月のお気に召すまま・第72話,第73話のネタバレと感想｜別冊マーガレット 4月号

「別冊マーガレット 4月号」に掲載されている「月のお気に召すまま」第72話と第73話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

月にもっと好きになってもらえるように試行錯誤した歩。しかし、月には通用せず、余裕であしらわれてしまいます。ですが、そんな余裕な月の前に現れたのは同じ完璧人間として噂される八雲。自分を励ましてくれる八雲は、徐々に歩に惹かれ始めました。
歩と八雲が教室で楽しそうに話しているのを見て、面白くなさそうな態度をする月。歩も嫉妬してくれるのかなと考えますが、月は俺が嫉妬するわけないと冷たく突き放します。そんな月は"俺なら好きな人が他の人といたら嫉妬するな。"という八雲の言葉も"そういうやつはモテない。"と跳ねのけようとしました。
"私は嫉妬してくれたら嬉しいな。"歩の言葉に、月は言葉を飲み込みました。実は月がものすごい嫉妬をしていることに気が付いている八雲。八雲と月はそれから自由に過ごすのか、監視されてもいいのかについて言い合いを始めてしまいました。
結局言い合いの勝者は八雲。歩によって軍配が挙げられた八雲は、これから俺の時代だと内心ほくそ笑みます。そこに女子生徒が月に声を掛けました。彼女たちに"俺の友達"と八雲のことを紹介する月。完全にライバル視している自分を友達だと紹介する月に、八雲は考え込んでしまいました。

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"月は完璧なイケメンで、俺は月になろうとしているだけのまがい物。"
髪を直しながら八雲はそう漏らしました。しかし歩は、"自分は自分でしょ。"と笑います。そして月が完璧なんかじゃないと言い、八雲にも努力が出来るという素晴らしい魅力があると続けました。
担任のところから教室に戻ってきた月は、中で話している歩と八雲の声に思わず聴き耳を立てます。歩は"月は彼氏だけど後輩でもあるから、それは変わらないでほしいな。"と話していました。それに対して八雲が返事をしようとしたその時、思いっきりドアを開けて月が教室に入ってきました。
あまりの勢いに驚いて立ち上がった歩は怪我をしてしまいました。もちろんすぐに保健室に行き、怪我の手当てをしてもらいます。その場を後にしようとする八雲。ですが月は、さっき何を言おうとしたのかを言えと八雲に迫ります。
"それってもう恋人とは言えない関係じゃないの？"
そんなことを考えていましたが、もう八雲も覚えていません。適当に誤魔化すと八雲は、保健室から出ていきました。

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これはまた波瀾の予感ですね。
やはり八雲は台風の目になる登場人物でした。天才型のイケメン月と努力型のイケメン八雲。もちろん歩は月のことが好きですが、ちょっと雲行きが怪しくなってきましたね。
これからも月と八雲の戦いは続きそうです。一体どんなファイトが繰り広げられるのでしょうか？そして、歩はちゃんとそのファイトに気付くことが出来るのでしょうか？
楽しみですね！