酒と恋には酔って然るべき・第50話のネタバレと感想｜エレガンスイブ6月号

2022年「エラガンスイブ」6月号に掲載されている「酒と恋には酔って然るべき」第50話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

同僚の新庄と大崎の結婚祝いに駆け付けた松子と今泉。結婚を意識し始めた松子ですが、結婚はタイミングだと言われ、考え込んでしまいます。そんな中、仕事中にすき焼きが食べたいと今泉からリクエストを受けた松子はさっそく用意を始めました。
今回松子が選んだのは<上撰　白鶴　サケパック>。料理酒もないという今泉の家で、料理酒兼飲酒用に丁度いい大きめの2リットルパックです。買い物を終えて、今泉の家に行くとなんとお揃いのグラスを取り出しました。松子はお揃いというところにときめきますが、百円均一の商品だと聞いてちょっと気まずい思いをします。
もちろんグラスに罪はありません。さっそくお揃いのグラスを使って、白鶴を燗にした松子と今泉はすき焼きに舌鼓を打ちます。話題はこの前の新庄達とのホームパーティーで、松子と今泉の関係を明らかにしなかったこと。松子としては話したいと思っていますが、"面倒なので言いたくありません。"と今泉に言い切られてしまい、なにも言い返すことが出来ません。
最近恋人らしい日々が続いていたせいか、甘えてしまった。そう反省した松子は、翌朝今泉に無理を言って悪かったと謝ります。気にしていないと言いながら今泉は、ことんと松子の目の前にグラスを置きました。
昨晩と同じ百円均一のグラス。しかしそのグラスには松ぼっくりの絵と、松子の名前が書かれています。"松子さん専用ですよ。"初めて名前を呼ばれた松子は、グラスを見ながらぐっと感傷に浸ります。
すっかり機嫌も直った松子が冷凍庫から取り出したのは、<玉乃光　純米吟醸　みぞれ酒　青パック>です。シャーベット状からお燗まで楽しめる万能なお酒は、湿気の多い梅雨の時期にピッタリ。それを飲み干した今泉は、まだ飲むつもりらしく白鶴に手を伸ばしました。
そんな今泉を見て、松子はペンを取ると白鶴のパックにグラスと同じマークを書きました。
"ボトルキープじゃないけど、キープパックだよ！"と松子は笑いますが、今泉には松子の書いた松ぼっくりがドリアンにしか見えないのでした……。

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今泉も素直じゃないですねー。これで名取が本気で松子を奪おうとしたら必死になる癖にとか思いながら読んでしまいました。あ、ちょっとそれ見てみたいですね。いつも松子を手の上で転がしているような冷静な今泉ですが、大きく動揺したところも見てみたいです。今回は松子と今泉が中心のほっこりしたないようでしたが、バチバチの恋愛回も楽しみですよね。次回はどんなお話でしょう？