リリエンの処世術・第25話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「リリエンの処世術」第25話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ダミアンとの話を終えたリリエンを呼び出した兄は、“結婚を取りやめにしよう。”と言い出しました。その理由は皇帝の愛妾であるレイチェルがリリエンを殺して、皇太子を守る同盟を瓦解させようとしていたからです。 命の危機があると言いますが、リリエンは首を縦に振ろうとはしません。

このまま大公妃になって、その役割をまっとうするつもりのリリエン。父とよく似た頑固さに兄は諦めることしか出来ませんでした。

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かつて父を失い、皇位を奪われ、母が新たな皇帝となった叔父の妻になったとき。皇太子は死を選ぼうとしました。しかし、それをメンリンナ大侯伯が許すことはありません。皇太子の死は、それだけで数多くの人の死に繋がります。

その短慮な行いを叱責した大侯伯はクロードにも劣ると罵り、死ぬのなら皇帝になり、後継者を決めてからにしろと詰め寄りました。

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過去の話を思い出した皇太子はひどく気分が落ち込みました。しかもこれから行われる大和議は、政治争いの最前線。親反関係なく、すべての貴族が参加する大規模な集まりです。今のこの状況なら議会が荒れるのは必至でした。

重たい考えから逃げるように皇太子は、図書室へと逃げ込みました。誰もいないはずのそこには本棚に隠れるようにして、床に座って本を読んでいるリリエンがいます。朗らかに笑うリリエンの隣に腰を下ろした皇太子は、寒そうな格好の彼女に上着を貸すとふとあることを思い出しました。

今度の大和議でリリエンが社交界デビューすることです。しかし、今回の大和議はこれまでとは違います。荒れる皇帝の座を巡る争い。そして、皇后ではなくレイチェルの名で開かれています。 ついに表に現れた影の実力者、レイチェル。彼女を中心に争いが起きないはずがありません。

そんな中、大公の婚約者として発表されるリリエンはひどく居心地が悪いはずです。もしも自分がいなければ、もっと落ち着いたデビューを迎えられたと考えた皇太子は落ち込みました。そんな皇太子にリリエンは"あなたのせいじゃないですよ。"と微笑むのでした……。

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皇太子も辛い立場ですね……。 しかし、レイチェルはすごい人ですね。皇帝の愛妾というだけで皇后ほどの権力はありません。それにも関わらず暗躍し、ついには大和議を主催するほどの人物になりました。そんな彼女がリリエンの命を狙っているなんて不安すぎます。でも、リリエンにはダミアンと皇太子が味方ですからね！きっと大丈夫だと思います。大丈夫、ですよね……？