初対面の人と会話をするのに一人称が「うち」の時点で、ろくに社会経験を積んでこなかった女性であることが伺えます。なんだか三崎が不倫に走りたくなる気持ちが少し理解できてしまったかも……。
それにしても不倫の慰謝料を真志に請求するなんて非常識にもほどがありますよね。もともと不倫をもちかけてきたのは三崎のほうなのですから、真志は一番の被害者とも言えるのに。
シンジュウエンド・第5話,6話のあらすじ(ネタバレあり)
執り行われる妻の葬式
【5話】妻・敦子の遺体が見つかったというとんでもない知らせを受けた真志は、急いで警察署へと向かいました。そこには、変わり果てた妻の姿が……。
理解が追い付かない真志ですが、追い打ちをかけるかのような衝撃の事実が発覚します。なんと、敦子は不倫相手の遠藤と心中を図ったというのです!しかもなぜか遠藤だけは命が助かっているらしく!?
【6話】悲しむ暇もなく葬式の準備を強いられる真志。そこへ、ベテラン刑事がやってきます。今回の件は普通に考えれば男女関係が拗れた末の無理心中です。
しかしベテラン刑事は、母親が娘に対して何一つ遺書を残していないのが気がかりだと言い出します。それを聞いた真志は、敦子がもしかしたら心中を強要されたのではないかと考え……。
シンジュウエンド・第5話,6話の考察
心中の現場について
警察の話では、敦子は不倫相手の遠藤と自殺の名所から飛び降り自殺を図ったのだといいます。発見当時、2人の体は離れないようにロープできつく縛ってあったのだそうです。無理心中したはずの2人でしたが、実際に命を落としたのは妻の敦子だけで、不倫相手の遠藤は病院で治療を受けている最中とのこと。片方だけが助かるなんて、確かにおかしな状況に思えてなりません。
現場に残されていたもの
実は、現場には敦子の遺留品が一切ありませんでした。残されていたのは遠藤の荷物だけで、さらに2人は心中の前に酒を飲んでいたと考えられます。この酒を2人で飲んだのか、敦子だけが飲まされたのかも、明らかにしたいところです。全ては治療中の遠藤コウキの証言にかかっています。
遠藤コウキの妻が登場
遺留品の中には、「駅のコインロッカーの鍵」がありました。しかしこの鍵は真志の目に触れる前に、遠藤コウキの妻に奪われる形でもっていかれてしまいます。その後コインロッカーへと赴く遠藤コウキの妻らしき女性。ロッカーの中をあけると、そこにはバッグと「真志と未来へ」と書かれた一通の手紙がありました。遠藤コウキの妻はその手紙をぐしゃぐしゃに握りつぶします。どうやら遠藤コウキの妻はとんでもない女のようです。
シンジュウエンド・第5話,6話の感想
手紙は間違いなく敦子が真志と未来に残したものです。しかし、遠藤コウキの妻に先にこの手紙が渡ってしまったということは、この手紙の内容が真志たちに届く可能性は低くなってしまいます。
警察も、直接鍵を返すのではなく、まずはロッカーの中を確認すべきだったとは思いますが、現場の状況的に事件性はないと判断されてしまっているので仕方がないと言えば仕方がないかもしれません。
無理心中の可能性を否定しているのは、ベテランのおじさん刑事ただ1人だけのようです。どうやらこのベテラン刑事だけが今の真志の味方になりそうです。
シンジュウエンド・第3話,4話のあらすじ(ネタバレあり)
【3話】シングルファザーになった真志
真志の妻・敦子は、不倫の末に離婚を要求し、親権までも簡単に手放してきました。そんな妻の行いを許せない真志は、敦子と浮気相手の三崎を家から追い出します。
シングルファザーとして娘の未来(みく)を守り抜く決意する真志。しかし、今まで育児のほとんどを妻に任せてきた真志では、勝手がわからず何をするにも一苦労で……。
【4話】敦子の遺体が発見される
娘の病院や保育園入所の手続きなどで奔走する真志。いつまでも会社を休むわけにはいきませんが、役所からは先に離婚の手続きを済ませないと保育園に入るには一年半以上かかると言われてしまいます。
しかし、妻の敦子とは音信不通のままで、離婚の話すら全く進みません。イラ立ちと疲れだけが溜まっていく真志でしたが、そんな彼の元に、警察署から敦子の遺体が見つかったと連絡が入り!?
シンジュウエンド・第3話,4話の考察
母親と父親として話し合い
妻の不倫をとうてい許すことはできない真志は、妻と不倫相手を家から追い出してしまいました。しかし、冷静になって考えると、娘の未来の将来の為に「父親と母親」としてきちんと話し合いをする必要があることに気づいたようです。そんな真志は敦子に話し合いをもちかけますが、敦子からの返信はなく、電話もまったく繋がらない状況で……。
シングルファザーの苦難の幕開け
未来がベッドから落ちて頭をぶつけてしまい、真志はあたふたしてしまいます。娘を病院へ連れて行こうにも、何科にかかればいいかもわからず、診察券や保険証の場所もわかりません。まさに真志のシングルファザーとしての苦難が、今幕を開けたといった感じでした。
敦子は自殺?
妻の敦子は、自分が不倫に走ってしまったことに対してずっと罪悪感を抱いていたと言います。罪の意識に耐えられなくなり、今回、不倫相手と共に真志にカミングアウトを行ったようです。正直に全てを話して慰謝料を払えば罪の意識が消えると、敦子は考えたのかもしれません。しかし、あまりにも真志が激しく敦子を非難したせいで、もしかしたら敦子は自分を責めて自ら命を絶ってしまったという可能性もあります。
シンジュウエンド・第3話,4話の感想
被害者は間違いなく浮気をされた真志ですが、2対1での話し合いで敦子が始終泣きっぱなしだったため、まるで真志が悪者かのような雰囲気になっているのが非常にモヤっとしました。大人の事情に振り回される未来ちゃんがひたすらに可哀想です……。
4話のラストページでは、妻の敦子の遺体が見つかったと連絡が入ったようですが、果たして死因は何だったのでしょうか。事故か、自殺か……いずれにせよ続きが気になり過ぎます!
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