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最終更新日: 2024-02-15 08:37:35

【最新167話更新】「入学傭兵」の全話あらすじ(ネタバレあり)と感想まとめ | LINEマンガ

「LINEマンガ」に掲載されている「入学傭兵」のネタバレと感想です。文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!最新話まで定期的に更新中!

マンガ入学傭兵LINEマンガネタバレ・感想
目次(クリックで開けます)

「LINEマンガ」に掲載されている「入学傭兵」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!

入学傭兵・第166話~第167話のあらすじ(ネタバレあり)

友達のために友達に頼んでトラブルを解決した帯刀友人たちは帯刀の奇妙な関係に驚きが隠せませんが、その頃、なんと 002たちの元を 003が訪ねてきました。あの時、帯刀を追ったナンバーズを指揮していた003との再会に喜びます。

しかし、002の質問に答えた003の言葉で現場は火の海になってーーー⁉

入学傭兵・第166話~第167話の考察

強力すぎる人間関係

今回のトラブルが始まった時は帯刀がファイトクラブを主催する裏の大人たちの元に乗り込んで、大暴れして解決なんていう展開を期待しましたが、そうではありませんでしたね。なんと解決手段は電話一本で済んでしまいました。それも当然で、今回のファイトクラブを主催していたのは一度帯刀がボコボコにした高橋の弟分たちです。帯刀が高橋に電話を一本入れて、高橋が帯刀の存在をほのめかして、あっさり解決してしまいました。さすがとしか言いようがない影響力ですが、帯刀の人間関係がどんどん強力になっているような気がします。

そもそも学校には巨大財閥のSWグループの令嬢の礼子がいますし、同僚兼友人の藤堂もいます。さらにSWグループの会長である礼子の祖父は帯刀のことを買っていますし、礼子の従姉でグループの経営にも携わっている杏奈も帯刀を信頼しているので、なにかあれば助けてくれるでしょう。表社会だけでもこれだけ強力な知り合いがいるのに、裏社会は高橋を始めとしたヤクザとの付き合いもありますし、ナンバーズだって強力な仲間たちです。まだまだナンバーズは本当の仲間とは言えませんが、それでもきっとなにかあれば味方をしてくれますよね。うーん、もう帯刀に敵はいないんじゃないでしょうか?

新しい敵

帯刀との戦闘から後、どこかに姿を隠していたらしい002たちの元を訪れたのはなんと003でした。それだけでも驚きなのに、なんとこの003は帯刀がナンバーズを脱出した時、追手のナンバーズを指揮した傭兵だというからさらに驚きです。あれから3年、帯刀を追っていた003たちは帯刀によって殺されたと002たちは信じて、だからこそ帯刀を裏切り者として憎み続けてきました。ですが、帯刀は裏切り者ではなさそうだと002たちも思い始めていますし、実際帯刀は裏切り者ではありません。

なのに、帯刀によって追手の仲間たちが殺されたと話す003。その目的は一体何なのでしょうか?どうやら003は民間軍事会社を設立するつもりで、002たちを誘いに来たようですが、持ってきた武器と連れて来た部隊の様子から見てもそれだけではないと思います。ナンバーズの存在をよく思わない人物による依頼か、003個人の問題でナンバーズが邪魔になったか、いずれにせよ、003の立場はナンバーズに対して敵対するものなのは間違いなさそうです。これからどうなるのでしょうか?

入学傭兵・第166話~第167話の感想

弟事件は帯刀の強力な電話一本であっさり解決してしまいました。それはいいのですが、突然現れた003の目的はなんなのでしょうか?嫌な予感が背筋をぞーっと駆け上がっていきます…

入学傭兵・第164話~第165話のあらすじ(ネタバレあり)

弟が病院に運ばれた。そう連絡を受けて病院に走ったのは帯刀たちの友人、飯田です。病院で弟が違法なファイトクラブに参加していたことを知ってしまった飯田は単身乗り込みますが、かなり不利な状況に追い込まれてしまいました。

そこに登場したのは帯刀たちでーーー⁉

入学傭兵・第164話~第165話の考察

今まで帯刀たちと仲のいい友人として、佐々木などと一緒に描かれてきた飯田は体が大きく、優しい性格をしている頼れる男といった印象です。そんな飯田の弟が誰かに殴られた状態で登場したときは兄とは正反対の人物だと思ってしまいました。ですが、それは早とちりでしたね。仲間を大事に思う、兄と同じく友人のために動いた結果だとその後明らかになって、安心です。

しかし、なぜ弟は兄に頼らなかったのでしょうか?いくら友達を守るためとはいえ、不良たちのような奴らと付き合うのはあまりに危険すぎます。もし、もっと早い段階で飯田を頼っていたら、必ず帯刀たちが出てきてくれたと思いませんか?なのに、たった一人で戦い続けた飯田の弟。結果としてかなりの大怪我を全身に負うことになってしまい、なんだかやるせない気持ちです。

ファイトクラブ

帯刀過去編が終わったかと思ったら今度の舞台はファイトクラブ。高架下のような人が寄り付かないところで行われているファイトクラブの後ろには、どうやら飯田の弟と取引をした不良よりもっとヤバいやつが隠れていそうですね!まぁ、もしもの話ですが、今回の最後に登場した高橋が本当に関わっていたら、ファイトクラブ編はおそらく早めに終わってしまうと思います。

しかし、弟が怪我した理由を突き止めるためにファイトクラブに飯田が単身乗り込んだときは本当にどうなるかと思いましたが、帯刀たちが間に合って本当に良かったです!最初に佐々木が出てきたときは、思わずお前かよ!と思ってしまいました。それにしてもさすが帯刀たちですね。日々、警護のために厳しい訓練を積んでいるだけあります。そんな帯刀たちを敵に回した不良たち。おそらく無事では済まないでしょう…

入学傭兵・第164話~第165話の感想

ハラハラドキドキのファイトクラブ編が始まりました!これからどうなっていくのでしょうか?たぶんですが、不良たちvs帯刀たちはあっさり終わったからこれ以上ないと思いますが、気になるのは不良たちのバックにいるという人間です。一体彼らは何者なのでしょうか?

入学傭兵・第162話~第163話のあらすじ(ネタバレあり)

あの襲撃の後、帰る場所のない帯刀を受け入れてくれたのは傭兵村でした。しかし、族長の危篤を聞いて、高校生の帯刀が駆けつけると誰も歓迎してくれません。唯一、受け入れてくれたのは看病してくれたあの少女でした。拒絶されるままに村を出た帯刀。

そんな帯刀は族長の死を知ると知らぬ間にを零してーーー⁉

入学傭兵・第162話~第163話の考察

大事に思う心

帯刀は傭兵村で「M」と名乗りながら生活をしていたようです。その生活は土地柄もあっておそらく穏やかなものではなかったと思いますが、少なくとも大事にはされていた感じがします。せっかく高校生になった帯刀が村に駆け付けたというのに、村の人たち、それに族長まで冷たい態度を取った時はかなり驚きましたが、それは帯刀のことを思っての言葉でした。

傭兵村は戦いの中で、家族や友人、住む場所を失った人たちが住んでいる場所です。だからこそ、彼らは帰る場所があることのありがたさをよく知っています。帰る場所がない自分たちだから、帰る場所を持つ帯刀には家族たちと共に幸せに生きて欲しい。こんな場所に戻ってこないで、こんな場所を忘れて、生きて欲しい。そんな優しい思いがあっての冷たい言葉でした。なんだか冷たいけれど、真実を知るととても暖かいものに感じますね。

涙の理由

幼い頃から人を殺すことにためらいがないことから、おそらく帯刀はかなり悲惨な状況で育ってきたはずです。それはナンバーズのメンバーの評価からも明らかですよね。冷静沈着で、情を殺して、任務に当たれるスーパー超人こそが帯刀です。なので、今まであまり表情や感情がわかるような様子を見せることは少なかったと思いますが、今回初めて涙を見せてくれましたね。

行く場所がない帯刀を受け入れてくれて、記憶が戻ったら家族のところに送り出してくれた傭兵村の人たちと族長。本当ならもう一つの家族のような存在なのに、彼らは帯刀の穏やかで幸せな生活を邪魔しないために拒絶するほどの優しさを持っています。そんな傭兵村を率いた族長の死は帯刀の感情を大きく揺らしました。かなり辛い出来事だったはずですが、族長との出会いは父親のいない帯刀にとって、とても大きなものだったことは間違いありません。

入学傭兵・第162話~第163話の感想

もう涙が止まりません。帯刀にとって族長はきっと父親代わりで、傭兵村の人たちは家族だったのではないでしょうか?きっと幼い帯刀には辛いことも多かったと思いますが、傭兵村の人たちと出会えて本当に良かったと思います。どうか、もう一度、彼らと帯刀が笑顔で会える日が来ると良いですね。

入学傭兵・第160話~第161話のあらすじ(ネタバレあり)

怪我をした自分を手当てしてくれた村が略奪者に襲われると武器を手に取った幼い帯刀恐ろしいスピードで略奪者たちを掃討するといままで帯刀のことを警戒していた人たちも気を許し始めます。そして遠征に出ていた族長から名前を聞かれた帯刀は少し悩む様子を見せました。

その時、帯刀が思い出したのは母親の姿でーーー⁉

入学傭兵・第160話~第161話の考察

高すぎる戦闘力

帯刀が強いのは今までのストーリーでも十二分に語られてきましたから知っていましたが、こんなに小さい頃から強かったなんて驚きですね。ぱっと見は小学生低学年から中学年、10歳くらいに見える帯刀は襲い掛かって来た略奪者相手にかなりの抵抗を見せました。しかも、ただの抵抗ではありません。銃やナイフを駆使して、帯刀は30人近くの男たちを殺害しています。たしかに傭兵として生きる以上、命のやり取りは必要ですが、こんなに幼い時からためらいなく人を殺せるとは、一体帯刀はどんな経験をしてきたのでしょうか?

とても気になるところですが、想像もできないような経験であることは間違いないでしょう。なぜなら帯刀は今回の戦闘で、村人たちを捕らえて監視している男たち以外を倒した後、彼らを倒すために自ら捕まる道を選びました。そして、油断させたところで、リーダーである2mはありそうな大男を人質に取った上で男たちを倒しています。成功したからいいですが、もしも失敗していたら帯刀は無事ではすまなかったはずです。まるで自分を犠牲にすることを良しとするような戦い方、かなり不安定で見ていて心配になります。

思い出した光景

遠征に出ていた傭兵村の主力たちはほとんどの略奪者を帯刀が倒したと聞くと驚いていました。当然ですよね。歩くのも大変そうな大怪我を負っていた、まだ幼い少年が自分の何倍もありそうな大男を30人近く倒したとは想像できません。だからこそ、帯刀に向けていた警戒を解いたのだと思いますが、族長から名前を聞かれた帯刀は名前がわからない様子でした。その代わりに思い出したのはおそらく母親の姿です。

酸素マスクを口につけて、死を覚悟しているように幼い帯刀を抱きしめる母親。その姿はまるで航空機事故に巻き込まれたような感じがしました。もしかしたら、帯刀は航空機事故で両親、少なくとも母親を失い、その時不時着した土地で生き抜くために帯刀は傭兵の道を選んだのかもしれません。そんな帯刀が名前として口にしたのは「M」。一体その文字にどんな意味があるのでしょうか?

入学傭兵・第160話~第161話の感想

帯刀の過去について謎が深まる展開ですね。帯刀は幼い頃から強かったようですが、その理由はまだわかりません。無表情なのは大きくなっても変わりませんが、なんだか幼い帯刀の顔は怖い感じがするので、どうか少しでも幸せがあると良いですね。

入学傭兵・第157話~第159話のあらすじ(ネタバレあり)

厳しい試験を突破してまでSWに入って来たアリス彼女が所属するフォレストの目的がわからないまま、002は帯刀にアリスの件から手を引くように勧めます。帯刀の正体を知らないまま、フォレストであるということがバレてしまったため、 SWを離れていくアリス

アリスの弱みを聞いた帯刀ですが、そこに恩人が危篤だと連絡が入ってーーー⁉

入学傭兵・第157話~第159話の考察

帯刀が襲われた理由

やっぱり帯刀が襲われた理由はアリスと一緒にいたところを見られたからでした。まさか帯刀がフォレストに寝返ったのかと思ってしまいましたが、そんあことは無くて、本当に良かったです。最初はアリスが帯刀に近付いてきたのは帯刀が001と知っているからで、彼を脅すために親密になろうとしているのだと思いましたが、そうではありませんでした。帯刀にアリスが親しくしていたのは、彼女に帯刀と同じくらいの弟がいるから。命を削るような任務の中、なんとなく親近感を覚える帯刀の存在に頼っていたようです。

ただ、気になるのはアリスがSWに潜入した理由ですよね。目的が帯刀なら、フォレストはずっと彼のことを狙っているので正体がわかった時点で殺せばいい話。わざわざSWに潜入する必要はありません。もし、家族を人質に取るつもりでも十分情報は外からも取れますから、これも潜入する理由にはならない。しかも、アリスは帯刀の正体を知らない様子でした。一体、フォレストは何の目的でアリスをSWに潜入させたのでしょうか?

恩人

アリスパートが落ち着いて、どうやらここからは帯刀の過去編のようです。これまで帯刀の過去については部分的に語られることが多く、その全貌は明らかになっていませんでした。しかし、今回明らかになったのはボロボロに傷ついた帯刀を助けた男がいることと、その男は族長と呼ばれ、戦争で傷つき、傭兵になった男たちが住む傭兵村のまとめ役のようなことをしていることです。そんな族長に恩義を感じているらしい帯刀は少佐から体調が思わしくないと聞いて、族長の元に急ぎます。

帯刀の異様な強さは傭兵村に来た時からですが、これでまた過去が少し明らかになりそうですね。まだまだ気になることはたくさん残っているので続きが楽しみです!ただ、ちょっと気になるのは傭兵村の襲撃事件のこと。まだ怪我の療養中で傭兵村にとどまっていた帯刀を襲ったのは略奪者という男たちでした。一体、彼らの目的はなんなのか、そしてどのような状況にあるのか。続きが気になるところです!

入学傭兵・第157話~第159話の感想

いろいろ明らかになってキャパオーバーしそうですが、まだまだ波瀾は終わらないことだけはわかっています。ここから先、想像できないような何かが待っているような気がしてなりませんが、続きをしっかり見守りましょう!

入学傭兵・第154話~第156話のあらすじ(ネタバレあり)

アリスに妹を救ってくれたお礼をする帯刀。それを見てしまった 004は帯刀に襲い掛かります。幸い仲間が止めに入ったため、大事にはならずに済みました。ですが、アリスはその少し後、帯刀がアンナたちと戦闘を繰り広げたビルへと足を運びます。

そこでアリスを待ち受けていたのは004でーーー!?

入学傭兵・第154話~第156話の考察

004の言葉の意味

帯刀がアリスといるところを見てしまった004は帯刀を呼び出すとナイフを取り出しました。ナンバーズの中でも実力が高く、キャンプ時代から帯刀を訓練してきた004は屈指のナイフバトル狂です。接近戦を好むその姿はまさに狂っているというか、ぶっ飛んでいるという感じ、そのものでした。そんな004をあっさりと交わした帯刀は傷を負いながらもその場を離れることに成功したので、ほっと一安心です。

ただ、気になるのは004が言った「また裏切るのか」という言葉ですよね。今まで帯刀はキャンプの中で過ごしながらナンバーズのことを仲間として認め、尊重してきました。たしかに途中で家族と暮らしたいという望を叶えるため、キャンプを離れましたが、別にこれは裏切りにはなりませんよね。実際004以外のナンバーズは帯刀に対して好意的です。それなら一体、004はなぜ「裏切り」という言葉を帯刀に向けたのでしょうか?

アリスの行動

それにしてもアリスはさすがフォレスト1の暗殺者と言われるだけあって、調査の力も異常ですね。帯刀とアンナたちの銃撃戦の様子を壁に残った跡だけで把握していました。それ以外の足跡や落としものなどは一切残っていないというのに、かなり鮮明に様子を把握し、アンナたちの敵の人数を把握しようとしています。その結果として出たのは、たった1人の熟練した腕を持つ敵が存在したことです。壁に残っている跡がアンナたちのものなのか、敵のものなのか見極められるなんて、アリスはハイスペックすぎます。

そんなアリスの前に現れたのはナイフを持った004でした。しかし、004はナイフで戦いた過ぎて、アリスにかなり追い詰められてしまい、結局002に救出されています。情けない限りですが、アリスはこれからどうするつもりなのでしょうか?前に002からアンナたちが死ぬことになった戦闘の原因がフォレストだと聞き、怒り心頭なのは間違いありません。どうやら人質を取られているようですが、もしそれを帯刀たちに正直に話したら、どうするのでしょうか?アリスはかなりの実力者ですから、このまま仲間に取り込んで欲しいものですね。

入学傭兵・第154話~第156話の感想

まだまだアリス編は続きそうですね!フォレスト1の暗殺者、アリス。その目的は明らかにならないものの、フォレストへの不信感があるのは間違いありません。一体アリスがこれからどう決断を下すのか。目が離せませんね!

入学傭兵・第151話~第153話のあらすじ(ネタバレあり)

018を満身創痍まで追い込んだものの、002に行く手を阻まれてしまったアリス。その中で仲間たちが死亡した原因がナンバーズにちょっかいをかけたことだと知ってしまいます。フォレストへの不信感を募らせるアリス。そんな彼女に命じられたのはSWへの潜入でした。

SWの試験をなんなくクリアしたアリスの前に立つのはやはり帯刀でーーー⁉

入学傭兵・第151話~第153話の考察

アリスの実力

それにしてもアリスの戦闘能力は思った以上に高そうですね。なんとかその猛攻から逃れた018は仲間のところまで逃げることに成功しましたが、その程度で許すアリスではありませんでした。細い体でマシンガンなどを撃ちまくり、さすがの018も青ざめて、死を覚悟したはずです。幸い、そこに002が現れたので、一触即発の状態になりはしましたが、死亡者が出ることは避けられました。ナンバーズの中でも現在、実質トップを務めている002相手に一切ひるまないアリス。その実力ははかり知れません。

そして、SWに入ってから帯刀とした組手もとんでもなかったですね。SWの護衛チームの中でも帯刀は研修生ながらも他の隊員から認められるくらいのラスボスです。にも関わらず、アリスはほぼ互角の戦いを見せてくれました。もちろん、お互い手を抜いてはいるでしょうが、それにしてもすごいですよね。ただ、気になるのはアリスが帯刀のことを知らない様子だということです。ナンバーズを知っているアリスが001である帯刀を知らないわけがありませんよね?

フォレストの目的

気になるのはフォレストの目的ですよね。一体なぜフォレストはSWにアリスを潜入させたのでしょうか?いままでの002や018との戦闘を考えるとナンバーズの001である帯刀がいるからその正体を探りに来たとか、情報を引き出すために近付こうとしているとか、あとはどこかの誰かさんがやったみたいに帯刀の家族を人質にしている、あたりはなんとなく予想できますよね。しかし、それにはアリスが帯刀のことを知っていることが大前提としてなければいけません。

ですが、アリスは帯刀のことを知らない様子でした。もしも帯刀のことを知っていたら組手の相手に彼を選ぶことなんてしませんよね?ターゲットとしている相手ですから、もう少し遠くから距離を詰めようとするはずですし、正体を知っていたらその実力も十分理解しているはずです。001を相手にするほどアリスだってバカじゃありません。ですが、まったくアリスが帯刀のことを知らないとなると話は変わってきます。フォレストの目的は帯刀なのか、SWの重要人物たちなのか、それとも他にあるのか。気になりますね…

入学傭兵・第151話~第153話の感想

謎が謎を呼ぶ展開ですね。単独行動の罰としてSWに潜入させられたアリス。その目的はまだわかりません。最悪の展開を想像してしまいますが、そうならないことを祈りましょう!

入学傭兵・第148話~第150話のあらすじ(ネタバレあり)

刺されたにも関わらず、たった1人で大暴れする高橋の元に帯刀が駆け付けます。おかげで助かった高橋の牙にかかったのは勝又ではなく拓海でした。抱えて来た荷物を下ろした高橋が思い出すのはたった2年、自分のことを面倒見てくれたあの人のことです。

ほっと息をつく暇もなく、実はその背後では銃撃事件が起きてーーー⁉

入学傭兵・第148話~第150話の考察

仏の顔

これまで高橋は何度となく拓海の無茶を聞いてきました。それも一重に施設育ちで暴れることしか知らなかった高橋を初めて人扱いしてくれたバイク屋の店主の恩に報いるためです。しかし、それが甘やかしだったとようやく高橋は今回の事件で気付くことが出来ました。これこそ、仏の顔も三度までってやつですね。いくら温厚な仏様でもやり過ぎればブチ切れます。どうやら高橋がブチ切れるのは今回だったようですが、そのブチ切れようがとんでもなかったですね。

さすが全国的にも有名なヤクザ、高橋圭吾です。腹部を深く刺されたにも関わらず、高橋はそんな気配を一ミリも感じさせないほど、男たち相手に大暴れしました。しかも、相手は武器を持っていて、高橋は素手だというのに、です。まさに修羅というか、鬼というか、そんな感じです。本当に高橋が敵ではなくてよかったなと思ってしまいました。

心強い味方

高橋の助けに駆け付けた最初の人物はバイクに跨った帯刀でした。そこまではとてもカッコよかったのですが、妹に持たされたおすそ分けの入ったファンシーなバッグがなんともシュールで、思わず笑ってしまいます。が、そんなこと関係ありません。そっとバッグを置いた帯刀は高橋レベルの無双を見せ、あっという間に残りの男たちを倒してしまいました。さすが帯刀という感じの活躍でしたが、なんだか今回は高橋と帯刀の絆を見せつけられたような気もします。

施設育ちで荒くれ者として生きて来た中で人の暖かさを教えてくれた人の想いを大事にする高橋。辛い傭兵時代を経験し今は家族と穏やかに暮らす帯刀。2人とも辛い過去を背負いながら周りの人をとても大事にする生き方をしている者同士繋がるところがあるのかもしれません。2人の間にあるのは高橋が譲ったバイクだけですが、本当はそこにはもっと大きくて優しいものがありそうですね。そして、それはきっとこれからも壊れることはないでしょうし、帯刀と高橋、お互いにとってお互いがとても強力な味方であることは間違いありません。これから先、2人が一緒に戦うのが楽しみですね!

入学傭兵・第148話~第150話の感想

高橋の因縁がスパっと切れてほっとしました!それにしてもなんで高橋の周りには厄介な人が集まるのでしょうか?それは帯刀にも言えることですが…まさか最後に出て来た銃を持った人って帯刀の面倒な関係者、とかじゃないですよね?嫌な予感がします…

入学傭兵・第145話~第147話のあらすじ(ネタバレあり)

突然高橋を背中から刺したのはかつて高橋が世話になったバイク屋の店主の孫、拓海でした。その背後にいたのは高橋を裏の世界に引きずり込んだ挙句、裏切り、顔に傷までつけた勝又。未だに高橋を恨んでいるらしい勝又は10年の月日を経て、また高橋に刃物を向けます。

そんな勝又に高橋はーーー⁉

入学傭兵・第145話~第147話の考察

高橋の過去

ついに今回心優しいヤクザ、髙橋の過去が明らかになりましたね。元々、非行少年だった高橋を雇ってくれたのは高橋がバイクを盗んだバイク屋の店主でした。自分の店に来た泥棒を雇うなんて、正直とんでもないことですが、この店主のおかげで高橋は危ない橋を渡る生活をやめて、まっとうな生活を送ることが出来たのですから、まさに恩人という感じです。しかし、そんな恩人を苦しめたのがどうしようもないバカ孫の拓海。だからこそ、店主は孫ではなく高橋に店を譲ろうとしたのですが、バカ孫の影響は高橋にまで及んでしまい、結局高橋はまた裏社会に戻ってしまっています。

それにしても高橋のお人好しは度を越している気がしてしまいました。帯刀の件もそうですが、まさか自分が裏社会に戻るきっかけになったバカ孫の面倒を未だに見ているのは、親切とか同情とかそういうのを通り越して、お人好しというしかありません。お金をせびりに来て、金は渡さないと言っておきながらお小遣いで10万も渡すなんて、本当に良い人すぎます。なのに、これっぽっちというのですから、バカ孫はやっぱりとんでもないおバカさんでした。だから、この後きっとボコボコになってくれるはずです!

宿敵

それにしてもずっと気になっていた高橋の顔の傷は10年前に勝又に付けられたものだったとわかりました。バイク屋の店主を守るために高橋は勝又の元に入ったのですが、勝又は高橋との約束を守る気なんてなく、陰でバイク屋の店主を苦しませ続けていたため、髙橋は大激怒。そして、髙橋は勝又を襲撃し、体中血だらけで顔に傷を負いながらも勝又の元を去りました。それから10年、髙橋はいろんな苦労をしながら仲間を集め、今の地位を築いたのに、それも知らないバカ孫がトラブルを持って来やがったんです。

しかもそのトラブルの先にいるのは因縁の勝又。こんなの大乱闘にならないはずがありません。バカ孫がセッティングしたせいで、髙橋の前には勝又とその部下の男たちが大勢います。さすがの高橋もこれはかなり厳しい状況だと思いますが、きっと大丈夫ですよね。なんていったって、髙橋と連絡が付かないことを心配している部下たちの元に、たまたま、おかずを届けに来た帯刀が来たんですから!これは次から帯刀と高橋の共闘が見られそうです。地味に高橋って殴り合いが強いから、これは楽しみですね!

入学傭兵・第145話~第147話の感想

高橋は辛い過去を持っていたんですね。自分を大事にしてくれた人に恩を感じるのは当然ですが、それを笠に着たバカ孫が本当にムカつきます!優しい高橋の気持ちを利用しやがって!ということで帯刀にぼっこぼこにしてほしいですね!思いっきり!

入学傭兵・第142話~第144話のあらすじ(ネタバレあり)

普通の人生の意味を証明しろ。そう帯刀に言い残した002たちはマッドドッグを手にかけた後、フォレストの拠点を襲撃しに向かいます。それもすべて奇妙な絆で結ばれた帯刀のため。一方、帯刀は彼女がいるのではないかと疑う礼子からの視線を向けられます。

楽しげに礼子と過ごす帯刀の姿を実は002たちは見ていてーーー⁉

入学傭兵・第142話~第144話の考察

守るため

本当に002たちは不器用ですね。心のどこかで帯刀は裏切っていないと信じていたのか、マッドドッグから帯刀が脱走したとき、後を追ったナンバーズを殺したのが帯刀ではないと知るとすぐに行動に出ました。その行動とはまだ情報を持っているはずのマッドドッグの殺害とフォレストの拠点の襲撃です。帯刀は生活エリアの中でフォレストたちを殺しました。このことを知られれば、フォレストは必ず復讐に来るだろうし、その時、今回のように家族も人質に取られるはずです。それを避けるため、フォレストの視線を散らすように002たちは行動を起こしました。

いくらナンバーズでもフォレストの拠点を襲撃するなんて危険です。にも関わらず、実行するなんて002たちは相当帯刀のことを大事に思っているようですね。妹の救出のときも声をかけたり、怪我をしないように気を使ったり、目隠しをしたままでもわかるくらい丁重に扱っていました。きっとこんな風に帯刀たちを大事に扱うのは、帯刀がナンバーズのことを大事にしてきたからだと思います。怪我をしていたらどんなに重傷でも連れ帰る。血で血を洗うような訓練をこなしたにも関わらうず、自分たちを大事にしてくれる帯刀をきっとどこかで002たちも家族のように思うようになったんだと思います。早く002たちと帯刀が一緒に笑い合う日がみたいですね!

礼子の気持ち

ここまでずーっと礼子は一途に帯刀を思い続けていますが、どうなるんでしょうか?礼子としては付き合いたいというのが一番なんでしょうが、なんとなく想えていることに満足しているような感じもします。いわゆる、恋に恋してるっていうやつですね。だから、そばで見守り続けられるのでしょうが、このままでは何かが危ない気がします。どこかで付き合うなり、振られるなり、諦めるなり、なにかの形で区切りをつけないといけませんよね。今はSWグループの経営から外れているとはいえ、卒業したら関わらなければいけないでしょうし、いざとなれば、好きな人と結婚することさえ難しくなるでしょう。そうなる前に動いておいたほうが良いと思うのですが、なかなか礼子は動きませんね。

一番の理由は「今の関係を崩したくない」というのがあると思います。ただでさえ、帯刀の態度はあくまでも友達のそれで、立場は友達兼護衛です。真面目な帯刀なら告白されたことをきっかけにさらに態度を硬化することは十分考えられますし、最悪な場合は護衛任務から外れて、家族と一緒に別の地域に引っ越しなんてこともありそうですよね。しかも帯刀は辛い過去のせいで誰かを好きになることに怯えています。タイミングを外したら最悪の展開も考えられる中、なかなか動けないのも仕方がないのかもしれません。

入学傭兵・第142話~第144話の感想

なんだか002たちは帯刀の仲間になったという感じがしますね!最強の傭兵軍団、ナンバーズの復活!?ということでいいのでしょうか?これでもう怖い物なしという気がしますが、002の考えていることはよくわからないので、手放しに安心することは出来ませんね…これからどうなるのでしょうか?

入学傭兵・第139話~第141話のあらすじ(ネタバレあり)

マッドドッグと相対する帯刀の前に現れたのは002たちでした。しかし、002たちは帯刀を攻撃することなく、マッドドッグを連れて立ち去ってしまいます。おかげで無事に家族と再会できた帯刀ですが、ついに傭兵時代について口にすることになりました。

これで隠すことはあと少し。その前に帯刀はフォレストに目をつけてーーー⁉

入学傭兵・第139話~第141話の考察

002の思惑

これまで002はずっと帯刀の敵として登場してきました。ですが、なんとなく攻めきれないというか、裏切り者に対する制裁なのに殺意がそこまで強くない気がしていましたが、今回その理由がわかりましたね!002たちの強襲を受けたマッドドッグは人質を盾にして、帯刀に002たちを殺させようとしています。しかし、その命令に帯刀が動くことはありませんでした。もし、帯刀が本当に002たちが思うように裏切り者ならここで002たちを始末しないのはおかしいですよね?

このことから002たちは帯刀が裏切り者ではないかもしれないと思い始めたようです。おそらくですが、元々002はどこかで帯刀が裏切り者ではないと思っていたのではないでしょうか?たしかに帯刀を裏切り者だと疑うだけの証拠はありますが、その反対に裏切り者ではないと思いたくなるくらいの時間を帯刀と002たちは過ごしています。どうかこの後、002たちと帯刀が一緒に戦って、仲間になってほしいですね。多分、一番悪いのはマッドドッグなので…

追い詰められたマッドドッグ

さて、今一番危険なのはマッドドッグです。これまではナンバーズを育てて、意のままに操れることでかなり幅を効かせてきましたが、帯刀の離脱兼裏切り事件でその栄光は崩れ落ちました。そして、ついには残るナンバーズの002たちにも追いかけられるようになり、正直、もうマッドドッグに逃げ場はありません。頼れるのはフォレストだけですが、一応精鋭であるアンナは帯刀が瞬殺しましたし、帯刀の妹を見張らせていた3人の精鋭なんて倒されるシーンも描かれずに姿を消しています。

おそらくフォレストとナンバーズは比べる必要がないくらい実力に差があるでしょう。この状態でマッドドッグはどうするつもりなのでしょうか?普通ならこのままやられて終わりという感じだと思いますが、今のマッドドッグに失うものはありません。こういうのが一番怖いんですよね。失うものも無くなり、死すらも恐れなくなった捨て身の敵は何をするかわかりません。そこまでする覚悟がマッドドッグにあるかはわかりませんが、可能性は十分にあると思います。

入学傭兵・第139話~第141話の感想

002たちは帯刀を助けに来たわけじゃないんですね…でも、戦わなかっただけ十分ですよね!傭兵時代の話をしても抱きしめてくれる家族もいるし、帯刀はいい人に囲まれましたね。そんな幸せを壊そうとするマッドドッグなんてボコボコにしてほしいです!

入学傭兵・第136話~第138話のあらすじ(ネタバレあり)

祖父を助けるため、マッドドッグの指示通りに単身乗り込んだ帯刀を襲うのはフォレストの精鋭たちです。しかし、帯刀の敵ではありません。次々とフォレストを倒し、ついにマッドドッグの元へと辿り着いた帯刀。ですが、周りはフォレストに囲まれ、マッドドッグの銃口は祖父に向いています。

絶体絶命のその時、窓の外からやってきたのは002でーーー!?

入学傭兵・第136話~第138話の考察

圧倒的すぎる戦い

マッドドッグが帯刀対策として用意したのはナンバーズと並ぶ実力を持つと言われるフォレストでした。対する帯刀は急な事態ですし、そもそも今の帯刀は一般人です。なので、銃やナイフは持っていません。パンツにTシャツ、カーディガンとスニーカーという軽装で挑むことになってしまったわけですが、そんなのも帯刀の問題になるはずがありませんでした。襲い掛かって来るフォレストのチームを最初は素手で制圧すると、次々に武器を奪っていきます。そして、銃を奪うとそれを手にフォレストの相手をするのですが、これもまたうますぎました。

いきなり大人数を相手にしたら、さすがの帯刀でも厳しいですよね。なので、何度か変な方向に撃って、敵を部屋に誘い込むと入ってきたところから次々と倒していきました。一気に襲いかかられるより、一人ずつ入って来る敵を倒す方が簡単ですから、さすがの作戦だなと思わず感心してしまいます。そうして、戦う帯刀の元にやってきたのはフォレストの中でも一際実力者らしい人物ですが、やっぱり帯刀の敵ではありません。

まさかの敵

マッドドッグに煽られて帯刀の前に現れた敵は、なんと前回のVIP警護の時にガイドに成りすましていたフォレスト隊員でした。アンナと名乗るフォレストはさすがに1人で出て来るだけあって、かなりの戦闘能力を持っていました。帯刀もあまりの猛攻に怪我を負ってしまう結果となりましたが、それでも帯刀を倒すには足りません。結局、アンナは帯刀に倒されて、終わってしまいました。フォレスト、意外にあっけなかったですね。しかし、問題は最終局面ともいえるマッドドッグとの決戦です。

マッドドッグが望むのは目の前で家族を失う帯刀の様子。なので、自分の命を差し出しても祖父が解放されることはありません。これにはさすがの帯刀も追い詰められてしまいますが、なんとここで思わぬ助けがやってきました。以前は帯刀の命を狙っていた彼。ですが、この場面で来るってことは助けに来たって言うことですよね?一体どんな心境の変化があったのでしょうか?

入学傭兵・第136話~第138話の感想

絶体絶命のピンチに駆け付けた人物を見て、思わず歓声を上げてしまいました。あまりにも熱すぎる展開です!最強同士の最恐タッグ!これにはマッドドッグもなにも出来ないのではないでしょうか!

入学傭兵・第133話~第135話のあらすじ(ネタバレあり)

任務も終わり、また穏やかな日常へと戻った帯刀。ですが、マッドドッグは帯刀のことを放っておいてはくれません。帰りの遅い祖父を心配して探しに出ると、祖父の携帯からかかって来た電話の向こうで話すのはあの男です。家族のため、たった一人で立ち向かう帯刀。

そんな帯刀を待ち受けているのはナンバーズと並び称されるあいつらでーーー⁉

入学傭兵・第133話~第135話の考察

穏やかな日常

本当に帯刀は家族を大事にしていますよね。いつもは友人といても仏頂面なのに祖父や妹がいると少しだけ表情が明るくなります。その様子を見るだけでも帯刀がどれだけ家族を思っているかわかるのですが、家族もまた帯刀のことを大事に思っているようです。帯刀の体には傭兵時代についた無数の傷が今も残っています。切られた傷や銃で撃たれた傷。どれももちろん完治していますし、痛むものでもありませんが、帯刀はそれを家族に見られないように気を付けていたようです。

今回、初めて帯刀の傷を目にしてしまった家族は驚くと同時に痛みを心配しました。そして、あまりにも壮絶な傷跡に家族が思ったのは帯刀が過ごしてきた日々です。家族は帯刀が行方不明の間、傭兵として生きていたことを知りません。知っているのは飛行機事故に巻き込まれ、行方不明になっていたことだけです。なので、傷跡も事故のときについたものと思ったようですが、それでもかなり痛かっただろうと家族は帯刀を思って涙しました。こんなに優しい家族、そういません。どうか、これから先もこの家族には幸せでいて欲しいです。

募る恨み

002の手から逃れたマッドドッグはなんと帯刀に照準を合わせました。まさかと思いましたが、どうやら自分が追い詰められているのは帯刀の責任だということにしたいようですね。元々、マッドドッグは帯刀に興味がありませんでした。他の隊員に比べて年齢も若く、小柄で、体力もなかったからです。しかし、徐々に帯刀が成長し始めるとその目は変わって、まるで帯刀を自分の駒のように扱うようになりました。思い上がりも良いところですが、帯刀はなぜマッドドッグに従い続けたのでしょうか?

記憶がなかったからというのが一番だと思いますが、帯刀ほどの実力と人望があれば、マッドドッグなんて怖くないはずです。にもかかわらず、帯刀はマッドドッグの元で働き続けました。そんな帯刀のことをマッドドッグはいま、裏切り者として恨んでいます。その恨みを果たすために目を付けたのは帯刀の家族。なによりも大切な家族を守るため、単身立ち向かう帯刀を待つのはマッドドッグが呼び寄せたフォレストの面々です。これはもしかしたら、帯刀、無事では済まないかもしれません…

入学傭兵・第133話~第135話の感想

やっぱりマッドドッグが動き出しましたね。そこそこ実力はありそうですが、おそらくマッドドッグは帯刀よりも弱いと思います。だからこそ、マッドドッグはフォレストを使おうとしているのでしょうが、帯刀大丈夫でしょうか?続きを見るのが心配になってきました。

入学傭兵・第130話~第132話のあらすじ(ネタバレあり)

VIPが連れている護衛もまた敵。そんな絶体絶命の中で帯刀が見せたハンドサインに、ソフィアは帯刀が昔自分を助けてくれた傭兵だと確信します。しかし、その追及に帯刀は首を縦に振りません。結局、帯刀の活躍でなんとか無事に窮地を抜け出すことに成功しました。

そして、予定より早くなった帰国日当日帯刀の頬には微かな笑みが浮かんでーーー⁉

入学傭兵・第130話~第132話の考察

敵だらけでも

結局、蓋を開けてみたらVIPが連れて来た護衛チームもガイドもほとんどが敵でしたね。というより、ガイドに扮していたのはフォレストの暗殺者で、あまりにも鮮やかな手口すぎて、護衛チームは序盤でほぼ抹殺されてしまいました。そして、唯一残ったのは3年も護衛を務める男と帯刀だけですが、護衛は裏切り者でVIPを守れるのは帯刀だけです。追いかけるのはフォレストの超手練れ。ですが、やっぱり帯刀の敵ではありませんでした。

フォレストは度々ナンバーズよりも下だと言われることがありますが、それでも実力派かなりのものです。今回差し向けられた敵も血反吐を吐くような訓練をこなしてきたと思います。なのに、自分よりはるかに若く見える帯刀にやられるのはかなり悔しいですよね。まぁ、そんな感情は帯刀に関係なく、あっさりとやられてしまったわけですが、フォレストでも勝てないって帯刀、とんでもないですね。帯刀を倒せる敵はこれから出てくるのでしょうか?

助けてくれたあの人

それにしてもまさか昔誘拐されたソフィアを助けたのが帯刀だとは思いませんでした。しかも、当時の帯刀は傭兵Mと名乗っていて、目元だけが出る戦闘服を着ていましたから、さすがのソフィアもちょっと顔を合わせたくらいじゃ目の前にいるのが命の恩人だとは気付きません。ですが、帯刀が見せた「攻撃するから逃げろ」というハンドサインを見て、ソフィアは帯刀がMだと気付きました。ただ、よく考えるとこれっておかしいですよね。ハンドサインは通常、先に何を示すかを打ち合わせしておいて使用するものです。でも、帯刀は今回、何も言わずにソフィアにサインをしてみせました。なので、もしかしたら帯刀は最初からソフィアがあの時の子だと気付いていたのかもしれません。

残念なのは、帯刀がソフィアたちに正体を明かさなかったことですよね。正体を明かせば、とんでもない謝礼がもらえたはずなのに、もったいないと思ってしまいますが、帯刀はそういうのを欲しがるタイプではありません。なので、もらったとしてもきっと断っていましたよね。まぁ、これでまた帯刀の味方が増えたのは事実です。今後帯刀がどうにもならなくなったとき、ソフィアたちはきっと強力な味方になってくれると思います。

入学傭兵・第130話~第132話の感想

一時はどうなることかと思いましたが、結局蓋を開けてみたら帯刀の一人勝ちでしたね!VIPに何もなくて本当に良かったです。さて、気になるのはこの騒動の裏で動いていたはずの002やマッドドッグたちの動き。この後、なにか騒動が起きるのでしょうか?

入学傭兵・第127話~第129話のあらすじ(ネタバレあり)

VIPから気に入られた帯刀は SWグループから唯一護衛に参加することになりました。かつて誘拐された過去を持つ娘、ソフィアはお気に入りの帯刀と日本の観光が出来て、ご機嫌です。そんな妹を見て、どこか影のある兄も満足そうに見えます。

しかし、そんな楽しい日々も長くは続きません。実は VIPが連れて来たガイドにがいてーーー⁉

入学傭兵・第127話~第129話の考察

新しい護衛対象

新たに登場した護衛対象は裏社会のパワーバランスを揺るがしかねない人物の子供たちです。そんな立場にいるのですから、大人しく護衛されて欲しいものですが、自分たちの時間を邪魔されたくないのか、SWが用意した護衛を断ってしまいました。幸いなのは娘であるソフィアが帯刀を気に入ってそばに置いたことですが、これを礼子が知ったら面倒なことになりそうな気がしませんか?どうか礼子の耳には入らないように祈るばかりですが、さすが帯刀。ソフィアから向けられる熱っぽい視線には欠片も気付いていません。

それでも一途に帯刀を見つめ続けるソフィアですが、実は誘拐された辛い過去を持っています。それからは家から出ることを嫌がり、家以外で眠ると悪夢を見るようになってしまいました。これはかなり辛そうですね。しかし、その症状を変えたのが帯刀です。一緒に出掛けて、その日の夜は悪夢も見ずにぐっすり眠れる。これなんだかヤバイ気がしませんか?帯刀引き抜きとか、帯刀強制婚約とか、になりませんよね?

気付かない理由

ここまで見てきて、帯刀鈍すぎませんか?たしかに礼子のアピールはかなりわかりづらいものですし、いつもそばに護衛チームと藤堂がいるので、なかなかそういう雰囲気になるんが難しいのも仕方がありません。しかし、それでも帯刀は好意に気付いているけど無視をしているというよりは、全く気付いていないという態度をこれまで続けてきました。それは今回登場したソフィアも同じです。あからさまに帯刀を気に入っている様子を見せているのに、帯刀はまったく気付いていません。

どうやらその原因には生きることしか考えられなかった傭兵生活の影響があるようです。誰かと一緒に生きるとか、誰かのそばにいたいとか、そんなことを考える余裕は傭兵時代にはありません。ただ、自分が今日生き残るために何をするべきなのかを考える毎日です。そんな日々のせいで帯刀は恋愛感情を失ってしまったというか、人を手に掛けた経験のせいで誰かと生きる権利がないと本気で思っているような感じがします。そんなことないんですけどね。一体誰が帯刀の心を溶かしてくれるのでしょうか?

入学傭兵・第127話~第129話の感想

新たな護衛対象と敵の登場です!今度の敵はフォレスト。ナンバーズ並みに手ごわい敵です。これから帯刀はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか?続きが楽しみですね!

入学傭兵・第124話~第126話のあらすじ(ネタバレあり)

家族と過ごすごく普通の日常に介入してきた 002に応戦する帯刀ですが、その口から漏れた言葉に002は驚きが隠せず、撤退してしまいます。一方で帯刀の友人の1人、片山が少しずつ友人の輪から離れ始めてしまいました。そんな片山を心配する帯刀たち。

実は片山には誰にも相談できない悩みがあってーーー⁉

入学傭兵・第124話~第126話の考察

家族の存在

帯刀にとって家族はもちろん今一緒に暮らしている祖父や妹です。ですが、辛い傭兵生活を一緒に乗り切ったナンバーズも家族同然の存在だと帯刀は語りました。今までずっと002たちが帯刀を狙う理由はナンバーズに対する裏切りと言っていましたから、家族を裏切るなんておかしな話ですよね?非人道的な性格ならやりかねないですが、帯刀はそういうタイプではありません。どうやら002たちは帯刀が仲間を裏切ったと思い込んでいるようです。なぜ、そんなことが起きてしまっているのでしょうか?

可能性があるとすれば002が帯刀に個人的な恨みを抱いていて、ナンバーズを使って復讐をしようとしていることですが、帯刀の家族発言に驚いていたところを見るとそれは無い気がします。帯刀が自分たちのことを家族だと思っているとは思わなかったっていう感じで驚いていたように見えました。なので、002の策略ではないならマッドドッグでしょうか?ですが、マッドドッグは他の話で帯刀が裏切ったせいでみたいなことを口にしていたので、帯刀の裏切りを信じている側のような気がします。もしかして、まだ私たちも知らない黒幕が潜んでいるのでしょうか?

進路

それにしても帯刀も普通の学生なんだなと思い知らされましたね。元傭兵で現凄腕護衛チームのメンバーなので忘れていましたが、帯刀はごく普通の学生として過ごしています。その進路はまだ決まっていないと本人は言っていますが、周りはこのままSWグループの護衛チームに就職するのだと思っているようです。同じ護衛チームの藤堂もこのまま就職するようなので、おそらく帯刀もそうなるでしょう。他の友人たちですと、礼子はSWグループがありますし、佐々木もどうやら実家がかなりお金持ちなので、将来を心配する必要はありません。残りのメンバーは家を継いだり進学をしたりとそれぞれなんとなくは将来が決まっている様子です。

ただ、片山だけは違いました。プロに認められるほどのゲームの腕を持つにも関わらず、片山は大学進学をしなければと必死に勉強しています。その理由は大学に行きたいから、ではなく女手一つで育ててくれた母の希望を叶えるためでした。ただ、本音を言うとやっぱりゲームの道に進みたいようですね。やりたいことと、しなければいけないことは必ずしも同じではありません。そのことをよく理解している片山は夢を諦めようとしましましたが、帯刀たち友人と他でもない母の言葉で思いは吹っ切れたようです。どうか片山のように帯刀も本当にやりたいことを見つけて、そちらの道に進んでほしいですね。

入学傭兵・第124話~第126話の感想

片山の進路が決まってよかったですね!一時は友達の集まりからいなくなってしまうのかと焦りました。しかし、気になるのは002たちの動きです。帯刀から家族と言われた002はこれから何をするのでしょうか?うーん、まだまだ続きから目が離せませんね!

入学傭兵・第121話~第123話のあらすじ(ネタバレあり)

突然の襲撃を002たちと共に乗り切った帯刀はいつもの生活に戻ります。その中で話題に上がるのは進路のこと。これからについて悩む同級生たちの中、礼子は今の生活を続けたいと話しました。ですが、帯刀はまだ将来について悩んでいるようです。

一方、 002に襲撃されたキャンプを抜け出したマッドドッグはーーー⁉

入学傭兵・第121話~第123話の考察

これからの未来

帯刀はこれからどんな未来に向かっていくのでしょうか?このままいけばSWの護衛チームに入ることになるはずですし、それを藤堂たち護衛チームの同僚も信じていました。しかし、帯刀自身はまだ将来について決めていないようです。たしかに帯刀はかなり辛い幼少期を過ごしてきました。だからこそ、帯刀は家族との生活をなにより大切に考えています。どんな仕事をしても、どんな未来を選んでも、そこに家族がいなくては帯刀にとって意味は無さそうです。

たぶんですが、礼子はSWグループで働きたいと言って欲しかったはずなので、ちょっと可哀想ですが、帯刀の気持ちもわかる気がします。幼い頃から傭兵として生きて来た帯刀にとって家族と言えるのはナンバーズくらいです。しかし、そのナンバーズも決して仲が良いというわけではなく、今では命を狙い合う関係になってしまいました。殺伐とした生活を送って来た帯刀にとって家族のぬくもりは普通の生活を送っている人たちよりも遥かに重要なのでしょう。

マッドドッグの動き

ナンバーズとの戦闘を終えて、ようやく平穏な生活が送れるようになったはずなのに、まだまだ不穏な雰囲気が止まりませんね。先日、002といるところを襲撃してきたのはマッドドッグが用意した傭兵たちでした。幸い、帯刀たちの活躍により退けることが出来ましたが、それだけで許さないのが002です。仲間たちを連れて002たちはキャンプを襲撃し、壊滅まで追い込みました。ただ、まだまだ安心できる状況ではありません。相手はマッドドッグ、ナンバーズを育て上げた凄腕の傭兵です。

どうやら周囲の人間の話からして、ナンバーズ以外にもマッドドッグを恨んでいる人間は相当数いるような感じがします。マッドドッグを恨む人たちが恨んでいるのは本当にマッドドッグだけなのでしょうか?もし、恨みの矛先がナンバーズに向くことがあれば、一番に狙われるのは001であった帯刀です。今は家族と穏やかに暮らしているのに、横やりを刺されてはたまったものではありません。どうやら、ここからまだ猛一波乱はありそうな予感です。

入学傭兵・第121話~第123話の感想

まだまだ予断を許せない状況が続きますね。背後でマッドドッグたちが動いている中、礼子の平和慣れした顔を見るとなごむところもありますが、今はそんなことを言っている場合ではありません。これから帯刀はどんな戦いに身を投じるのでしょうか?続きが楽しみですね!

入学傭兵・第118話~第120話のあらすじ(ネタバレあり)

006を助けるために002たちの元へと乗り込んだ帯刀は激しく002と殴り合いを始めます。様子を見ている004たちが手を出せないほどの鋭い応酬。そこに005たちが敵の襲撃を知らせてきました。相手は50人以上、急遽共闘することになった8人のナンバーズは銃を手に取ります。

いがみ合うナンバーズ。しかし、彼らに敵はーーー⁉

入学傭兵・第118話~第120話の考察

知らなかった過去

006を助けるために005とともに帯刀は002の元へと向かいました。そこで明らかになったのは帯刀が記憶を失っていたことです。姿を消していた5年間の衰えを一切感じないどころか、磨き上げられている帯刀の実力は訓練だけでは実現できないことをナンバーズはよく知っています。そして、その戦闘スタイルから002たちの頭をよぎったのは「傭兵M」の存在でした。一体傭兵Mとは何者なのでしょうか?

ナンバーズの話では活動区域を出ない傭兵のようですが、そんな傭兵がいるんですね。なんだか傭兵というと世界中どこでも雇い主がいる限り登場しては、鍛え上げられた腕で戦場を駆け抜けるイメージです。なのに、一箇所から動かない傭兵。それでもナンバーズに名前を知られているということは相当の実力者だと思います。そんな実力者、何人もいるはずがないのでナンバーズが言う通り「傭兵M」は帯刀なのでしょうか?

差し向けられた敵

002と帯刀が殴り合いを始めたときはどうなるかと思いましたが、まさかの敵襲で一時中断です。しかし、相手はナンバーズ。そんじょそこらの敵が喧嘩を売っても勝てないのは目に見えています。だから、50人もの敵を差し向けたのはよっぽど自分の力に溺れているバカか、ナンバーズをよく知っていて、勝つための戦力差を知っている人だと思いませんか?その予想は大当たり。なんと敵を差し向けたのはナンバーズを育て上げたマッドドッグでした。

キャンプで自分の兵隊として厳しく鍛え上げたナンバーズはその名前だけでも脅威を感じさせるほどの集団です。しかし、力を与えてしまったせいで制御が効かなくなってきた彼らを始末しようとしたという考えだと思います。ただ、考えが甘かったですね。相手はナンバーズ。それも最強と言われる001と002が揃っています。並大抵の敵では勝つどころか、一撃を食らわせることもできません。怖いのは、きっとこれだけでマッドドッグが諦めないだろう、というところです。マッドドッグはこれからナンバーズを潰すための手段をいくつも打ってくるはずですが、帯刀は大丈夫でしょうか?

入学傭兵・第118話~第120話の感想

ハラハラドキドキの対002編が終わりそうですね。ちゃんと話をすればわかりあえそうですが、帯刀と002の間には殴り合うというコミュニケーションしかない感じがします。いつか002とわかりあえる日が来るのでしょうか?

入学傭兵・第115話~第117話のあらすじ(ネタバレあり)

002に帯刀が生きていることが知られてしまった。これにより物語は大きく動き出します帯刀を守るために動く006。口を噤む005。兄の帰りを待つ032。しかし、004と008を連れた002の動きは止まりません。

そんな中、006が008に倒されてしまってーーー⁉

入学傭兵・第115話~第117話の考察

ナンバーズの絆

今までの話で002と帯刀はずっといがみ合っているというか、勝手に002が帯刀に対してライバル意識を抱いていると思っていました。しかし、それは違ったようですね。まだ幼いながらも実力を持っていた帯刀をさらに上のステージに押し上げたのは他でもない002でした。かなり荒っぽい方法ですが、002は帯刀に戦闘を叩き込み、そのおかげで帯刀は001に命じられたわけです。どうやら001に帯刀が指名されたとき、002が001じゃないことに取り巻きたちが反発しましたが、002は一切反発することなく、その下に収まりました。

それだけ002は帯刀のことを買っていたわけですよね。やり方はちょっとどうかと思いますが、002にとって帯刀はかわいい後輩のようなものだったのではないでしょうか?だからこそ、帯刀の裏切りを許せなかったというわけです。ナンバーズの関係はかなりドライなものだと思っていましたが、意外にも深い繋がりがありそうな感じがします。

002の凶刃

しかし、大事にしていた帯刀に裏切られたことで募った002の恨みはとんでもないもののようです。ただ帯刀を狙うだけなら乱暴に暴力で強制的に帯刀を引きずり出すことも可能ですが、用意周到にナンバーズに聞いて回っています。これは確実に帯刀を見つけたいという思いと、ナンバーズの中に帯刀に協力する裏切り者がいないかあぶり出す目的もあるのではないでしょうか?もちろん、その対象にはマッドドッグも入っていると思います。

だからこそ、死んだことになっていた006はもちろん、005にまで牙を剥きました。その牙はまだ完全に刺さりきってはいませんが、002ならいつかやる気がします。これから一体どうなるのでしょうか?帯刀なら002とぶつかってもなんとかなると思いますが、002が自分を探していると聞いて、帯刀は調子を崩してしまいました。この分ではこれからがちょっと心配ですね。

入学傭兵・第115話~第117話の感想

なんだかヤバい雰囲気がしますね。002が少しずつ帯刀に近づいてきています。なんとかそれを止めようと005や006が頑張っていますが、どうなるでしょうか?続きがちょっと怖いですね…

入学傭兵・第112話~第114話のあらすじ(ネタバレあり)

すべてを高橋が被る形で幕を閉じようとした西村邸襲撃事件その幕はSWグループが閉じることとなりました。いつも通りの日常に戻る帯刀ですが、キャンプに動きがあります。マッドドッグの元に集まったのはなんと002。

そして、002は001が生きていると言い出してーーー⁉

入学傭兵・第112話~第114話の考察 

意外な幕引き

帯刀が一人で圧倒して終わりになるかと思った西村邸襲撃事件ですが、終盤で大きくひっくり返りましたね。もし、このまま何もなく事件が終わっていれば、帯刀は西村邸を襲撃した襲撃犯です。理由もちゃんとあるし、相手はヤクザですから正しい行動に思えますが、社会的に見れば、帯刀は犯罪者になってしまいます。もちろん、帯刀は捕まる覚悟もあったと思いますが、高橋の登場のおかげでその可能性はなくなりました。

現れた高橋は過剰なまでに暴力をふるい、西村を挑発して見せています。このおかげで襲撃犯は高橋とその部下たちで、帯刀はその中の一人。そして、西村はかつて部下だった高橋の裏切りのような行為に腹を立て、その矛先を帯刀から高橋に変えるはずです。つまり、高橋の突拍子もない行動は帯刀を守るためのものでした。なんだか高橋らしい、乱暴ながらも優しいかばい方ですね。しかし、結局幕を引いたのはSWグループ。おかげで帯刀も高橋も危険な目に合わなくて済みそうです。

新たな展開

恐ろしいのはナンバーズの動きですね。というより、002の動きが怖すぎます。いきなりマッドドッグのいるキャンプに乗り込んできたのも驚きましたし、ナンバーズを手放せという人が乗り込んでくるとなんのためらいもなく頭を撃ち抜きました。今まで数人のナンバーズが登場しましたが、なんだか002だけは毛色が違うという、底知れなさを感じます。

他のナンバーズのように戦闘狂である感じはしませんし、ただ005や帯刀のように誰かを守ろうとする感じもしません。ただただ薄気味悪いというか、見ているとなにかされそうというか、とにかく怖すぎる存在です。そんな002が狙う001こと帯刀。一体裏切りとはなんなのでしょうか?そして、002は帯刀を本当に殺すつもりなのでしょうか?

入学傭兵・第112話~第114話の感想

一難去ってまた一難ですね。正直西村家は帯刀にとって大した敵ではありません。ただ、ナンバーズはそうではありませんよね。これからどうなるかが楽しみです!西村家がぶん殴られなかったことだけが残念でなりません。

入学傭兵・第109話~第111話のあらすじ(ネタバレあり)

高橋から警告を受けた西村の邸宅には大勢のヤクザが警戒に駆けつけます。そこに単身乗り込んだ帯刀。一見、不利に見える戦いですが、日本のヤクザなど帯刀の敵ではありません。武器を奪い、西村邸で大暴れする帯刀

そこに部下を引き連れた高橋がやってきてーーー⁉

入学傭兵・第109話~第111話の考察

手を出してはいけない人

今まで父の権力を笠に着て好き勝手してきた西村兄妹ですが、ついにそのしっぺ返しがやってきましたね。西村たちが手を出したのは最強の兄を持つ由梨奈でした。しかし、なぜ西村兄は帯刀が喧嘩に強いと知っていながら、あんな態度を取って、妹の行動を支持したのでしょうか?あの兄あってあの妹あり、というかヤクザと普通に付き合っているあの父の影響のせいであの兄妹はきっと性格がねじ曲がってしまったんだと思います。

それにしても敵に回した人が悪かったですね。今まで帯刀を相手にしてきた人で無事だった人はほとんどいませんが、西村一家は今回の事件で一番の被害者になりそうです。自業自得なので別にかまわないのですが、やったことを考えるとただ怯えさせるよりは顔面に一発入れるくらいしてほしいものです。続きでやってくれるのでしょうか?

強すぎた人

それにしても帯刀は強すぎです。たしかに今までのストーリーでも帯刀が強いことはよく知っていましたが、ここまでとは思いませんでした。帯刀が乗り込んだ西村邸に待ち構えていたのは西村が手を組んでいる地域のドン、田島が集めた50人以上はいそうなヤクザたちです。いくら帯刀が強いとはいえ、武器を持った大男たちが大勢相手では厳しいかと思いましたが、その心配は無用でしたね。

いつもの黒マスクに黒のセットアップ、黒のキャップという真っ黒な出で立ちで登場した帯刀はなんの焦りもなく、冷静に対応しています。その姿は鮮やかと言うしかなく、手ぶらで飛び込んだにも関わらず、途中で敵から奪った武器を手に取ると一気に相手を追い詰めました。さすがというか、なんというか、帯刀のこの強さの背後にはまだまだ色々ありそうな気がしてなりません。一体、なにがあるのでしょうか?

入学傭兵・第109話~第111話の感想

西村たち相手に帯刀大活躍です!あの居丈高な西村を帯刀がけちょんけちょんにするのが楽しみですね。ただ、まだ西村たちはやられてないので、ここからが楽しみですね!ガツンと一発やって欲しいところです!

入学傭兵・第105話~第108話のあらすじ(ネタバレあり)

冨田を父親が狙った。その事実は杏奈を怒らせるのには十分でした。親子でありながら、お互い強大な権力を持つ父の将司と娘の杏奈は、今回の件で完全にを分かつことになります。そんな中、体調を崩してしまった帯刀。

しかし、休んでいる間はありません。 なんとあの西村兄妹の父親、 西村議員が再び動き出しました。狙う先は議員生命に傷をつけた帯刀。ですが、敵わないとわかっている西村が狙ったのは帯刀の家族でーーー⁉

入学傭兵・第105話~第108話の考察

親子、激突

子は親の鏡とはよく言ったものですね。妹の杏奈を利用してでも、権力を得ようとするほど欲深い陽司の父親がまともなはずがありませんでした。それをよくわかっているのか、一応杏奈は父の将司にこの一件から手を引いて帰るように忠告をしましたが、予想通り将司は手を引こうとしません。そんな父を前に、杏奈は毅然とした態度を崩しませんでした。こんな家族に囲まれて育ってきた杏奈は聡い人です。きっといつかはこうして家族と袂を分かつ未来がやってくることを想像していたのではないでしょうか。

しかし、杏奈には心強い味方がいます。現在最強の権力者であるSWグループ会長である祖父も、その寵愛を一心に受ける礼子も、完全に信頼しているとは言えませんが、それでもいざというときは力を貸してくれるはず。それになにより、帯刀が杏奈の護衛チームにいますよね。帯刀にはナンバーズという心強い仲間もいますし、仁義に厚い高橋も信頼を寄せています。それになにより、富田ですよね。 酔った勢いとはいえ、大好きだと杏奈に電話してしまった冨田。これから冨田は杏奈の味方としても、杏奈との恋愛面でも活躍しそうです。楽しみですね!

西村議員、再び!

西村議員って、久しぶりに聞く名前ですよね。その息子と娘が牙を剝いたのは帯刀の妹で、帯刀によって排除されています。その時、帯刀と西村はある約束をしました。西村は自分の子供たちを二度と帯刀の妹に近付けないこと。その代わりに帯刀はあの事件の証拠を一生隠し通すこと。しかし、その証拠は高橋によって世間に公表され、西村議員はその名声に傷をつけることになりました。どうやらこのことを指して、西村は帯刀に約束を破ったと因縁をつけている感じです。

でも、それはお門違いですし、高橋はそういう見当違いな怒りが他人に向かうことを嫌うタイプの人。西村議員の怒りが帯刀とその家族に向いていると気付くなり、高橋はすぐに部下たちを護衛に向かわせました。その上で西村に俺が公表したと言った高橋は本当にかっこよかったです! ただでさえ帯刀という超強敵を相手に選んだのに、その上部下からの信頼も厚く、本人もまた強者である高橋を相手にする。これってもう西村議員の負けフラグ、立ちまくりじゃないですか?西村議員がこてんぱんにやられるの楽しみですね!

入学傭兵・第105話~第108話の感想

どうやら杏奈vs将司の親子対決の前に、西村議員vs帯刀の対決が先に巻き起こりそうですね。しかし、西村議員は一度子供たちが帯刀と高橋たちにやられているのに、こりませんね。その執念はぐるっと回って、尊敬に値する気がします。もちろん帯刀がばっちり潰してくれるのでしょうが、西村議員がどこまで抵抗するか、楽しみですね!がんばれ、西村議員!

入学傭兵・第101話~第104話のあらすじ(ネタバレあり)

陽司を連れて帰ってこい。そう帯刀に指示を出したのは SWグループの会長です。その耳に杏奈の命を陽司が狙って暗殺者を雇ったことを伝えたのは他でもない帯刀。抵抗する陽司ですが、帯刀だけでなく005たちを相手に呆気なく陽司は帯刀によって連れ戻されました。

しかし、それでも杏奈の周りにはまだはいます。 それは他でもない実父、将司目障りだった陽司がいなくなり、将司は杏奈を手中に収めようと画策を始めました。それを敏感に感じ取った杏奈が思わず足を向けたのは、他でもない冨田の元。冨田と言葉を交わした杏奈は婚約破棄を言い出しますが、帯刀に冨田の護衛を命じてーーー⁉

入学傭兵・第101話~第104話の考察

親子であろうとも

ついに杏奈の命を狙っていた兄の陽司は、その悪行がバレて、祖父である会長によって外界との接触が出来ない場所に封じ込められることになりました。しかし、それで杏奈の周りから脅威が去ったわけではありません。というより、陽司よりももっと面倒な脅威が顔を出した感じです。 今度杏奈を利用しようとしているのは父の将司。本当なら子供を守るべきである将司は、力をつけてきて自分の立場まで奪おうとした息子の陽司の失脚を喜びました。そして、今度は杏奈を利用して、さらに力をつけようと考えている感じがします。

軍事産業拡大のために杏奈の婚約者に冨田を宛がったのは陽司。しかし、どうやら将司にはもっと別の活用法を杏奈に見出しているらしく、その婚約を破棄しようとしました。それも婚約破棄の理由も責任も冨田に押し付けて。杏奈もその話を聞いた時にはショックを受けている様子でしたが、結局杏奈のほうから婚約破棄に動き出しました。将司も杏奈もなにを考えているか、まだ把握しきれませんね。

想うからこそ、遠ざけて

SWグループ会長の孫娘として生まれ、小さい頃からその権力ばかりを見られてきた杏奈はあまり恋愛経験がないように見えます。だから、冨田との婚約破棄を命じられたときに感じた、戸惑いとか、嫌悪とか、そう言う感情の理由がまだわかっていません。でも、それって傍から見ていたらどう見ても恋愛感情そのものじゃないですか?早く杏奈は自分が冨田のことを好ましく思っていることを気付いて欲しいものですが、どうやら大事に思っているのは気付いているようです。だから、自分から婚約破棄を言い出して、冨田をこの面倒な世界から引き離す決断をしました。

そうして冨田と距離を置いたというのに、用心深い杏奈は帯刀に冨田の護衛を命じています。その警戒は正解で、やっぱり将司の手の者が冨田を犯罪者にするために動き出していました。幸い、帯刀の活躍により、最悪の事態は防がれましたが、もちろんそのことは杏奈の耳に入っています。 大事な冨田を父が傷つけようとしている。この事実に杏奈はどう動くのでしょうか?これから気になりますね!

入学傭兵・第101話~第104話の感想

新たな敵登場っていう感じですね。しかも、お兄ちゃんが去ったと思ったら今度はお父さんとは、杏奈も苦労しますね。というより、杏奈の家族はまともなのおじいちゃんだけじゃないですか?あとは周りにいる護衛チームのメンバーくらい。大変すぎるので、ぜひ帯刀に力を貸してほしいですよね。早くお父さんもぶっ飛ばして、冨田とラブラブする杏奈が見たいです!

入学傭兵・第97話~第100話のあらすじ(ネタバレあり)

記憶を失ってからキャンプで過ごしていた壮馬しか知らない005はまだ平和な世界で生きる穏やかな壮馬に驚きが隠せません。いきなり家族に紹介され、戸惑う005に壮馬が渡したのは 006との唯一の連絡手段である携帯複雑な感情のまま、005はそれを受け取ります。

その携帯が鳴ったのは休暇の間中、杏奈を守るための冨田と入れ替わるように壮馬が杏奈の警護に着いた頃。なんとその電話を鳴らしたのは006で、その手には陽司から送られてきた杏奈の写真があってーーー⁉

入学傭兵・第97話~第100話の考察

家族の存在

家族って血が繋がっているだけの関係を指す言葉ではありませんよね。もちろん、血の繋がりも家族に大事なことだとは思いますが、それよりも大事なのは心の繋がりだと思います。一緒に人を大事に思って、命を賭けてでも守りたいと思えて、一緒に過ごす時間が大事だと思えたら、もう家族ですよね。 それは壮馬がいたナンバーズの仲間たちも同じだったはずです。

記憶を失って、傷だらけだった壮馬を迎え入れたのは過酷なキャンプでした。厳しい訓練に、いつ命を失うかわからない極限の状態。その中を壮馬は生き抜き、ナンバーズという最強の部隊を任されるまでになりました。もちろん、壮馬の才能や努力もあったと思いますが、訓練だけでなく寝食を共にしたナンバーズの存在は大きかったようです。

だからこそ、久しぶりに再会した005を壮馬は家族に紹介しました。そして、そんな壮馬の想いに応えるように005は本名を教えています。マヤと名乗った005もこれで壮馬の仲間になりましたね。かなり強力な仲間、いえ家族ですね。

陽司の作戦

杏奈や礼子の周りを固めるのはSWグループが誇る護衛チームだけではありません。その中には壮馬もいますし、壮馬は少しずつですがかつての仲間であるナンバーズとも連絡を取り始めています。まだナンバーズの中には壮馬を信じていない者もいますが、自分たちを信頼してくれる壮馬に応えようとしてくれているのは皆同じ。しかもそこに部隊に戻ってしまったとはいえ、冨田などもいることを考えるとほとんど最強の布陣とも言えます。

しかし、そんなことを知らないのか、それとも侮っているのか、陽司はまだ杏奈の命を奪い、礼子を利用してSWグループを手に入れることを諦めている様子はありません。そのために今までアイアンを使ってきた陽司ですが、なかなか上手く行かないことに業を煮やして、新たな刺客を投入するつもりです。そうして連絡を取ったのはなんと006。あれ、陽司詰んでませんか、これ?

入学傭兵・第97話~第100話の感想

感情表現が少ないせいか、冷たく見える壮馬ですが、その中身はかなり優しい人ですよね。だからこそ、礼子は壮馬に想いを寄せますし、友人たちも壮馬を慕ってくれています。それはナンバーズの生き残りたちも同じみたいですよね。徐々に壮馬をリーダーにした最強チームが出来上がりつつあります。これは期待大ですね!

入学傭兵・第94話~第96話のあらすじ(ネタバレあり)

思わぬ形で001こと帯刀と相対することになった005。激しい戦闘の中で、かつて命を奪われた仲間たちに手を掛けたのが帯刀ではないことを知ります。

そして、006や032など死んだと思っていた仲間たちの生存も知った005は杏奈を狙う任務を放棄することにしました。
何者かに命を狙われている以上、任務を続行することは出来ないからです。

そうして立ち去った005を見送った帯刀は一連の騒動が終わったことをSWの会長へと報告に向かいました。その席で帯刀は自身の過去について重たい口を開いてーーー⁉

入学傭兵・第94話~第96話の考察

アイアンの目論見

005と帯刀が顔を合わせたときはどうなるかと思いましたが、お互い怪我も無さそうで安心しました。

今回のことで気になったのはかつて帯刀たちが所属したキャンプを管理していたアイアンの企みです。たしかに反乱を主導した帯刀たちの命を狙うのはわかります。しかし、なぜ反抗心はあれど、任務をちゃんとこなす生き残りのナンバーズである005たちの命まで狙うのでしょうか?

たしかに彼女たちのボス、マッドドッグは帯刀の生存をアイアンに隠してきました。ですが、ナンバーズが忠誠を誓っているのはマッドドッグではありませんし、その存在がアイアンに与えた恩恵は莫大なものです。ただマッドドッグの裏切りに対する制裁なら、マッドドッグのみを対象にすればいい話です。

なのに、今回アイアンは任務中の005にまで手荒すぎる刺客を向けました。一体その目論見とはなんなのでしょうか?

帯刀の過去を知って

いままで帯刀はキャンプでの過去をひた隠しにしてきました。なので、SWの面々は帯刀が超優秀な傭兵だったとしか知りません。しかし、今回の件で帯刀の過去を話さないわけにいかなくなりました。

杏奈の命を狙っていた凄腕の005という暗殺者が傭兵時代の知り合いというには少々無理があります。そして、そんな人物と対等に話すことができ、撤退まで決断させることが出来る高校生の正体がただの傭兵というのは信じがたいですよね。

おそらく次回明らかにされる帯刀の過去。それを知った会長たちはどんな反応をするのでしょうか?怒り、呆れ、悩み、想像できる反応はいくつもありますが、わかるのは帯刀の話を聞いているのがSWグループという巨大な組織をまとめ上げる会長ということです。

思慮深い会長なら話を聞いても帯刀に対して悪い選択はしないと思います。

入学傭兵・第94話~第96話の感想

帯刀無事でよかったですね!今は敵対してしまっていますが、かつて一緒に戦った仲間でもある005も無事そうでよかったです。

それにしてもまだまだアイアンの企みが見えませんね。なぜ005たち、ナンバーズの命を狙うのでしょうか?そして、SWグループに近付いた理由も気になります。

単純にお金目当てという感じがしないのでこれから明らかになるであろう真実、続きが楽しみですね!

入学傭兵・第92話,第93話のあらすじ(ネタバレあり)

月曜日の21時、006との連絡用携帯に電源を入れると知らされたキャンプとマッドドッグの現状。それを聞いた壮馬は翌日の杏奈の警護中に、自分たちの方を向く銃口に気が付きます。銃を構えていたのは、005。彼女はかつての同胞で、今は陽司からの依頼を受けたアイアンの命を受け、杏奈の命を狙っていました。


スコープの向こうに見えた人物が001こと壮馬だと確信した005は彼を狙い、ナイフを取り出します。
そして富田と杏奈との食事を終えた壮馬襲撃して–––––––⁉

入学傭兵・第92話,第93話の考察

マッドドッグの誤算

あの時、壮馬を含めたナンバーズを殺害するために所在地丸ごと襲撃したマッドドッグ。しかし、001こと壮馬や006はその戦火を逃れ、生き延びていました。

あの時点で作戦が失敗したとあれば、マッドドッグの立場はかなり不安定なものになります。だからこそ、マッドドッグは全員殺したとアイアンに報告したわけですが、それも最近怪しまれ始めました。

そんな中、マッドドッグに下った杏奈暗殺の依頼。これに乗じて壮馬の抹殺を企みかねませんよね。ですが、そう上手く行くでしょうか? 相手は他でもない壮馬。しかも周りにはたくさんの仲間と006たちもいます。

陽司の目論見

祖父から溺愛される礼子のことを、SWグループの持ち分を多く持つ道具としか見て来なかった陽司。しかし、礼子は道具ではありません。自分の手の内に入れた便利な道具だったはずの礼子は徐々にその呪縛から逃れ、少しずつ自分の意志で動き始めます。

その中で礼子に近付いたのは他でもない陽二の妹、杏奈。彼女は兄とは違い、礼子のことをちゃんと人として見ています。これで礼子が杏奈との交流を深めれば、陽司のSWグループを手中に収める計画は失敗。

まだ陽司は諦めていないどころか、アイアンを使って邪魔な杏奈を排除しようとしています。妹の命まで権力のためなら狙う陽司。恐ろしい男ですね。

入学傭兵・第92話,第93話の感想

油断ならない展開が続きます。ついに陽司は妹の命まで狙い始めました。そして、その命令を受けたのはアイアンからの信頼を失い始めているマッドドッグ。SWワールド、そしてナンバーズまでもを巻き込んだ今回の事件はさらに大きな嵐になりそうです!

入学傭兵・第90話~第91話のあらすじ(ネタバレあり)


あの日から友達にも会わず、引きこもっている礼子。ついに陽司の命令で留学に旅立つ日がやってきます。そんな礼子を引き止めたのは、他でもない帯人と第3護衛チームの面々でした。彼らの姿に勇気をもらった礼子は、陽司に反発します。さらに杏奈と会長も出てきて礼子を援護したため、さすがの陽司も諦めることしか出来ません。
しかし、諦めたのは今回だけ。もう二度と礼子に関わるなと会長に言われたにも関わらず、陽司はアイアンに連絡をして––––––⁉

入学傭兵・第90話~第91話の考察

初めての反発

今までの礼子だったら、陽司に反発することなんてできませんでした。しかし、そんな礼子を変えたのは自分を守ってくれる帯人や護衛チームの存在です。

ここにいたいと望むことは間違いではありませんし、本当であれば、自分の人生の行き先を従兄が決めるなんておかしな話ですよね。それでも礼子は耐えてきましたが、それは仲間がいなかったから。

でも、今は違います。駆け付けてくれた帯人や護衛チーム、そして杏奈までもが仲間で、今回は電話での登場になりましたが、会長もまた礼子の仲間です。もうこれからの礼子は言いなりになんかなりませんよね!

諦められない野望

会長から二度と礼子の人生に関わるなと言われた陽司ですが、その程度のことで陽司が野望を諦めるとは思えません。今まで数々の親族を蹴落とし、従妹である礼子まで利用して、SWグループの会長に登り詰めるために手段を選びませんでした。

それにも関わらず、今回反発したのは道具のように使ってきた礼子。プライドの高い陽司がそんな礼子を許すとは思いませんし、より周到な手を使って礼子を手に入れ、自分の野望のための結婚をさせようとするはずです。 頭が切れるだけあって厄介な敵。一体これからなにを企むのでしょうか?

入学傭兵・第90話~第91話の感想

礼子かっこよかったですね! きっぱりと陽司に反発した時は本当に感動してしまいました。

今はまだ帯人や護衛チームの存在があって勇気を出せていますが、このまま礼子が成長すれば陽司とも十分渡り合える存在になるはずです。続きが楽しみですね!

入学傭兵・第86話~第89話のあらすじ(ネタバレあり)

SWグループからの金銭的援助をきっぱりと断った壮馬。そんな壮馬に目を付けたのは、礼子の従兄陽司でした。会長である祖父の前でも張り付けた笑みを崩さない陽二は、礼子の誘拐やルインスの件を聞いて壮馬を睨みつけます。その視線から壮馬を助けるために、礼子は陽司を食事に連れ出しました。


食事の席で陽司が口にしたのは、ルインスに礼子との結婚勧めたという衝撃の事実でした。礼子の結婚相手はすべて自分が決めるという陽司に、礼子は反抗します。そんな礼子の元に助けに入った陽司の実の妹、杏奈も陽司に対して反抗心を露わにしました。陽司の目的は、礼子の持つSWの持ち分です。そのために小さい頃から礼子を手の中に収めてきました。
それでも逃げ出そうとする礼子。ついに陽司は、護衛チームを交代させるという強硬手段に出ます。
陽司が連れてきたのは アイアン、世界的な民間軍事企業です。契約で結ばれた彼らに礼子を守らせながら、その間に礼子を留学に行かせてSWにとって有益な人物と結婚させるのが陽司の計画。誰も逆らうことが出来ずに陽司の思惑通りに事は進んでいきますが、目を盗んで礼子は壮馬に会いに来ました
他愛もない話の後、礼子が口にしたのは陽司の命令で留学に行くこと。壮馬や潤、友達たちのおかげで幸せな日々を過ごせたと悲しそうに礼子は笑いました。翌日会長の元を訪れた壮馬は、今の礼子には家族が必要だと忠告します。

入学傭兵・第86話~第89話の考察

最強の敵、現る?

ルインスが出てきた時もかなりの強敵だと思いましたが、今回の陽司ほどではありませんでしたよね。陽司は登場初回から怪しい、なにかを企んでいるような雰囲気を醸し出しています。

しかも、小さい頃から礼子を狙っていたということは相当野心家なはず。祖父から溺愛されている礼子を利用して、SWグループを手に入れようと考えているのなら、礼子の恋愛感情は邪魔でしかありませんよね。それなら壮馬と離すのも頷けます。SW内でも強力な権力をもつ陽司には今のところ、誰も逆らえません。 一体礼子と壮馬はどう立ち向かうのでしょうか?

初めての抵抗

権力も知恵も持ち合わせた強敵、陽司に小さい頃から礼子が逆らったことはありません。そして、ルインスとの婚約も陽司が仕組んだことと聞いても、礼子は怒りますがその感情を口にすることはありませんでした。 しかし、さすがに留学して、その間に婚約させると言われた時はしっかりと反抗しましたね。結ばれるかはまだわかりませんが、礼子には壮馬がいます。勝手に他の人との結婚を決められたら、我慢できませんよね。

そして、護衛の目を掻い潜って壮馬にも会いに行きました。このまま、礼子が陽司に反抗し続ければ、活路は見えるかもしれません。

入学傭兵・第86話~第89話の感想

また強力な敵が出てきましたね。しかも今回はSWグループ内でも強力な権力を持つ従兄です。さすがの会長も陽司を前にして、測り切れないという表情をしていました。陽司を中心にした台風、これから進路をどう取るのでしょうか?

入学傭兵・第85話のネタバレ

礼子の祖父、SWグループの会長に呼び出された帯人に提示されたのは特別ボーナス帯人がルインスを助けたおかげで、SWグループは莫大な利益を得ました。その礼にと護衛チームとはまた別にボーナスをもらえると会長から言われた帯人は、首を横に振ります。


しかし特別ボーナスをもらった護衛チームと食事を終えた帯人は、考えがかわりそうになります。それは帯人より少し遅れて帰って来た祖父が、腰を痛めていたから。自分たちのために無理して働いている祖父のためにと帯人は会長の申し出を思い出しますが、祖父の暖かい思いに納得するように頷き、断る決意をします。

入学傭兵・第85話の考察

SWグループにとっての帯人

今回の件で帯人の存在はかなり大きなものになりましたね。今までは会長の愛孫娘、礼子の大事な人で護衛チームの見習いというだけでした。 しかし、今回はルインスを助けたことでグループに莫大な利益を与えています。しかも、特別ボーナスを断ったことで欲のない人物だと会長に認識されたはず。もしもこれから先、礼子との結婚話まで話が進んだ時、きっと会長は帯人の味方をしてくれると思います。未来に向けて、強い味方を得ましたね。

祖父の思い

帯人が真っ直ぐ育ったのは祖父の存在が大きいようですね。まだ帯人や妹が小さいときに2人は両親を亡くしています。それから男手一つで2人を養ってきました。2人の学費や生活費はもちろん、一緒に住みながら2人の面倒も見てきました。 しかも、帯人の両親の死亡保険金には手を付けていないっていうからすごいですよね。もしも、帯人があの特別ボーナスを受け取っていたら祖父は仕事を辞められたかもしれません。でも、自分で働いて2人を育て上げたいという祖父の思いを踏みにじることになります。なんだかいい関係ですよね。

入学傭兵・第85話の感想

帯人は本当に欲のない人ですね。きっと帯人にとって一番の贅沢は家族や大事な人たちと過ごす穏やかな時間じゃないでしょうか?これからも帯人はその時間を守るために戦い続けるはずですよね。これからの帯人の活躍が楽しみですよね!

入学傭兵・第81話~第84話のネタバレ

武史が監禁されている場所に突如現れた帯刀帯刀は襲い掛かってくる屈強なボディガードを物ともせず、北島の前に向かいます。慌てた北島は銃を取り出しますが、帯刀の脅威ではありません。あっさりと北島を帯刀が制圧したその時、部下を連れた高橋が乗り込んできます。


元々北島は、義理人情に厚い高橋が目障りでした。しかしそれは高橋も同じ帯刀が去った後部下たちに命じ、手負いの北島に落とし前を付けさせます。
その頃、家に帰った帯刀は夜更かしは止めてと妹に注意されていました。今回帯刀がわざわざ足を運んだのは、高橋に恩義があったから。帯刀もまた義理を通したことになります。

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実は昔、高橋はスーパー銭湯に住んでいたことがあります。それは武史の祖母に足の手術を受けさせるため、その資金作りに家やあるものすべてを売り払ったからです。おかげで悔いなく祖母を見送ることが出来た武史。ベッドの上で目を覚ますと武史は、命を張って当然だと、涙を流す高橋に笑いました。

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その頃、潤と一緒に居た帯刀は桜田女子高校の美人で有名な2人にナンパされていました。しかし、2人とも連絡先を教えることはありません。帯刀は警戒しているから、潤は帯刀の妹の存在があるからです。
おかげでプライドを傷つけられた美人2人の内の1人、如月は翌日周りから帯刀の情報を得ようとしますが、それも失敗して––––––⁉

入学傭兵・第81話~第84話の考察

義理人情

高橋は本当に義理人情に厚い男ですね。それは決して彼がヤクザだからと言うだけではないと思います。でなければ、高橋が独立するとき、武史を始めとした大勢の部下が付いてきませんし、それに帯刀が手を貸すこともなかったでしょう。そんな高橋と正反対なのが北島。確かに彼の残虐性はヤクザに必要なものです。しかし、いくらビジネスやヤクザとしての素質があっても人が付いて来ないんじゃ意味はありません。もし北島が高橋くらい義理人情に厚かったら、もしくは北島が高橋だけでも大切にしていたら、こんな結末は迎えなかったでしょう。

帯刀のこれから

これで周囲の騒ぎは一段落しましたね。ストーリーの流れからしてどうやら恋愛パートに入る予感です。 ここ最近は帯刀の有能さが如実に表れた内容でしたから、もしも礼子と良い仲になってもきっと彼女の祖父は認めてくれそうですよね。 今回も祖父から帯刀は仕事を任されていましたし、期待大です。ただ、気になるのは帯刀の鈍感さですよね。ナンパされたときも自分の連絡先を聞きに来たスパイだと疑っていましたし、礼子がアプローチをしてももしかしたら気付かないかもしれません。頑張れ!礼子!

入学傭兵・第81話~第84話の感想

もう今回は最初から最後までページを捲る手が止まりませんでした!とにかく今回言えるのは帯刀と高橋がかっこよすぎることです。帯刀は強すぎますし、高橋は部下を大事にする良い男でした!これからも2人の活躍が楽しみですが、その前に礼子と帯刀の関係ですよね。これからどうなるのでしょうか⁉

入学傭兵・第78話~第80話のネタバレ


高橋の元を北島が訪ねた目的は、高橋を仕事に誘うため。ですが、高橋はその申し出をきっぱりと断ります。幸い北島は大人しく食い下がりましたが、それで仕事を諦めるような男ではありません。 翌日、高橋の元に店が襲われたと報告が入ります。
防犯カメラのデータは消され、襲われた店員たちの証言は襲撃者が2人ということだけ。犯人を捜そうと高橋は方々を調べ回り、手掛かりを探しました。ですが、証拠はなにも出てきません。悩む高橋の元を帯刀が訪ねました。手には、日頃のお礼にと妹が作ったお惣菜が握られています。
珍しく自宅を訪ねてきた帯刀をもてなそうとする高橋の元に、また電話が掛かってきました。部下の武史が行方不明になったと聞いて、焦って向かった高橋に2つの店舗がさらに襲われたと報告が入りました。
そこでまた高橋の電話が鳴ります。
相手は北島今回の犯人です。雇い主は高橋の支援者たちでした。前に高橋が支援者の1人である議員の弱点をバラしたことで、いつか自分たちも同じ目に合うのではと怪しんだ支援者たちがその前に高橋を始末するために北島を雇ったようです。
電話の向こうから聞こえるのは、拷問に耐える武史の声。いち早く北島が怪しいと気付いていた武史は尾行中に捕まってしまい、見せしめに殺されようとしています。電話の向こうから聞こえてきた大きな音に、高橋は目を見開きました。
しかしその音は銃声ではなく、扉を蹴破った音
武史が監禁されている場所に突然現れたのは、帯刀で––––––⁉

入学傭兵・第78話~第80話の感想

北島の目的

電話の向こうで北島は高橋が以前議員の弱点を漏らしたことが原因だと言っていましたが、それだけではないと思います。北島は高橋や他の男たちが恐れるほど危険な人間。それに高橋を仕事に誘いに来た時、断られて目つきが変わったように見えました。 おそらく北島は断られると思っていなかったか、断ったことで手を下そうと決めたんじゃないでしょうか。高橋に手を噛まれたのは北島も同じ。今まで面倒を見てきた高橋に断られて、北島はひどく怒った。だから、部下の武史にまで手を出したような気がします。部下を大事にする北島はそれが一番傷つきますから……。

帯刀と高橋の絆

高橋の危機に駆け付けたのは帯刀です。まさかの登場でしたが、高橋の家を訪れた時に聞いた電話の内容から危機を察知して、自分なりに調べて駆け付けたようでした。傭兵あがりで以前行われた護衛対決でも勝ち続けた帯刀にとって、北島たちなど敵ではないはずです。ぜひぼっこぼこのけっちょんけっちょんにしてほしいですね。そして、帯刀がそこまでしたのは妹が言っていた通り、なにかとお世話になっているから。帯刀は自分を大事にしてくれる人を大事にする人ですから、高橋もまた帯刀には大事な人なんだと思います!

入学傭兵・第76話,第77話のネタバレ


ルインスと礼子の護衛同士の戦いは、壮馬の圧倒的な強さで礼子側の勝利。それでもルインスは礼子のことを諦めた様子はありません。壮馬にヘッドハンティングまで持ちかけますが、あっけなく断られてしまったルインス。ですが、それよりも大事なことが明日あります。
翌日、帰国前日となったルインスは礼子に再度婚約の話を持ちかけました。まだ一日あるという礼子に"回答は待つが、自分たちのような立場の人間が恋愛結婚なんてできるはずがない。"とルインスは笑いました。
お互いに有益な結婚をしよう。帰りの車の中でルインスの言葉に悩む礼子の横顔は、どこか沈んでいます。その横いる壮馬は、ふと窓の外にある男を見つけました。頬に大きな蜘蛛のタトゥーがある男。その男を傭兵時代に見たことがある壮馬は、車を飛び降りて男を追いかけます。
男を追って辿り着いた先は、ルインスの宿泊するホテルです。ルインスの部屋では内通者からルインスが、兄の弱点の入ったデータを受け取っていました。そしてそこに銃を持った怪しい男が飛び込んできます。実はこの男は次男の手の者で、データがルインスに渡る前に抹殺しようと送り込んできた人間でした。
幸い彼の後をつけていた壮馬のおかげで怪我人は出たものの、ルインスは無事。そしてルインスはSWに大きな借りを作ることになりました。そのため翌日の帰国の時、礼子が婚約を断ってもルインスは強く出ることが出来ません。その代わり壮馬にいつでも良いポジションを用意するとだけもう一度声を掛けて、飛行機へと乗り込みました。
ルインスも去り、落ち着いた礼子は壮馬をカフェに誘います。
"壮馬くんの夢って何?"と礼子は首を傾げました。いつかまた、結婚をビジネスの手段として使わなければいけない時があるとルインスに言われたからです。もしも壮馬の夢が自分以外のところにあるならと思って聞いた質問ですが、答えは"今が大事だ。"というもの。
血で血を洗うような傭兵時代を過ごした壮馬にとっては未来は遠すぎるところにあります。
その日の夜、礼子は従姉の元を訪ねました。そして"自分の望みを叶えるために手を貸して欲しい。"と伝えます。そのために礼子が言い出したのはSWグループを従姉に継がせることでした。

一方その頃、高橋圭吾の元を北島弘道が訪ねてきて–––––?

入学傭兵・第76話,第77話の感想

ルインスは礼子のことを諦めてくれましたね。彼もまた後継者争いの中で生きている人ですから勝ち抜くための手段を選んでいられなかったようです。しかし、礼子もようやく今回のことで自分の立場と向き合うようになりました。いままでは祖父に溺愛されるお嬢様と言う感じでしたが、最後のほうの礼子は凛々しい女性に変わっていました。これからの礼子が楽しみですね!
そして、北島の元でも不穏な動きがあります。一体なにが起きるのでしょうか⁉

入学傭兵・第74,75話のネタバレ


礼子のそばにいる壮馬が気に入らないルインスは、護衛同士で戦わせようと提案しました。礼子は彼らは見世物じゃないと断りますが、黙っていないのが彼女の従姉です。従姉は第二チームならと許可を出しました。そして、礼子の心配は的中。第二チームに所属する壮馬も前に出ます。
さっそく初戦から登場した壮馬。すでにルインスによって痛めつけろと命令を受けている相手にも関わらず、壮馬は簡単に相手を倒しました。それもそのはず、壮馬はいままで護衛チームの中の組手で一度も負けたことがない実力者です。
次は誰を出すと両チームがざわつく中、壮馬は手をゆっくりと伸ばしました。
伸ばしたその先にいるのはルインス。勝ち抜き戦を望んでいると気付いたルインスは、歯噛みします。もちろん、ルインスの護衛たちだって弱いわけではありません。ただ壮馬が強すぎるだけです。
さすがに2人も倒されれば、壮馬の強さにルインス側も気付きました。距離を取り、タイミングを計ってから体勢を整えて攻撃をする。かなり慎重になりますが、それでも壮馬には勝てません"次の対戦相手を。"と望む壮馬は、必ずルインスのほうを向いています。
挑発されていると怒るルインス。しかしこのままじゃ負けると護衛チームのリーダーが言い出しました。もし勝ったとしてもすでに3人倒されている状態で、面目を保つことは出来ません。それに元々壮馬の顔に泥を塗るための親善試合。壮馬が一度勝った時点で、作戦は瓦解しています。
ついにルインス側からの申し出により、終了した親善試合。仲間たちから賞賛される壮馬、気分の晴れた礼子、壮馬をじっと見つめる従姉とルインス。様々な思惑が絡み合っています。
その日の夜、礼子は笑顔で祖父に親善試合の結果の報告をします。一方ルインスは壮馬に引き抜きの話をしていました。条件は破格のものですが、それでも壮馬が首を縦に振らないとわかると今度は、"礼子のそばから離れろ。"と直球で要求を伝えます。
ですが、壮馬はまたも頷くことはありません。
静かに去っていく壮馬の背中を、ルインスは睨みつけ……?

入学傭兵・第74,75話の感想

さすが壮馬!すかっとかっちり勝ってくれましたね!もちろん負けるなんて一ミリも思っていませんでしたが。
それにしてもルインスの礼子への執着が恐ろしいですね。あとは礼子の従姉が壮馬に向ける視線も気になります。ルインスにとっては壮馬が礼子のそばからいなくなれば、礼子が手に入れられるはずです。そして、従姉にとっては強力な護衛と祖父からの寵愛を一身に得る礼子が邪魔で仕方がありません。あれ、ルインスと従姉の利害、一致してませんか?

入学傭兵・第72,73話のネタバレ

弟を虐めている女子生徒には報いを受けてもらうと宣言した姉に連れられて、教室を出て行った建斗。建斗をを見送った壮馬、由利奈、礼子、藤堂は、一緒に晩御飯を食べることになりました。そうして4人が囲むテーブルの上には、壮馬が作った料理が並びます。


壮馬との楽しい時間を楽しんだ翌日、日本にやってきたルインス・ベルリーという男は礼子に婚約の話を投げかけました。以前にもベルリーグループの三男である彼から婚約を勧められましたが、礼子は断っています。今回も壮馬に見られたくないと話しを逸らそうとしました。
しかしそれでも諦めないルインスに、思わず壮馬が口を挟みます。その態度に2人の間に何かあると勘付いたルインスは、礼子以外を退出させると"婚約を断ったのはあのボディーガードが原因だろう?"と笑いました。ですが、その上で婚約をしてからあいつと付き合えばいいとも言います。
そもそもルインスの目的は、SWとの繋がりを作るため。礼子はSWの中でも権力が弱く、ルインスと結婚すれば権力が得られるのは目に見えています。つまり、お互いの利害が合致した結婚。恋愛感情は別で発散しろと言ったルインスは、部屋を出ると壮馬に"調子に乗るな。"と釘を刺しました。
その日の夜、礼子はあからさまに自分を嫌う従姉から叱責を受けました。ルインスのスケジュールが予定通りにいかなかったこと、そして話は礼子が甘やかされているところまで発展します。祖父から特別に甘やかされ、いずれ権力を得ることが目に見えている礼子。そんな彼女に、責任を負う覚悟をしろと従姉は強く言いつけました。

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翌日、会議の場でルインスは壮馬を睨みつけます。部下に調べさせましたが、壮馬には礼子に見合うものがなにもありません。それなのに礼子に気に入られているからと彼女のそばにいる壮馬。
そんなルインスは場所を訓練所に移すと、礼子にこんな提案をしました。<SW護衛チーム 対 ルインス護衛チームの親善試合>
壮馬が礼子の護衛にふさわしくないと笑ったルインスの言葉に、礼子の反応は–––––––⁉

入学傭兵・第72,73話の感想

ルインス、やっちゃいましたね。冒頭から嫌な奴過ぎましたが、壮馬に喧嘩を売るのは絶対に間違ってます。だって、いくら見習いって言ったって皆さんご存じの通り、壮馬は見習いを飛び越えた超人クラスの強さを持っています。きっと次の話からは壮馬の無双伝説のスタートだと思います!ルインスチームぼっこぼこにして礼子をかっこよくかっさらってほしいですよね!

入学傭兵・第70,71話のネタバレ

勝司とその仲間は、壮馬の返り討ちにあいボコボコにされる!さらに今後はイジメをしないと誓わされ……

勝司の仲間たちが、騒ぎを聞きつけてやってきました!
彼らは壮馬に対して"マスクを外せ!"と殴りかかってきます。

しかし少人数でかかれば返り討ちに合うことが見えていたので、勝司は仲間たちに一斉に飛び掛かるように命令します。

多勢に無勢ですが、果たして壮馬は……。


建斗が教室へ戻ろうとしていると、何やら教室の前に生徒たちが集まっているのが目に留まりました。

その直後、教室内から勝司の仲間の一人が吹き飛ばされてきます!
どうやら壮馬が、勝司の仲間たちを全員返り討ちにしたようです。

完全に壮馬に畏怖する勝司。彼は、なんで自分たちにこんなことをするんだと文句を言います。

壮馬はそれに対して、"お前は人を虐めるときに理由があるのか?"と尋ね返してきました。さらに、次にまた誰かを虐めたりしたらただじゃおかないと脅してきます。

勝司は負け惜しみなのか、壮馬のことを映画の見過ぎだぞとバカにしました。
しかしその言葉は壮馬の逆鱗に触れ、勝司は顔面をボコボコにされ、二度とイジメをしないことを誓わされます。

その光景を見つめていた建斗。
すると勝司が建斗に気付き、"見てるんじゃねぇ!"と怒鳴りつけてきました。

それを聞いた壮馬は、すぐに戻ってきて再び勝司を痛めつけます。

なんと壮馬今度は勝司の指を一本折ってしまいました。
壮馬は、約束を破ったらこうしてすぐに来るからなと念を押してきます。

去り際に壮馬は、"これで飯代は返したからな。"と言い残していくのでした。



梨々花も弟を虐めていた女生徒に「罰を受けてもらう」と宣言

翌日、学校は強すぎる謎の生徒(壮馬)の話題で持ち切りでした。
権斗も、あの上級生は一体誰だったのだろうと考えを巡らせています。

するとそこに建斗の姉の梨々花が現れ、いきなり建斗に帰り支度をするように命じてきました。

梨々花は教室内で、弟を虐めていた女生徒にも罰を受けてもらうつもりだからと強気に宣言します。

自分がいじめられているせいで姉に心配をかけてしまっていることが情けなくてたまらない建斗は、目に涙を溜めるのでした。

そんな彼らのことを、遠くから壮馬が見守っているのでした。


その後、壮馬・由利奈・礼子・藤堂は一緒に買い物にいくことになります。 由利奈はそこで一緒に晩御飯を食べようと提案してくるのですが……。



入学傭兵・第70,71話の感想

大胆かつ乱暴すぎる形でしたが、勝司による虐めは一件落着を迎えたようです。弟を思う梨々花の姿が輝かしかったですね。ただ梨々花の噂が広まって別の形で建斗がハブられたり弄られたりしないかが心配ですが……。なんだか建斗が悪い意味で目立ってしまうような気もします。

料理は壮馬が作るみたいでした!どんな料理を作るんでしょうね~!

入学傭兵・第1~69話のネタバレ

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