【最新55話更新】「薫る花は凛と咲く」のあらすじ（ネタバレあり）と感想全話まとめ ｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「薫る花は凛と咲く」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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バイトしている薫子と偶然鉢合わせてしまった凛太郎。流れで店内に招かれた凛太郎を女将さんはすぐに気に入りました。厳つい見た目でも、薫子のことを真っ直ぐに思っている。そう感じた女将は薫子に笑顔を向けました。そして、次に凛太郎が顔を合わせることになったのは薫子の家族です。

7月22日、夏休み最後に薫子と会える日。 約束の手作りケーキを持って来た凛太郎を自宅に誘ったのはこれまた偶然鉢合わせた薫子の弟でーーー⁉

金髪に長身、顔も少し怖めで、表情の変化もちょっとわかりづらい。そんな凛太郎はどうしても初対面だと悪く見えてしまいますが、女将さん、さすがですね。薫子との馴れ初めを話す凛太郎の目や話し方から、凛太郎の真っ直ぐな性格と薫子に向ける想いの純粋さに気が付いたんだと思います。恥ずかしがっている素振りはありましたが、薫子のことを話す凛太郎の眼差しはすごく柔らかいもので、本当に薫子を大事に思っているのが読んでいてもわかりました。

そんな凛太郎を女将さんはすっかり気に入った様子。また連れておいでと薫子を誘っていたので、またどこかで薫子の働く定食屋に顔を見せる凛太郎が見られるのかも知れません。照れくさそうな凛太郎と薫子も良いですが、定食屋に通うのが当たり前になって、女将さんや大将と笑い合う2人も見てみたいですよね。2人の将来には楽しみばっかりです。

そんな凛太郎と薫子の夏休み最後になったデートはなんと薫子の弟の乱入で急遽ルート変更。なんと薫子の自宅に行くことになってしまいました。もちろん、弟はわざと乱入したわけではありません。たまたま母親と買い物んい来ていたところに薫子たちを見つけてしまい、声を掛けただけです。しかし、薫子の家族からすれば凛太郎は薫子の恋人ですし、薫子の誕生日にケーキを用意してくれた人。お礼を言いたい気持ちも、ちょっと話してみたい気持ちもわかりますよね。

そんなこんなで思いがけず、薫子の家族と初対面を果たしてしまった凛太郎。その手には薫子と約束をしていたケーキがぶら下がっていますが、母親の目の前に腰を下ろした凛太郎の顔はどこか深刻そうです。いろいろと抱えている凛太郎。もしかしたら、自分になにがあったのかなどを全て打ち明けるつもりなのかもしれません。隠し事をせず、正面から向き合う。凛太郎らしい考えだと思いますが、その思いは薫子の母親に伝わるのでしょうか？続きが楽しみですね！

凛太郎、やっぱり愛されキャラですね。見た目はちょっと怖めですが、中は友達思いで優しい気遣いの出来る人。薫子も凛太郎のそんなところを好きになりました。それは薫子がバイトをする定食屋の女将さんも同じみたいですが、薫子の母親はどうでしょうか？娘を預けることになる彼氏、見方はきっと厳しくなります。でも、凛太郎なら大丈夫ですよね？私たちは信じて応援しましょう！

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夏沢の誕生日パーティーは大成功。それを彩った凛太郎のケーキは大絶賛でした。 美味しかった。そう喜ぶ友人たちの姿に、凛太郎が感じたのは自分で作れることとそれを喜んでくれる人のありがたさ。少し戸惑いながらも微笑む息子の姿に両親は思わず涙します。

そんな凛太郎が夏休みのある日、宇佐見たちと出かけた先で遭遇したのはなんと定食屋でバイトしている薫子でーーー⁉

元々凛太郎や夏沢はそこまで宇佐見たちと仲良くはありませんでした。色々あって斜に構えていたというか、誰かと積極的にかかわろうとはしなかった2人。ですが、そんな4人は少しずつ仲良くなりました。文化祭の時、サプライズを隠すためにちょっと嫌な人になってしまった夏沢を庇ったことでその関係はより強固なものになったと思いますが、それはただのきっかけで、本当に大事だったのは些細なコミュニケーションだと思います。挨拶1つ、お礼1つ、当たり前のことかもしれませんが、凛太郎たちはよく声を掛け合っていますよね。特に底抜けの明るさを持つ宇佐見はこの4人にとって、とても大きな存在でした。

1年生から少しずつ関係を作って、今ではすっかり親友となった4人。その4人に加え、恋人の薫子とその友人の昴。凛太郎にとって彼らから向けられた、自分の作ったケーキを食べた感想は想像以上の感情を凛太郎に与えたようです。ただ褒めてもらって嬉しいという感情だけでなく、食べてもらえること自体が嬉しいと思えることって、物作りをする上ですごく大事な気がします。もちろん売れるケーキというのも大事だと思いますが、やっぱり食べてくれた人に喜んでほしいと思って作る物には、人を引き寄せる魅力がより強く宿ると思います。これから凛太郎が作るケーキはどんな魅力を見せてくれるのでしょうか？

今回は新たに薫子のアルバイトが明らかになりました。定食屋のアルバイトってまたよく似合いますよね。美人な薫子ですが、性格はちょっと引っ込み思案。たまに驚くくらい大胆なところを見せますが、基本的には人見知りをしがちな方だと思います。そんな薫子がバイト先に選んだのは、父親の知り合いが経営する地元密着型のアットホームな定食屋。常連も多そうな暖かいお店はなんだか薫子のイメージにぴったりです。

そんな定食屋でアルバイトする薫子にばったり遭遇してしまった凛太郎。定食屋でバイトしていることは聞かされていましたが、場所までは聞いていなかったので、突然顔を合わせたらびっくりしますよね。しかも、薫子は定食屋の女将さんに凛太郎のことを話してしまいました。 知り合いがバイトしているところに鉢合わせしたら、大体そのお店に入りますよね。でも、その席の案内に着くのは絶対にその知り合いというわけではありませんよね。しかも、店に入ってきたのは看板娘として可愛がる女の子のどうやら恋人とその友人らしいとわかったら首突っ込みたくなりますよね？という感じで、女将さんになれそめを聞かれてしまった凛太郎。どう答えるのでしょうか？

凛太郎がまた成長しましたね！やっぱりその根幹にあるのは優しい凛太郎の性格な気がします。つんけんしているように見えて、実はとても人思いな凛太郎。薫子も、宇佐見たち友人も凛太郎の良いところに気が付いています。ただちょっと見た目が怖いだけで本当は優しい人。それを薫子がバイトしている先の女将さんたちも気付いてくれるといいですね！

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初対面の時、朔と昴の印象は最悪でした。しかし、今は違います。皿洗いをしながら笑い合う2人の間に以前のような険悪なムードはありません。

そんな2人が部屋に戻ると始まったのは凛太郎たち4人が仲良くなったきっかけの話。思い返せば1年のときの文化祭まで遡ります。文化祭実行委員に選ばれた凛太郎たちは当初なかなか上手く行きませんでした。そのなかで 1番ぶつかったのは実は朔と宇佐美でーーー!?

久しぶりに初対面の時を思い出しましたが朔と昴、結構バチバチやってましたよね。桔梗をお嬢様学校だと言って隠さなかった朔は昴の髪色を目に着け、昴もそんな朔を鋭く睨みつけていました。あの時はまさかこんな風に2人が話すようになるなんて考えてもいなかったです。 しかし、凛太郎と薫子が仲良くなるのに従って、少しずつお互いを知っていった2人。決定打となったのは花火の時、昴が抱える男性に対してのトラウマを朔に告白した時だと思います。

その告白のおかげで、朔は昴が自分を嫌っているのではなく、男性全体が苦手なんだと気づくことが出来ました。やっぱり知ることって大切ですよね。もしも昴があの時話さなかったら朔と仲良くなることはずっとなかったと思います。 2人が仲良くなって本当に良かったですね！

今ではすっかり定番になったお調子者の宇佐美、しっかり者の絢斗、強面な凛太郎、クールな朔の4人組。最初から仲良しなのかなと思いましたが、どうやらそうではなさそうです。 元々クラスは宇佐美と絢斗、凛太郎と朔という感じで別れていました。そんな4人が初めて揃って顔を合わせたのは文化祭の実行委員の集まり。ジャンケンに負けて、渋々参加することになった朔は不機嫌を露わにしていました。

そんな中、4人の架け橋というか、このグループを作るきっかけになったのは絢斗と凛太郎の出会いです。実行委員になった絢斗は持ち前の責任感の強さで仕事を引き受けていましたが、正直パンク寸前。そこに声をかけてくれて、力を抜かせてくれたのが凛太郎です。 こういう自分も気づかないうちに追い詰められている時に助けてくれる友人の存在って貴重ですよね！ 初めから仲良しに見えた4人組の出会い。朔と宇佐美はどうやって仲良くなったのでしょうか？続きが気になります！

今回はみんなの初対面を思い出させる内容でしたね。ここまで来るともう凛太郎たちと薫子たちの初対面なんてはるか昔で、思わず読み返したくなってしまいました！どうやらこれからもう少し過去編は続く様子。それまでにもう一度読み返してみるのと面白いかもしれません！

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ついに迎えた朔の誕生日。凛太郎や薫子たちは揃って、朔の自宅を訪れました。次々に渡されるプレゼントに朔は喜びが隠せません。そして、引っ込み思案な兄を心配していた朔の妹の澪も嬉しそうです。

凛太郎のケーキも大好評で終わった誕生日パーティー。後片付けをしている朔の手からペットボトルが落ちそうになった時、手を差し伸べたのは昴でーーー!?

今回初めて朔の妹が登場しました。朔によく似た容姿の目元がぱっちりした愛らしい女の子です。最初、凛太郎たちが尋ねてきた時は薫子や昴を見て、顔を顰めていたからちょっと心配でした。もしかしたらすごいブラコンで、お兄ちゃんに近づかないで！なんてやるのかなと思ってしまいましたが、そんな心配は要らないくらい兄思いの優しい子です。

元々朔はあまりコミュニケーションを積極的に取るタイプではありません。そのため、友人の数も限られてくるのですが、澪はそんな兄を心配していたみたいです。そこにいきなり高校に入って、凛太郎たち3人を連れてくるようになり、しかも今回は女の子が2人。これは兄の彼女なのかと邪推してしまいますよね。 一応今回は朔に彼女なんて出来るわけないと澪は納得しましたが、それはちょっとこれからの展開で変わりそうです。前回の花火から急接近している昴と朔。この2人、結構お似合いですよね？

今回、特にポイントだったのは昴と朔のこともそうですが、凛太郎の作ったケーキも注目です！朔の誕生日パーティーが企画されてからずっと凛太郎は試作を繰り返してきました。いくらケーキ屋の息子とはいえ、恋人である薫子へのケーキも同時進行で作っていたんですから、きっと大変だったと思います。 そんな過密スケジュールの中、父の指導で凛太郎が作り上げた朔の誕生日ケーキはデコレーションが華やかなケーキ。おそらくチョコレートケーキだと思うのですが、あまりにも綺麗すぎて食べるのが勿体なくなるほど素敵なケーキでした。

そんなケーキを切り分ける凛太郎の手は震えてしまいます。それも当然と言えば当然で、まだプロでは無い凛太郎は自分の作ったケーキを目の前で食べられる経験が数える程しかありません。しかも、今回は友人たち。歯に衣着せぬ意見もあれば、気遣ったような意見も出てくるような相手です。親しい人の意見ほど緊張するのも分かりますよね。 そんな凛太郎を心配するような薫子の視線もまた胸をときめかせてくれましたが、その心配を他所にケーキは大好評。本当に良かったですね！

朔の誕生日パーティーは最高の形でした！友達からの個性溢れるプレゼントに、凛太郎のケーキ、なによりお祝いしてくれる友人がいるって凄く嬉しいですよね。これからもみんな仲良く青春を楽しんで欲しいです！青春と言えば、甘酸っぱい恋愛が付き物ですから朔と昴のこれからも楽しみですね！

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初めてのお買い物デートで、お互いの好きな物を知ることが出来た凛太郎と薫子。少しずつ距離が近付いていく2人は、その関係を友人たちに明らかにすることにしました。2人が付き合っていると聞いた友人たちは、そのことを歓迎。これからもみんなで仲良くしようと、お祝いムードになります。

その後、夏沢の誕生日が近づいてきます。
誕生日ケーキを作ってほしいと、頼まれた凛太郎。ですが薫子にもケーキを作ると約束していて––––––⁉

薫子と凛太郎のお買い物デート、楽しそうでしたね！何気ないことでも好きな人の好きなものを知れるって嬉しいですよね。

普段凛太郎が使っているのと同じシャーペンを買って嬉しそうな薫子、好きな映画のジャンルが違うことを知って楽しそうな凛太郎。 これからもたくさんのことを知っていくと思いますが、その度にきっと2人は嬉しそうに笑うんだと思います！あまりにも純粋で綺麗な2人にもどかしい思いをすることもありますが、見ていると本当に幸せになります。これからの2人の幸せそうな姿が楽しみですね！

凛太郎のケーキが食べたいと薫子に頼まれてから、凛太郎はまたケーキの修行を始めました。大好きな彼女のためなら素敵なケーキを作りたいと思うのは当然ですよね。

しかし、そこに夏沢の誕生日ケーキを作ってほしいと翔平から頼まれてしまいました。大好きな彼女のお願いと、大事な友人たちからのお願い。究極の選択ですが、それを知った薫子は、誕生日ケーキ作りを優先してほしいとお願いしています。

そんな可愛い事を言われたら彼女のお願いを叶えてあげたくなりますよね！凛太郎も同じだったようで、ケーキを2つ作る覚悟を決めました。一体どんなケーキを作るのでしょうか？楽しみです！

もう毎回ときめきに溢れています。薫子と凛太郎の良いところはお互いを好きなのはもちろんですが、周囲への配慮があるところだと思います。

自分たちが付き合ったことで友人たちに気を使わせたくない。なんて、大人なんでしょうか！そしてそんな2人を祝福する友人たち。素晴らしい青春ですね。これからのキラキラした眩しい展開が楽しみです！

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ようやく想いが通じ合った凛太郎と薫子ですが、まだそれを信じられない凛太郎はしどろもどろ。2人で夏休みの予定を決めようという電話の向こうで、あまりにも楽しそうな薫子に凛太郎は緊張しているのは自分だけなのかもと不安になってしまいました。

しかし緊張していたのは、薫子も同じでした。ただ凛太郎のそばにいると、薫子は自然と笑顔になってしまうのです。
改めて、初めてのデートでよろしくお願いしますと頭を下げた2人。まだ手が触れるだけで顔を赤くする2人ですが–––––⁉

片思いの時に好きな人に会うのも緊張しますが、付き合えると決まったあともまた緊張しますよね。片思いの間はそばにいることとか、連絡することに緊張してしまいますが、付き合えると決まったあとはなんというか、相手が本当に恋人なんだと思うとなんでも気になってしまいます。

そんな緊張に戸惑う凛太郎と薫子は本当に初々しくて、ときめいてしまいました。この緊張で上手く行かないカップルも多いのですが、ちゃんと話が出来て、笑い合える2人なら大丈夫そうですね。

それにしても凛太郎と薫子は本当に初々しくて愛らしいですね。見ているだけで微笑みが溢れてしまうようなそんな可愛らしいカップルです。

ここまで色々な障害がありましたし、まだまだ2人は高校生。当然と言えば、当然ですが、手が触れるだけで赤くなっているのを見るとこれから先に進むのにもまた時間がかかりそうですね。次は手を繋ぐ、その次がキス。まだまだ2人には恋人としてのステップがたくさん残っていますが、少しずつ距離を縮めていく2人を見る愛らしい日々がこれからも楽しみですね！

なんて愛らしいカップルなんでしょうか？相手に会うだけで緊張するなんて大人になったらなかなかないですし、恋愛を経験すれば経験するほど減っていく感覚ですよね。しかも向かい合って緊張しますと口に出来てしまう初々しさもまた可愛らしい。こんなに可愛い2人の恋愛模様を見守れるなんて幸せです！この夏休み、2人はどんなデートをするのでしょうか？楽しみですね！

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ついに想いを伝えた凛太郎に薫子が話したのは、2人が初めて出会った本当の日のこと。辛くてケーキにも興味が持てなかった薫子を救ったのは、凛太郎の笑顔でした。その日のことを思い出しながらとびっきりの笑顔で薫子は、大好きだと凛太郎に笑います。

実は本当に初めて出会ったあの日から、薫子はケーキショップに通い詰めていました。分かったのは、凛太郎が店主の息子であるということと同い年であるということだけ。ある日、何気なく開けたカーテンの向こうに千鳥の校舎で学ぶ凛太郎と目があって–––––⁉

好きな人に会えるかもしれないからと、ケーキ屋に行くだけのためにおしゃれする薫子は可愛かったですね！しかし、なかなか会えない毎日に焦れて、やけ食いしに行ったおしゃれもしていない日に限って、会ってしまうとは災難です。

でも、それもまた恋愛の楽しさですよね。おしゃれをしていない自分を見られてもまだ諦められない薫子はそれからも凛太郎に会いに行こうとしました。 その中で気付いてしまった凛太郎が千鳥の生徒だという事実。でも、もう芽生えた恋心の前にそんな事実は関係ありませんよね！

これまで長かったですね！50話かかって、ようやく凛太郎と薫子は両想いになりました。触れてしまえば壊れてしまいそうなほど、丁寧に愛をはぐくんできた2人。色々なことがありましたが、ようやくといった感じで見守って来た私たちとしてはほっと安堵の息が漏れてしまいます。

凛太郎も薫子も、真っ直ぐ想いを伝える姿は本当に美しかったですね！お互いの笑顔と存在に救われて、変わることが出来た2人。想い合った2人はこれからどんな変化を見せてくれるのでしょうか？

ついに2人が両想いになりました！まだまだ先かと思っていましたが、本当に嬉しいですね。次回からはどうやら薫子が凛太郎に恋をした日々が描かれるようです。これまでは凛太郎メインでしたから、薫子がどんな思いを抱いていたのか、楽しみですね！

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夏休みの砂浜で、花火を楽しむ凛太郎たち。しかしはしゃぎすぎて、花火が無くなってしまいます。追加で昴たちが花火を買いに行くことになり、砂浜に2人っきりで残された凛太郎と薫子。
もっと一緒にいたいと、しゃがみ込んで火をつけた線香花火の光で照らされる薫子の笑顔に思わず凛太郎は想いを口にしました。

突然の告白に戸惑う2人。しかし薫子の答えは昴たちが返って来たことで、お預けになってしまいます。そんな気まずい雰囲気の中、帰路についた凛太郎たち。最寄り駅についた凛太郎は、携帯を取り出しました。
電話を掛けた先は薫子。告白の答えを聞くためです。
それならと薫子が提案したのは、今度行われる夏祭りのこと。待ち合わせ場所に訪れた2人は思わず、見つめ合います。

まず2人が向かったのは、りんご飴の屋台。美味しいと笑う薫子の笑顔に、凛太郎もすっかり緊張が解けます。
そうして夏祭りを楽しんだ2人は、公園のベンチに座りました。改めて凛太郎は、、丁寧に想いを伝えて––––––––⁉

砂浜の告白は、思わず零れてしまったと言う感じでしたね。夏の海の砂浜で、2人っきりで線香花火なんて雰囲気、たしかに告白したくなっちゃいます。

でも、その告白は思い付きでしたが、想いはキチンと籠っていました。今までの凛太郎は他人との関わり合い方がわからず、どこか近寄りがたい雰囲気でした。それを変えたのは他でもない薫子です。凛太郎にとって薫子は自分の世界を変えてくれた人。この想いはきっと届くはずです！告白の答えが気になりますね！

思わずうっとりするような雰囲気での告白、薫子の心臓が心配ですね。砂浜ももちろんですが、夏祭りの後のちょっと蒸し暑い夜の風の中、並んで座るベンチもまた素敵です。

砂浜のときは薫子も驚いた様子でしたが、夏祭りの時は覚悟を決めたような、全部受け入れる気持ちが出来ているような、そんな優しい笑みを浮かべていました。箱入り娘で育ってきた薫子にとっても、凛太郎は世界を広げてくれた大切な人。薫子は凛太郎からの告白にどう答えるのでしょうか？

胸がときめきました！思わず気持ちが漏れちゃうなんて、素敵です！

雰囲気たっぷりの中、見つめ合う2人。もう薫子も凛太郎もお互いを想い合っているのは明らかですから、きっと上手くいくと思います。ですが、凛太郎の想いに溢れた告白に、薫子がどう答えるのかが気になりますね。

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ようやく始まった夏休みで、遊び回る凛太郎たちと勉強に勤しむ薫子たち。ですがあの薫子の誕生日から凛太郎の顔はさらに明るく、薫子も恋心に顔を赤くするようになりました。そうして毎日を過ごしていると、ついに凛太郎たちと薫子たちが海に行く約束の日がやってきます。

海に行く前にまずは買い出し。町を歩く凛太郎たちは目に入ったものに食いつき、次々に買い物をしていきます。そうしてようやく訪れた海は、あまりにも綺麗でした。その光景を見ながら裾をまくり上げて、海に入っていく薫子たちの背中を昴は、少し苦しそうな表情で見ています。

小さい頃のトラウマで、男性が苦手になってしまった昴。そんな昴の価値観を壊したのは、他でもない凛太郎たちです。苦しい胸の内を打ち明けた昴に、夏沢が海の水をかけました。出会ったその時から、ずっと友達だったという夏沢とそれに続いて頷く凛太郎たち。

ずっと待ち望んだみんなの笑顔に、昴は飛びっきりの笑顔を見せました。そんな昴に夏沢が渡したのは、町で昴が欲しくても言い出せなかったドーナツで––––––？

最後に見た昴のとびっきりの笑顔は本当にかわいかったですね。ようやく年相応の昴が見られた気がします。 これまでずっと昴は凛太郎たちから一歩離れた、どこか達観した態度を貫いてきました。そんな昴を作ったのは辛い過去だったようです。 だからこそ、自分を守るために遠くから見て、危険を感じたら逃げる癖がついていたのかもしれません。高校生の女の子が本当なら身に着ける必要のない癖です。でも、凛太郎たちとの出会いで、ようやく本当に笑えるようになりましたね！これから昴にはもっと笑ってほしいです！

やっぱりこの2人、良い感じじゃないですか⁉ 元々、夏沢もどちらかと言えば昴のように一歩引いたクールな立ち位置にいます。だから、どこか昴がその立ち位置に好んでいるのではないと気付いたのではないでしょうか？ これまでも何度か、夏沢が昴を気にかける様子は描かれてきましたが、今回はもう露骨に夏沢の視線は昴に向いていました！これはこれはフラグが立った予感がしますね。凛太郎と薫子ももう少しなにかあればくっつきそうですから、夏沢と薫子の存在がそのきっかけになるのかもしれません！

昴の笑顔可愛すぎます！これまでずっと悲しい思いを抱えながら楽しそうに笑う凛太郎たちを見ていたんですね。でも、もうその中に昴も入れます。これからはもっと楽しく、高校生活を楽しんで欲しいですね！彼氏とか作っちゃって！

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薫子の誕生日に手作りケーキをプレゼントする凛太朗

凛太郎は薫子に誕生日ケーキをプレゼントすべく、朝までケーキ作りに勤しんでいました。完成したのは花の装飾があしらわれた可愛らしいミニホールケーキです。

出来栄えをパティシエの父親にチェックしてもらったところ、父親からはぶっきらぼうにまぁいいだろうとOKサインが出ます。思わず凛太郎はガッツポーズです。

凛太郎は最後に父親に向かって、ありがとう！と笑顔を向けて家を出て行きました。
息子がいつの間にかこんなにも素直にお礼が言え、自然と笑えるようになっていることに、父もまた感動して笑みを溢すのでした。

早めに家を出て待ち合わせ場所へと到着した凛太朗でしたが、薫子はすでに待ち合わせ場所で待ってくれていました。

誕生日プレゼントのケーキを手渡すと、薫子は嬉しそうにそれを受け取りました。さらに中身がケーキだと聞いた薫子は、パッと表情が明るくなり、家まで待てないから近くの公園で中身を見たい！と言い出してきます。

公園へと移動した2人。ベンチに座ってケーキボックスを開けると、花の装飾があしらわれたミニサイズのホールケーキが出てきます。

このケーキを作ったのは実は凛太郎だと聞かされた薫子は、心底嬉しかったのか切なそうに伏し目がちになり、顔を赤く染めながらお礼を言ってきました。

2人は、今日の夜電話をする約束を取り付けて別れます。

家に帰った薫子は、家族の帰宅を待てずに先に凛太郎のケーキをつまみ食いすることにしました。

一口食べるとそれは驚くほど優しい味です。薫子は、心が温かくなっていく感覚を憶えるのでした。

ケーキ作りに目覚めた凛太朗は、夏休みも店を手伝いたいと申し出る

夜、ケーキの出来栄えを気にしている凛太郎は、ずっと緊張したまま薫子からの電話を待っていました。
もしも口に合わなかったら……という不安で胸が押しつぶされそうになる凛太朗。

すると薫子から電話がかかってきます。
凛太朗は意を決して電話にでますが、凛太朗が何か言葉を発するよりも先に薫子が大きな声で"すごくおいしかったよ！"と開口一番に感想を述べてくれました。

凛太朗はそれを聞いて、l肩の荷が下りたような気分になります。
ほっとした凛太朗は、緊張がすっかり解れた様子で薫子との電話を楽しむのでした。

その後凛太朗は父親に対し、ケーキ作りを指導してくれたお礼を改めて述べます。 さらに彼は、夏休みの間店の仕事を手伝いたいと申し出てきました。

凛太郎は、また薫子にケーキを作ってあげたいと考えていたのです。

両親は快くこれを承諾します。

着実に距離を縮めていく薫子と凛太朗。
そんな2人には、もうすぐ夏休みが訪れようとしていました。

男子が作るカワイイホールケーキだなんて、萌えポイントが高すぎますよね！ 凛太朗はけっこう見た目もイカツイのでギャップ萌えが凄まじかったです。

しかも出来上がったケーキが本当に可愛らしかったんですよ！色んな種類の花の装飾がちりばめられていて、可愛らしい苺がちょこんちょこんっと！シカモサイズがミニホールなので可愛さUPです。

スイーツ好きなら贅沢にホール食いしたくなっちゃうようなケーキでした！

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薫子の誕生日が間近だと聞き、お祝いのために手作りケーキの練習を父指導の元、重ねる凛太郎。ついにやってきた誕生日当日、ようやく父から合格がもらえたケーキを手に凛太郎は待ち合わせの場所に向かいます。予定よりも早く待ち合わせ場所で顔を合わせた2人、凛太郎は持っていた袋を差し出しました。

“ケーキ早く見たいからどこか行こう”と中身がケーキだと知り、はしゃぐ薫子と共に近くの公園に移動します。小さい頃からよく知る公園で箱を開くと薫子は思わず感嘆の声を漏らしました。箱の中身はミニサイズのホールケーキ。喜ぶ薫子は横で “せっかくの誕生日だし、俺が作りたくて” と話す凛太郎にとびっきりの笑顔を向けます。

今晩電話することを約束して、2人は別れました。家族にお祝いしてもらうからと早めに家に帰った薫子ですが、自宅にはまだ家族の姿はありません。テーブルの上に乗せたケーキを見て、ぐっと息を呑んだ薫子はフォークを手に取ります。

口いっぱいに広がる甘くて優しい味。胸が暖かくなった薫子は思わず頬をほころばせました。一方、凛太郎は家に帰って、夜になっても緊張しっぱなしです。味の感想が聞きたいけど、もしも口に合わなかったらどうしようかという不安。意を決して、掛かってきた電話に出ると凛太郎が口を開くより前に “美味しかったよ！すっごく！” と凛子の興奮した声が聞こえました。

その声に胸を撫で下ろして、しゃがみ込む凛太郎。電話が終わると指導をしてくれた両親の元に向かいます。 “教えてくれてありがとう、それから夏休みに店の事、手伝わせてくれ” と頼みました。これも薫子にまたケーキを作ると約束をしたからです。

そんな息子をからかいながらも背中を押す両親。手伝いをしながら夏休みを楽しむように言い聞かせました。
もう少しで夏休み。前よりも笑うようになった凛太郎と薫子の夏休みはーーー

ときめきましたーーー！
凛太郎が作ったケーキは薫子の両手に乗るくらいの可愛いサイズですが、お花が散りばめられており、とても繊細で可愛らしいデコレーションが施されていました。きっと薫子のことを考えて、たくさん試作した結果ですよね！もうそれを考えただけでケーキを見た時の薫子みたいな気分になってしまいました！
確実に少しずつお互いの距離を縮めていく薫子と凛太郎。もうすぐやってくる夏休み！これからが楽しみですね！

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昴から薫子の誕生日が間近に迫る22日だと聞いて、焦る凛太郎。そもそも女の子の誕生日をお祝いしたことなどありません。"和栗さんって好きな物何なんだろう。"と考える凛太郎は、どんどん薫子のことを知りたくなっていることに気が付きました。

そんな凛太郎が薫子へのプレゼントを相談した先は、プロのパティシエの父。
どこかで買うくらいなら自分で作れと母に背中を押された凛太郎の頼みに、父は質問で返しました。"どんなケーキにしたい？その人のために大切なことはなんだ？"、父からの質問に息を呑んだ凛太郎。頭に浮かぶのは薫子の笑顔です。

そうして始まった父のスパルタケーキレッスン。凛太郎は連日の練習で、睡眠不足気味でした。
一方薫子は、学校で友人たちと自分の誕生日の話をしていると22日にパーティーをしようという話になってしまいます。ですがとっさに"予定があるから。2と昴は言い出し、パーティーの予定を翌日の23日にズラしました。

その後薫子に誕生日当日に会いたいと連絡を送ったのは、帰宅した凛太郎。同じように帰宅した薫子は、驚きました。思わず誤字だらけになってしまいましたが、ちゃんと予定が空いていることを伝えます。

ですが、凛太郎が誕生日なんて知っているはずがない。そう思った薫子ですが、昴に電話をして、彼女が誕生日を教えたと知ると顔を赤くします。"好きな人の話をする薫子がもっと見たかったから教えたのよ。"と電話の向こうで笑う昴の声に、薫は胸を高鳴らせました。

薫子の誕生日まであと2週間、凛太郎と薫子の胸は高鳴るばかりで–––––⁉

もう、ときめき続きじゃないですか！誕生日のお祝いを2人でするなんて素敵です。しかも、凛太郎の手作りケーキとか、薫子もときめきで死んじゃうんじゃないでしょうか。2人とも恋愛に慣れていないせいでもどかしい展開が多いですが、だからこそこういうイベントが楽しいですよね！次回はついに誕生日当日になるのでしょうか？凛太郎の手作りケーキも楽しみです！

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薫子のことをどう思っているのかと聞かれて、動揺する凛太郎。そんな凛太郎は、付き合うということがどういうことなのかわかっていません。悩む凛太郎に依田は僕もわからないと笑いながら、それよりも相談してくれたことを喜びました。

凛太郎が前よりもずっと感情豊かになったのは、依田たちを信頼している証拠。自分たちのことを信頼していると真っ直ぐに言う凛太郎に、何があっても応援すると約束して依田は2人で席に戻りました。
家に帰った凛太郎は、風呂から上がると携帯のメッセージアプリを開きます。赤点回避のグループトークでは、今日のボーリングの話から夏休みの話に移りました。

勉強会のメンバーで遊ぼうという話になり、どこに行きたいか薫子に聞いて欲しいと頼まれたその時、薫子から連絡が来ました。驚く凛太郎がメッセージを開くとそこには見慣れないスタンプが届いています。イマイチ意味のわからないスタンプ。

誤送信か、それともなにか他に意味があるのかと戸惑っていると薫子から間違ったと連絡が来ました。それも凛太郎と話したくて携帯を見ていたら、間違って押してしまったという間違い。一瞬凛太郎は息を呑みますが、"大丈夫だよ。"と返信を送りました。

自然に始まった会話は、スタンプから今日偶然お互いを見たことに広がっていきます。思わず画面を見て、笑みをこぼす凛太郎。恥ずかしがりながらも、みんなから頼まれていた、勉強会メンバーで夏休みに行きたい場所を聞いてみました。答えは海や花火。

そうして何度か薫子とやり取りをしていましたが、橋渡しをするのが面倒になった凛太郎は勉強会メンバーのグループを作ります。グループはすぐに全員参加し、夏休みの話題で盛り上がりました。
去年の今頃では考えられない状況。ただ行きたいところを考えているだけなのにわくわくするような夏休み。きっとどこに行っても、楽しいのは間違いありません。

薫子の笑顔を思い出し、一緒に過ごせる夏休みに胸を高鳴らせていると突然昴から個別でメッセージが届きました。その内容は"薫子の誕生日は今月の22日です。"というもので–––––––⁉

まったく！凛太郎の恋心可愛すぎませんか⁉
たしかに付き合うって難しいですよね。もちろん好きで付き合うのですが、彼女ほしーとか彼氏ほしーってイベントを一緒に過ごす人が欲しいっていう意味とか、周りに恋人が出来ちゃったから自分も欲しいっていう意味もあるじゃないですか。そう考えると付き合うって難しいですよね。
凛太郎も悩みながら彼なりの答えを見つけていくのでしょうか？楽しみですね！

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薫子たちとの勉強会で思わず、いつもとは違う真面目な表情に胸が爆発しそうになった凛太郎。その勉強会の結果はというと、なんと赤点回避。これで自由な夏休みだと喜ぶ生徒たちに担任は、"夏休みを楽しめば、それが思い出になる。"と話しました。貴重な3回しかない高校生の夏休み。
その言葉に入学したばかりの時は、こんな風に友達が出来ると思っていなかった凛太郎は思わず頬を緩ませました。

その頃薫子たちも同じようにテストを返され、夏休み前の注意事項を聞いています。ですが、内容は正反対。"カーテンの向こうに行くようなことがないように。"ぴっちりと閉ざされた向こうに広がる千鳥高校を指し、担任は釘を刺しました。その言葉通り、生徒たちは皆夏休み中も勉強の予定でびっちりです。
そんな同級生たちと学校を出た凛子は、千鳥の生徒たちを見つけました。友人たちが彼らを蔑む一方、薫子は夏服の凛太郎を見つけて目を輝かせます。

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実はそんな薫子たちを、凛太郎たちも見つけていました。すぐに翔平が声を掛けようとしますが、それを周りのメンバーが止めます。薫子や昴の周りには他の桔梗の生徒もいるので、千鳥の生徒と知り合いなどバレたら大事件になってしまうからです。

品行方正な桔梗の生徒たちの影にある努力に、憧れの視線を向ける彼らの話題は薫子のこと。何度か校門で凛太郎のことを待っている彼女を見たことがありました。幸い、凛太郎とのことはバレませんでしたが、帰り道に少しメンバーと離れた凛太郎に翔平が声を掛けました。

"和栗さんのこと、好きなんだろう？"
突然の翔平の言葉に、凛太郎は動揺してしまいます。その後に行ったボーリングで球のサイズを間違えて、指が抜けなくなるくらい動揺した凛太郎。"今のままでも良いけど、付き合うってなんか違うのか？"と凛太郎は薫子の笑顔を思い浮かべながら悩みます。

恋愛の機微に疎く、悩む凛太郎の背中をぽんっと依田が叩きました。

久しぶりに桔梗の千鳥差別が如実に出ましたね。前回まで学力に差はあれど、楽しそうに勉強会をしていたのになんだかちょっと悲しくなってしまいました。しかし、そんな差別も恋する高校生の前には小さな壁に過ぎません！ついに今回凛太郎が薫子と付き合うかどうかについて悩み始めました。これは新たな展開が期待できますね。2人のこれからはどうなるのでしょうか？

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皆で食事会！友人たちの何気ない言葉に救われる凛太郎

凛太郎の実家のケーキ屋を訪れた薫子と昴。母親は「凛太郎のお友達がたくさん集まったから」と、翔平や薫子たちを交えて一緒にお昼を食べようと提案します。

どうやら母親は、凛太郎に沢山友達がいることが嬉しくてたまらない様子です。さらに凛太郎が薫子のことを見て顔を真っ赤にしているのを目撃し、母親は思わずニンマリしてしまいます。

みんなで食事をしている最中、ふと翔平たちが凛太郎に"いつから金髪とピアスのスタイルに落ち着いたんだ？"と質問。そこで凛太郎は、小さい頃にあるケーキ店でとても美味しいケーキを楽しそうに作る金髪ピアスの男性に憧れを抱いたのがきっかけで、中学から染めていると明かしました。

いつか自分も金髪ピアスにしてみたい。そんな彼のちょっとヤンチャな憧れを、当時、家族はすんなりと受け入れてくれました。これまで色んなことを否定され続けてきた凛太郎にとって、家族の言葉は胸に染みるものがありました。

結果として金髪ピアスにしたせいで周りの同級生との溝は深まってしまいましたが、当時の凛太郎はすでに誰かと関わることを諦めていたのであまり気にならなかったと言います。

すると翔平は、凛太郎はすごくいい奴なのに小学生の頃の同級生たちって見る目なかったんだなと何気なく話してきました。それに同調するように、薫子も温かい言葉をかけてくれます。

凛太郎は、友人たちの言葉に感謝の言葉を伝えるのでした。

息子と一緒に「金髪ピアス」にした母の想い

凛太郎が金髪にすると共に、彼の母親は全く同じタイミングで髪を金髪に染めてピアスを開けました。実家が接客業だからと凛太郎に遠慮をさせたくなかった母親は、自分が先に金髪ピアスににすることによって凛太郎が望む道に進みやすいように図らってくれたのです。
彼女が想うのは、いつだって凛太郎の幸せでした。

自分の親としての思いやりには別に気が付かなくてもいいから、いつか誰かが本当は優しい凛太郎のことを見つけてくれないかな……そう願っていた母親。
しかし今の凛太郎の姿を見た母親は、今の彼には心を許せる仲間が沢山できているということを確信するのでした。

その後、昴の発言によって夏休み前に期末試験があることを思い出した一行……。
青ざめる男子たちを見た薫子は、6人で勉強会をすることを提案するのですが……！？

期末試験に向けてファミレスで勉強会を開く6人

ファミレスで勉強会を開くことになりますが、男性陣と女性陣では学力に差がありすぎる模様です。翔平が使っている問題集は、なんと昴が中2のころに使っていた問題集でした。逆に翔平たちは、昴が使う辞書のように分厚い問題集に心底驚いています。

そんな中、凛太郎は真剣に勉強する薫子の姿に思わず見とれてしまっていました。勉強している時の真剣なまなざしと普段の天真爛漫な笑顔の薫子のギャップは、凛太郎の胸に大ダメージを与えてきます。

朔は、どうやら昴の問題集をスラスラと解けるようです。しかし肝心の解き方については、皆に全く説明することができない様子。まわりから天才だけど教えるのは下手と言われて、躍起になる朔です。

一行はワチャワチャとしながらも、勉強を進めるのでした。

凛太郎のお母さんの愛が炸裂する回でした！元から少し派手気味のお母さんだと思っていましたが、昔は普通に大人しい黒髪だったようです。自分たちの稼業が凛太郎の憧れの阻害にならないように考えて先に金髪ピアスにしたという経緯があったんですね～。素晴らしいお母さんだなと思いました！

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薫子との水族館デートで、迷子を保護した凛太郎。無事に親を見つけて送り届けた後、イルカショーを見て笑う薫子に改めて凛太郎は胸に抱える熱い想いを自覚します。

それから数日経って、梅雨が始まったその日は朝から雨が降っていました。今日から夏服に変わり、半そでのワイシャツ姿の翔平たちは教室で話をしています。そこに現れたのは、なぜかまだ学ランを着ている雨に濡れた凛太郎。まだ学ランの凛太郎をからかいながら、ふと"桔梗も夏服だったね。"という言葉が聞こえると凛太郎は持っていたバッグを落としてしまします。

最近、ずっと様子のおかしい凛太郎。もちろん、理由は薫子のことです。 水族館に行ったあの日から変わらないはずの毎日がぐるっと変わり、何をしていても薫子のことを考えてしまいます。自分の感情に振り回されて悩んでいる凛太郎に、翔平たちは"お前ん家行ってもいい？"と声を掛けました。

凛太郎の頭に浮かぶのは、ケーキ屋の実家をバカにするかつての同級生たちの声。一瞬ためらいますが、これ以上大事な友人たちに隠し事をしたくないと自宅に招待しました。

＝＝＝

次の土曜日、翔平たちは凛太郎の家を訪れました。家に入るなり、翔平たちは"すっげー！"と声を上げました。想像していた反応とは違ったため、凛太郎はあっけに取られます。 店を切り盛りしながら友人たちを迎え入れた凛太郎の母親。息子が友達を連れてきたことが嬉しくてたまらない様子で、母は部屋へ向かう背中を見送りました。

案内した部屋でさっそく騒ぎ始める翔平たちを見ながら、凛太郎は変な感じだと少し頬を赤くしていました。友達が家にいるのは本当に久しぶりです。そんなむずがゆいような感覚の中にいる凛太郎は、"ちょっと！"と呼ぶ母の声に部屋を飛び出しました。

"和栗さんたちも来たわよ！" 部屋から顔を出した凛太郎の目に飛び込んできたのは、なんと階段を上がってくる薫子たちでした……！

ビバ、青春！という感じですね！ 片思いをしているときって、恋愛の中で一番楽しい時間かもしれません。告白をしようか迷ったり、嫌われないように空回りしたり、なにより何をしていても相手のことを考えてしまったり そんなむずがゆい想いをしている凛太郎の元に突然薫子がやってきました！薫子も同じように悩んでいたのでしょうか？2人の関係が進むかもしれない続きが気になってたまりません！

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