オークの樹の下・第40話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第40話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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『オークの樹の下』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜最新話から最終回まで｜めちゃコミック

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領主の妻としての自覚が芽生え始めるマクシー

献身的に負傷者の治療にあたるマクシー。しかし、騎士カロン卿はそんなマクシーに現場をうろちょろされるのが気になるようです。

それもそのはず。もしマクシーに何かあれば、現場にいた騎士たちがリフタンから大目玉をくらうことになるのです。

カロン卿は厳しい言葉でマクシーを城に追い返そうとします。しかし、マクシーも黙っていません。領主の妻が領内で救護活動に当たるのは、当然のことだと訴えます。

その後、救護活動があらかたひと段落し、休憩しているマクシーのもとへ、再びカロン卿が現れます。カロン卿はどうやら手に何かを持っているようなのですが……？

ルースは一晩、現場に残ることになりました。マクシーもお供をすると進言しますが、ルースからはキッパリと断られてしまいます。果たしてその理由とは……？

カロン卿について

カロン卿はリフタンの腹心の1人で、騎士としては信頼がおける人物です。最初こそマクシーに対して無礼な態度を見せていましたが、マクシーがきちんと言い返したことにより、マクシーのことを1人の人間としてちゃんと見てくれるようになります。

アナトールの騎士は精鋭ぞろい

アナトールは長い間孤立した地域でした。そのため、何か問題が発生した場合は他の地域に援軍を要せず、自分達だけで解決せざるを得なかったと考えられます。そうなると自然とアナトールの騎士たちは清廉されていき、精鋭ぞろいになっていったのだと考えられます。彼らは現場の危険度などを考慮する力が、その辺の兵士よりも優れています。

騎士たちがマクシーを厄介がる理由

そもそも、リフタンの腹心たちがマクシーを厄介がる理由について。アナトールの騎士が精鋭ぞろいである理由は先に説明した通りです。騎士たちは精鋭であり責任感があるからこそ、何が何でも領主の妻であるマクシーを守らなければいけないという責任感が強いのだと考えられます。マクシーを守るのなら、城に閉じこもってくれていたほうがありがたいと考えるのは、妥当な選択です。

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騎士たちは、マクシーを「何もできない女」だと根本的に考えていたようですが、実はそうではないんですよね。マクシーは領主の妻として自分の責務を果たそうと、勇気を振り絞って現場へ赴いたわけです。

そのことを知ったカロン卿は、マクシーを追い返すどころか、むしろ治療活動で疲れたマクシーを労うような行為をみせるようになります。

騎士たちが徐々にマクシーに信頼を置き始めているのを強く感じる回となりました。騎士たちはマクシーを「傷つけてはいけない荷物」のように扱ってきましたが、次第にマクシーがちゃんとした1人の人間であり、騎士として仕えるほどの器を持っている女性なのだと理解し始めたように思えます。

マクシーは治療の技術面でも精神面でも大きく成長していきます。リフタンが遠征から帰ったら、マクシーの成長ぶりに驚くかもしれません！

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